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ビスホルン間近 トゥルトマン小屋
オートルート(オプション): スイス トゥルトマン谷
では、トゥルトマン小屋(Turtmannhutte)からの展望を少し紹介します。
ここは、ドイツ語圏なので山小屋は、仏語のキャバン(Cabane)から、ヒュッテ(Hutte)と呼ばれるようになっています。 同様に、谷はVal(ヴァル)からTal(タール)ですね。
<トゥルトマン小屋>
小屋到着後、暗くて狭い屋根裏部屋には居れず、外を散策しました。 そのとき、小屋を入れて周囲を撮影したものです。ビスホルン自体は画面の左側外なのですが、左橋にビスホルンから流れ落ちるトゥルトマン氷河の氷瀑が良く見えています。
<輝くビスホルン>
早朝、ビスホルンが赤く輝きました。 望遠で見ると、荘厳でしたね。
この日は、夜明けの一瞬のみ晴れで、後は雲に覆われてしまいました。 残念です。
<ビスホルン側の展望>
日の出後数時間たったあとなのですが、既に雲に覆われてしまいました。 ビスホルン側を撮ったものです。
2013年04月05日 Posted by matterhorn2 at 22:01 │Comments(0) │オートルートオプション
トゥルトマン谷奥 トゥルトマン小屋へ
オートルート(オプション): スイス トゥルトマン谷
いよいよトゥルトマン谷奥のトゥルトマン小屋(Turtmannhutte)へ向います。 この小屋は、ビスホルン(Bishorn, 4153m)やバールホルン(Barrhorn, 3610m)等へ登るための登山基地にもなっています。 このため、小屋を縦走する人よりもアルピニストが多い小屋ですね。
<ダム湖畔からの谷奥展望>
シャルテ・ベルグからほぼ水平な道をダム湖まで来ると、ビスホルンからの氷瀑(アイスフォール)が間近に見えます。 エメラルドグリーンの湖面がきれですね。 中央右のビスホルンの左下の岩尾根の上に、小さな突起が見えますが、これがトゥルトマン小屋になります。 湖の最奥から、小屋への急登が始まります。
<ダム湖奥から谷側の展望>
谷奥から、トゥルトマン谷側をみたものです。 ここからだと、穏やかな感じに見えます。
<小屋への最後の登り>
小屋への最後の登り(約350m)が、かなりの急登で疲れました。 この日は、フォルクレッタ峠を越えて下ってきてからの登りなので、かなりへろへろになってしまいました。
<トゥルトマン小屋>
そしてついに、トゥルトマン小屋(Turtmannhutte, 2519m)に到着です。 小屋は劇込みで、到着が遅い方だったので、屋根裏の明かりのない部屋に詰め込まれました。 屋根裏には、はしごで天井板をあげて入るもので、電灯もなく、少々不便だったのを覚えています。
2013年04月03日 Posted by matterhorn2 at 21:30 │Comments(0) │オートルートオプション
スイス3000m峰 ベラ・トラ山登頂
オートルート(オプション): スイス アニヴィエ谷
ベラ・トラ小屋に泊った翌日、ベラ・トラ山(BellaTola, 3025m)に登ってみました。
氷河等の危険が無く、手軽に行ける(特別装備がいらない)3000m峰として、ある本に紹介されたいました。 また、ここからの展望が360°見渡せ、すごいとのことなので。。。
<いきなりベラ・トラ山頂>
さすがに3000mともなると、氷河が無くても、岩だらけで緑のない荒涼とした風景になります。 ベラ・トラ山頂には、十字架と共に、道標までありました。
<頂上からのトゥルトマン谷と谷奥の展望>
この写真は、山頂から隣の谷、トゥルトマン谷側を撮ったものです。
朝は快晴だったのですが、山頂に着いた11hごろには、もうかなりのガスが湧いていました。 特に、南部の高峰群はほとんど見えなくなっていました。 ここからのワイズホルンの展望がお目当てだったのですが。。。 写真の右奥の雲の下に、ワイズホルン下部の氷河だけが見えています。 トゥルトマン谷の展望は、また別の機会にお預けです。
<頂上付近からのアニヴィエ谷の展望>
頂上直下で、これまで歩いてきたアニヴィエ谷を俯瞰しました。 左手奥に、ダン・ブランシェが輝いています。 こちらの方向には、雲がほとんどなかったですが、左端のトゥルトマン谷側は雲だらけです。
<頂上付近からのダン・ブランシェ遠望>
ダン・ブランシェとマッターホルンのアップです。 やはり、ダン・ブランシェは、カッコいいですね。
2013年03月25日 Posted by matterhorn2 at 21:24 │Comments(0) │オートルートオプション
のどかな谷 ツィナールに戻る
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
グラン・ムーンテ小屋での2日間滞在ののち、快晴の中をツィナール(Zinal)に向けて下りました。
急峻な山々と氷河だけの荒々しい世界に浸っていると、気づかないうちに何となく緊張していたようで、広々とした、そして緑色の世界に改めて下ってくるとすごくほっとします。 そして、最後に広々とした谷底に出会うと、より一層のどかな気分にさせてくれます。
この写真は、プチ・ムーンテ小屋との分岐辺りまで、川沿いを下ってきところで、振り返って谷奥を撮ったものです。 まだ、グラン・コーニエの頂上が見えていますが、もうダン・ブランシェは見えなくなっています。
さらに下って、ツィナールの村とほぼ同じ標高まで下ってくると、谷は一層広々とした、ほぼ平らな谷底になります。 これは、氷河特有の地形ですね。 写真から、のどかな雰囲気が伝わってくると思いますが、いかがでしょう? もう、ベッソの岩山しか見えなくなっています。
これは、ツィナールの村への最後の橋を渡るところで、村方向を撮影したものです。 右手には、キャンプ場も見えています。
ツィナールにもどってみると、丁度トレイル・マラソン大会が開催されていました。 毎年8月中旬に、アニヴィエ谷の入口の町シエール(Sierre, 530m)から、ゴールのツィナール(1680m)までの間を、2000m台の山道を越えて走る山岳コースです。
このツィナール谷奥へのオプションコース、如何でしたでしょうか? オートルートだけでなく、スイス南部ヴァレー(ヴァリス)州には、沢山の素敵なコースがあります。 でも私の場合は、この余韻に浸るよりも、早々にホテルに入り、生ビールを飲んだときの喜びが今でも忘れられません。
グラン・ムーンテ小屋での2日間滞在ののち、快晴の中をツィナール(Zinal)に向けて下りました。
急峻な山々と氷河だけの荒々しい世界に浸っていると、気づかないうちに何となく緊張していたようで、広々とした、そして緑色の世界に改めて下ってくるとすごくほっとします。 そして、最後に広々とした谷底に出会うと、より一層のどかな気分にさせてくれます。
<振り返るとグラン・コーニエ>
この写真は、プチ・ムーンテ小屋との分岐辺りまで、川沿いを下ってきところで、振り返って谷奥を撮ったものです。 まだ、グラン・コーニエの頂上が見えていますが、もうダン・ブランシェは見えなくなっています。
<のどかなツィナール谷>
さらに下って、ツィナールの村とほぼ同じ標高まで下ってくると、谷は一層広々とした、ほぼ平らな谷底になります。 これは、氷河特有の地形ですね。 写真から、のどかな雰囲気が伝わってくると思いますが、いかがでしょう? もう、ベッソの岩山しか見えなくなっています。
<町はもうすぐ>
これは、ツィナールの村への最後の橋を渡るところで、村方向を撮影したものです。 右手には、キャンプ場も見えています。
<ツィナールでトレイルマラソン>
ツィナールにもどってみると、丁度トレイル・マラソン大会が開催されていました。 毎年8月中旬に、アニヴィエ谷の入口の町シエール(Sierre, 530m)から、ゴールのツィナール(1680m)までの間を、2000m台の山道を越えて走る山岳コースです。
このツィナール谷奥へのオプションコース、如何でしたでしょうか? オートルートだけでなく、スイス南部ヴァレー(ヴァリス)州には、沢山の素敵なコースがあります。 でも私の場合は、この余韻に浸るよりも、早々にホテルに入り、生ビールを飲んだときの喜びが今でも忘れられません。
2013年03月17日 Posted by matterhorn2 at 19:25 │Comments(0) │オートルートオプション
山が燃えてる グラン・ムーンテ小屋
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet) 秀逸の展望 ~朝夕焼け編~
アニメのハイジで、ハイジが始めてスイスの山々の夕焼けを見て、「山が燃えてる」と叫んだことを覚えていますか?
グラン・ムーンテ小屋での夕方、ツィナールロートホルンがまさに燃えるがごとく、真っ赤になりました。
滞在した日の夕方、最後のドラマが待っていました。 他の山々が夕焼けのピークを終えても、ツィナールロートホルンだけが、残照を浴びて最後の輝きを残していました。 そして、夜9時ごろの日の入り直前、ツィナールロートホルンがピンク色から赤く輝きだしたのです。 何せ、氷河までが数m、山頂も3km弱しかないので、もう目前の目に入る範囲が真っ赤に感じられました。 まさに、燃えてる感じになります。 写真はでは、その大きさを伝えられないのが残念ですね。
この写真は、滞在した日の朝、ダン・ブランシェとグラン・コーニエの山頂に朝日が差した瞬間を捉えたものです。 この日の朝は、日の出前から、目前の氷河の谷が雲海で覆われていました。 このため、ダン・ブランシェとグラン・コーニエが、雲の上に浮かんでいるように見えていました。 でも日の出後、この雲は徐々に消えて行きました。 なので、日中の写真には、雲海はありません。 また、翌日の朝は、始めから全く雲がありませんでした。
なお、ダン・ブランシェとグラン・コーニエは小屋から西寄りにありますので、撮影チャンスは早朝しかありませんね。
ダン・ブランシェに対して、オーバーガーベルホルンは東寄りですので、今度は夕方にしか撮影チャンスがありません。 この写真は、ツィナールロートホルンが赤く染まる前、適度な面積に光線があたっているときに撮影したものです。 少しですが、オレンジ色に色付いています。
ダン・ブランシェが最もかっこ良く見えるのは、早朝です。 日の出から1~2時間たち、朝の斜光線が谷間に差し込んできた時に撮りました。 すり鉢状の地形なので、谷の氷河にまで光線があたるには、少し時間がかかってしまいます。
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet) 秀逸の展望 ~朝夕焼け編~
アニメのハイジで、ハイジが始めてスイスの山々の夕焼けを見て、「山が燃えてる」と叫んだことを覚えていますか?
グラン・ムーンテ小屋での夕方、ツィナールロートホルンがまさに燃えるがごとく、真っ赤になりました。
<真っ赤に燃えるツィナールロートホルン>
滞在した日の夕方、最後のドラマが待っていました。 他の山々が夕焼けのピークを終えても、ツィナールロートホルンだけが、残照を浴びて最後の輝きを残していました。 そして、夜9時ごろの日の入り直前、ツィナールロートホルンがピンク色から赤く輝きだしたのです。 何せ、氷河までが数m、山頂も3km弱しかないので、もう目前の目に入る範囲が真っ赤に感じられました。 まさに、燃えてる感じになります。 写真はでは、その大きさを伝えられないのが残念ですね。
<雲上に輝く、夜明けのダン・ブランシェ>
この写真は、滞在した日の朝、ダン・ブランシェとグラン・コーニエの山頂に朝日が差した瞬間を捉えたものです。 この日の朝は、日の出前から、目前の氷河の谷が雲海で覆われていました。 このため、ダン・ブランシェとグラン・コーニエが、雲の上に浮かんでいるように見えていました。 でも日の出後、この雲は徐々に消えて行きました。 なので、日中の写真には、雲海はありません。 また、翌日の朝は、始めから全く雲がありませんでした。
なお、ダン・ブランシェとグラン・コーニエは小屋から西寄りにありますので、撮影チャンスは早朝しかありませんね。
<夕方の光線で輝くオーバーガーベルホルン>
ダン・ブランシェに対して、オーバーガーベルホルンは東寄りですので、今度は夕方にしか撮影チャンスがありません。 この写真は、ツィナールロートホルンが赤く染まる前、適度な面積に光線があたっているときに撮影したものです。 少しですが、オレンジ色に色付いています。
<早朝のダン・ブランシェ>
ダン・ブランシェが最もかっこ良く見えるのは、早朝です。 日の出から1~2時間たち、朝の斜光線が谷間に差し込んできた時に撮りました。 すり鉢状の地形なので、谷の氷河にまで光線があたるには、少し時間がかかってしまいます。
2013年03月15日 Posted by matterhorn2 at 20:25 │Comments(0) │オートルートオプション
超ド級の展望地 グラン・ムーンテ小屋
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)からの展望を紹介ましょう。
ここは、三方向を4000m峰に囲まれた超ド級の展望を味わえる、最高の舞台です。 そして、それら山との距離が3~4km程度、更にそれを囲む氷河に至っては数100mしか離れていません。 もう、本当に目の前なのです。 カメラでは、広角レンズしか使いようが無い感じですね。
小屋は、真北にある岩山ベッソ(Besso)を背後に建っていて、南西方向にダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)、南東方向にオーバーガベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)、そしてほぼ真東にツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)の4000m峰が控え、小屋と山の間には各々の氷河が横たわっています。 でも、小屋の前でこれら3つの氷河が丁度合流し、1つになってツィナールの谷に下ってゆきます。
この雰囲気をお伝えするため、まずは日中の様子をお見せします。 ここには2003年に訪れ、景色を十分堪能するためだけに、わざわざ連泊して滞在しました。 最高の贅沢ですね。
これは、ダン・ブランシェ(左)とグラン・コーニエ(右)を背後にして、グラン・ムーンテ小屋を撮影したものです。 小屋裏の岩山に少し登って撮りました。
いかがでしょう? 小屋のすぐ背後に、ダン・ブランシェが迫っているのが分かると思います。 滞在日、この小屋周囲で、日長のんびり過ごしました。 最高の気分ですね。 無論、ビール片手にです。
これは、別の角度から小屋を撮影したものです。 今度は、オーバーガーベルホルンを背景にしています。
では、小屋前からの3つの高峰をそれぞれ撮ったものをお見せしましょう。
まずは、南西方向です。 名峰ダン・ブランシェ(中央)は、2つの氷河に挟まれています。 左が、デュラン氷河、右がグラン・コーニエ氷河になります。 これらは、小屋前で合流しているのが分かると思います。
次は、南東方向になります。 オーバーガーベルホルンが迫っています。 急峻過ぎて、頂いている氷河が、複雑な形を描いています。 また画面左からは、ムーンテ氷河が流れこんできています。
最後が、真東方向です。 ツィナールロートホルン(左)から比較的なだらかに下っているのが、ムーンテ氷河になります。 真東に位置していますので、ここは夕方の光線に期待したくなります。
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)からの展望を紹介ましょう。
ここは、三方向を4000m峰に囲まれた超ド級の展望を味わえる、最高の舞台です。 そして、それら山との距離が3~4km程度、更にそれを囲む氷河に至っては数100mしか離れていません。 もう、本当に目の前なのです。 カメラでは、広角レンズしか使いようが無い感じですね。
小屋は、真北にある岩山ベッソ(Besso)を背後に建っていて、南西方向にダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)、南東方向にオーバーガベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)、そしてほぼ真東にツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)の4000m峰が控え、小屋と山の間には各々の氷河が横たわっています。 でも、小屋の前でこれら3つの氷河が丁度合流し、1つになってツィナールの谷に下ってゆきます。
この雰囲気をお伝えするため、まずは日中の様子をお見せします。 ここには2003年に訪れ、景色を十分堪能するためだけに、わざわざ連泊して滞在しました。 最高の贅沢ですね。
<グラン・ムーンテ小屋とダン・ブランシェ>
これは、ダン・ブランシェ(左)とグラン・コーニエ(右)を背後にして、グラン・ムーンテ小屋を撮影したものです。 小屋裏の岩山に少し登って撮りました。
いかがでしょう? 小屋のすぐ背後に、ダン・ブランシェが迫っているのが分かると思います。 滞在日、この小屋周囲で、日長のんびり過ごしました。 最高の気分ですね。 無論、ビール片手にです。
<グラン・ムーンテ小屋とオーバーガーベルホルン>
これは、別の角度から小屋を撮影したものです。 今度は、オーバーガーベルホルンを背景にしています。
では、小屋前からの3つの高峰をそれぞれ撮ったものをお見せしましょう。
<ダン・ブランシェ、グラン・コーニエと氷河群>
まずは、南西方向です。 名峰ダン・ブランシェ(中央)は、2つの氷河に挟まれています。 左が、デュラン氷河、右がグラン・コーニエ氷河になります。 これらは、小屋前で合流しているのが分かると思います。
<迫るオーバーガーベルホルン>
次は、南東方向になります。 オーバーガーベルホルンが迫っています。 急峻過ぎて、頂いている氷河が、複雑な形を描いています。 また画面左からは、ムーンテ氷河が流れこんできています。
<ツィナールロートホルンとムーンテ氷河>
最後が、真東方向です。 ツィナールロートホルン(左)から比較的なだらかに下っているのが、ムーンテ氷河になります。 真東に位置していますので、ここは夕方の光線に期待したくなります。
2013年03月12日 Posted by matterhorn2 at 20:19 │Comments(0) │オートルートオプション
超ド級の展望 グラン・ムーンテ小屋
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)からの展望を紹介ましょう。
ここは、三方向を4000m峰に囲まれた超ド級の展望を味わえる、最高の舞台です。 そして、それら山との距離が3~4km程度、更にそれを囲む氷河に至っては数100mしか離れていません。 もう、本当に目の前なのです。 カメラでは、広角レンズしか使いようが無い感じですね。
小屋は、真北にある岩山ベッソ(Besso)を背後に建っていて、南西方向にダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)、南東方向にオーバーガベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)、そしてほぼ真東にツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)の4000m峰が控え、小屋と山の間には各々の氷河が横たわっています。 でも、小屋の前でこれら3つの氷河が丁度合流し、1つになってツィナールの谷に下ってゆきます。
この雰囲気をお伝えするため、まずは日中の様子をお見せします。 ここには2003年に訪れ、景色を十分堪能するためだけに、わざわざ連泊して滞在しました。 最高の贅沢ですね。
これは、ダン・ブランシェ(左)とグラン・コーニエ(右)を背後にして、グラン・ムーンテ小屋を撮影したものです。 小屋裏の岩山に少し登って撮りました。
いかがでしょう? 小屋のすぐ背後に、ダン・ブランシェが迫っているのが分かると思います。 滞在日、この小屋周囲で、日長のんびり過ごしました。 最高の気分ですね。 無論、ビール片手にです。
これは、別の角度から小屋を撮影したものです。 今度は、オーバーガーベルホルンを背景にしています。
では、小屋前からの3つの高峰をそれぞれ撮ったものをお見せしましょう。
まずは、南西方向です。 名峰ダン・ブランシェ(中央)は、2つの氷河に挟まれています。 左が、デュラン氷河、右がグラン・コーニエ氷河になります。 これらは、小屋前で合流しているのが分かると思います。
次は、南東方向になります。 オーバーガーベルホルンが迫っています。 急峻過ぎて、頂いている氷河が、複雑な形を描いています。 また画面左からは、ムーンテ氷河が流れこんできています。
最後が、真東方向です。 ツィナールロートホルン(左)から比較的なだらかに下っているのが、ムーンテ氷河になります。 真東に位置していますので、ここは夕方の光線に期待したくなります。
グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)からの展望を紹介ましょう。
ここは、三方向を4000m峰に囲まれた超ド級の展望を味わえる、最高の舞台です。 そして、それら山との距離が3~4km程度、更にそれを囲む氷河に至っては数100mしか離れていません。 もう、本当に目の前なのです。 カメラでは、広角レンズしか使いようが無い感じですね。
小屋は、真北にある岩山ベッソ(Besso)を背後に建っていて、南西方向にダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)、南東方向にオーバーガベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)、そしてほぼ真東にツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)の4000m峰が控え、小屋と山の間には各々の氷河が横たわっています。 でも、小屋の前でこれら3つの氷河が丁度合流し、1つになってツィナールの谷に下ってゆきます。
この雰囲気をお伝えするため、まずは日中の様子をお見せします。 ここには2003年に訪れ、景色を十分堪能するためだけに、わざわざ連泊して滞在しました。 最高の贅沢ですね。
<グラン・ムーンテ小屋とダン・ブランシェ>
これは、ダン・ブランシェ(左)とグラン・コーニエ(右)を背後にして、グラン・ムーンテ小屋を撮影したものです。 小屋裏の岩山に少し登って撮りました。
いかがでしょう? 小屋のすぐ背後に、ダン・ブランシェが迫っているのが分かると思います。 滞在日、この小屋周囲で、日長のんびり過ごしました。 最高の気分ですね。 無論、ビール片手にです。
<グラン・ムーンテ小屋とオーバーガーベルホルン>
これは、別の角度から小屋を撮影したものです。 今度は、オーバーガーベルホルンを背景にしています。
では、小屋前からの3つの高峰をそれぞれ撮ったものをお見せしましょう。
<ダン・ブランシェ、グラン・コーニエと氷河群>
まずは、南西方向です。 名峰ダン・ブランシェ(中央)は、2つの氷河に挟まれています。 左が、デュラン氷河、右がグラン・コーニエ氷河になります。 これらは、小屋前で合流しているのが分かると思います。
<迫るオーバーガーベルホルン>
次は、南東方向になります。 オーバーガーベルホルンが迫っています。 急峻過ぎて、頂いている氷河が、複雑な形を描いています。 また画面左からは、ムーンテ氷河が流れこんできています。
<ツィナールロートホルンとムーンテ氷河>
最後が、真東方向です。 ツィナールロートホルン(左)から比較的なだらかに下っているのが、ムーンテ氷河になります。 真東に位置していますので、ここは夕方の光線に期待したくなります。
2013年03月12日 Posted by matterhorn2 at 20:17 │Comments(0) │オートルートオプション
羊のお出迎え グラン・ムーンテ小屋へ
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
いよいよ、核心のグラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)へ
プチ・ムーンテ小屋からは、一端谷底(1900m)へ下ってから、再び対岸を一気に登って行きます。 標高差は、ほぼ1000mです。 ではまず、グラン・ムーンテ小屋へ着くまでの様子を紹介しましょう。
右手にグラン・コーニエを見ながら、登山道を登ってゆくと、突然羊の群れが出迎えてくれました。 羊さんの方が、びっくりしたのでしょう。 一斉にこちらを見つめてくれました。 ちょうどそのとき、右手にあるグラン・コーニエが、雲間から顔を出してくれました。
グラン・ムーンテ小屋へ登る途中から、ツィナールの谷を見下ろしてみました。 ツィナールの町は、遥か遠くに見えます。 また、左下に見える登山道が、プチ・ムーンテ小屋からの下り道です。
プチ・ムーンテ小屋からは、谷奥の山としては、グラン・コーニエしか見えませんでしたが、実はこのコーニエの真裏に、名峰ダン・ブランシェが隠れています。 登山道を谷奥へ進むにつれて、グラン・コーニエ(右側)の背後から、このダン・ブランシェ(左側)が顔を出してくれました。 ようやく、アニヴィエ谷の主峰に出会えたという感じです。
下に見える谷底のの氷河は、ツィナール氷河になります。 まだここからは、岩屑で覆われていて、黒くしか見えませんね。
いよいよ、核心のグラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)へ
プチ・ムーンテ小屋からは、一端谷底(1900m)へ下ってから、再び対岸を一気に登って行きます。 標高差は、ほぼ1000mです。 ではまず、グラン・ムーンテ小屋へ着くまでの様子を紹介しましょう。
<羊のお出迎え>
右手にグラン・コーニエを見ながら、登山道を登ってゆくと、突然羊の群れが出迎えてくれました。 羊さんの方が、びっくりしたのでしょう。 一斉にこちらを見つめてくれました。 ちょうどそのとき、右手にあるグラン・コーニエが、雲間から顔を出してくれました。
<ツィナール谷全貌>
グラン・ムーンテ小屋へ登る途中から、ツィナールの谷を見下ろしてみました。 ツィナールの町は、遥か遠くに見えます。 また、左下に見える登山道が、プチ・ムーンテ小屋からの下り道です。
<ダン・ブランシェ登場>
プチ・ムーンテ小屋からは、谷奥の山としては、グラン・コーニエしか見えませんでしたが、実はこのコーニエの真裏に、名峰ダン・ブランシェが隠れています。 登山道を谷奥へ進むにつれて、グラン・コーニエ(右側)の背後から、このダン・ブランシェ(左側)が顔を出してくれました。 ようやく、アニヴィエ谷の主峰に出会えたという感じです。
下に見える谷底のの氷河は、ツィナール氷河になります。 まだここからは、岩屑で覆われていて、黒くしか見えませんね。
2013年03月11日 Posted by matterhorn2 at 21:17 │Comments(0) │オートルートオプション
羊がお出迎え グラン・ムーンテ小屋へ
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
いよいよ、核心のグラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)へ
プチ・ムーンテ小屋からは、一端谷底(1900m)へ下ってから、再び対岸を一気に登って行きます。 標高差は、ほぼ1000mです。 ではまず、グラン・ムーンテ小屋へ着くまでの様子を紹介しましょう。
右手にグラン・コーニエを見ながら、登山道を登ってゆくと、突然羊の群れが出迎えてくれました。 羊さんの方が、びっくりしたのでしょう。 一斉にこちらを見つめてくれました。 ちょうどそのとき、右手にあるグラン・コーニエが、雲間から顔を出してくれました。
グラン・ムーンテ小屋へ登る途中から、ツィナールの谷を見下ろしてみました。 ツィナールの町は、遥か遠くに見えます。 また、左下に見える登山道が、プチ・ムーンテ小屋からの下り道です。
プチ・ムーンテ小屋からは、谷奥の山としては、グラン・コーニエしか見えませんでしたが、実はこのコーニエの真裏に、名峰ダン・ブランシェが隠れています。 登山道を谷奥へ進むにつれて、グラン・コーニエ(右側)の背後から、このダン・ブランシェ(左側)が顔を出してくれました。 ようやく、アニヴィエ谷の主峰に出会えたという感じです。
下に見える谷底のの氷河は、ツィナール氷河になります。 まだここからは、岩屑で覆われていて、黒くしか見えませんね。
いよいよ、核心のグラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet, 2886m)へ
プチ・ムーンテ小屋からは、一端谷底(1900m)へ下ってから、再び対岸を一気に登って行きます。 標高差は、ほぼ1000mです。 ではまず、グラン・ムーンテ小屋へ着くまでの様子を紹介しましょう。
<羊のお出迎え>
右手にグラン・コーニエを見ながら、登山道を登ってゆくと、突然羊の群れが出迎えてくれました。 羊さんの方が、びっくりしたのでしょう。 一斉にこちらを見つめてくれました。 ちょうどそのとき、右手にあるグラン・コーニエが、雲間から顔を出してくれました。
<ツィナール谷全貌>
グラン・ムーンテ小屋へ登る途中から、ツィナールの谷を見下ろしてみました。 ツィナールの町は、遥か遠くに見えます。 また、左下に見える登山道が、プチ・ムーンテ小屋からの下り道です。
<ダン・ブランシェ登場>
プチ・ムーンテ小屋からは、谷奥の山としては、グラン・コーニエしか見えませんでしたが、実はこのコーニエの真裏に、名峰ダン・ブランシェが隠れています。 登山道を谷奥へ進むにつれて、グラン・コーニエ(右側)の背後から、このダン・ブランシェ(左側)が顔を出してくれました。 ようやく、アニヴィエ谷の主峰に出会えたという感じです。
下に見える谷底のの氷河は、ツィナール氷河になります。 まだここからは、岩屑で覆われていて、黒くしか見えませんね。
2013年03月11日 Posted by matterhorn2 at 21:06 │Comments(0) │オートルートオプション
赤壁ワイズホルン プチ・ムーンテ小屋から
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet, 2142m)からの展望を。
小屋からは、谷を挟んで真正面にワイズホルン西壁が見えます。 でもこのワイズホルンは、その名の「白い角」とは違い、ここからは、かなり大きな黒っぽい岩壁にしか見えません。
ワイズホルン(Wiesshorn, 4506m)は、実はほぼ三角錐状の形をしていて、今見せている西壁の他に、あとは北東壁と南東壁があります。 「白い」の由来は、この北東壁が頂上まできれいな氷河に覆われていて、真白に見えるからであろうと思われます。 残りの南東壁は、岩と氷河で半々という感じで、これはツェルマットで有名な展望地ゴルナーグラットからよく見ることができますね。 いずれ、この真っ白に見える山容を別途紹介します。
では、このワイズホルン西壁の輝きをお見せしましょう。
日没直前に、最高のドラマが訪れました。
この日の夕焼けは、はじめは赤くならずに途中で終わったため、一端諦めかけたのですが、日没直前に本当のドラマが訪れました。 おそらく、一端太陽が雲に隠れたためのようでした。
一度暗くなった西壁が、突如真っ赤になったのです。 とても興奮しました。
小屋到着時は、雲に覆われていたワイズホルンが、夕食後の午後8時ごろ、ついに全貌を現しました。
夕焼けになる前、谷全体に午後の遅い光線があたり、いい感じになっています。 こちら側から見るワイズホルンは、氷河が少ないため、やはり白いというよりは、黒い山に見えます。
翌日、週発前、小屋から谷奥を眺めたものです。
上方の白いピークは、グラン・コーニエになり、左手にツィナール氷河の谷が見えます。グラン・ムーンテ小屋へは、この氷河の谷の対岸を登ってゆくことになります。 そして、小屋は左手の岩壁を左に回った裏側辺りにあります。
プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet, 2142m)からの展望を。
小屋からは、谷を挟んで真正面にワイズホルン西壁が見えます。 でもこのワイズホルンは、その名の「白い角」とは違い、ここからは、かなり大きな黒っぽい岩壁にしか見えません。
ワイズホルン(Wiesshorn, 4506m)は、実はほぼ三角錐状の形をしていて、今見せている西壁の他に、あとは北東壁と南東壁があります。 「白い」の由来は、この北東壁が頂上まできれいな氷河に覆われていて、真白に見えるからであろうと思われます。 残りの南東壁は、岩と氷河で半々という感じで、これはツェルマットで有名な展望地ゴルナーグラットからよく見ることができますね。 いずれ、この真っ白に見える山容を別途紹介します。
では、このワイズホルン西壁の輝きをお見せしましょう。
<赤壁ワイズホルン>
日没直前に、最高のドラマが訪れました。
この日の夕焼けは、はじめは赤くならずに途中で終わったため、一端諦めかけたのですが、日没直前に本当のドラマが訪れました。 おそらく、一端太陽が雲に隠れたためのようでした。
一度暗くなった西壁が、突如真っ赤になったのです。 とても興奮しました。
<輝くワイズホルン>
小屋到着時は、雲に覆われていたワイズホルンが、夕食後の午後8時ごろ、ついに全貌を現しました。
夕焼けになる前、谷全体に午後の遅い光線があたり、いい感じになっています。 こちら側から見るワイズホルンは、氷河が少ないため、やはり白いというよりは、黒い山に見えます。
<小屋裏から谷奥展望>
翌日、週発前、小屋から谷奥を眺めたものです。
上方の白いピークは、グラン・コーニエになり、左手にツィナール氷河の谷が見えます。グラン・ムーンテ小屋へは、この氷河の谷の対岸を登ってゆくことになります。 そして、小屋は左手の岩壁を左に回った裏側辺りにあります。
2013年03月10日 Posted by matterhorn2 at 16:08 │Comments(0) │オートルートオプション
赤壁ワイズホルン プチ・ムーンテ小屋から
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet, 2142m)からの展望を。
小屋からは、谷を挟んで真正面にワイズホルン西壁が見えます。 でもこのワイズホルンは、その名の「白い角」とは違い、ここからは、かなり大きな黒っぽい岩壁にしか見えません。
ワイズホルン(Wiesshorn, 4506m)は、実はほぼ三角錐状の形をしていて、今見せている西壁の他に、あとは北東壁と南東壁があります。 「白い」の由来は、この北東壁が頂上まできれいな氷河に覆われていて、真白に見えるからであろうと思われます。 残りの南東壁は、岩と氷河で半々という感じで、これはツェルマットで有名な展望地ゴルナーグラットからよく見ることができますね。 いずれ、この真っ白に見える山容を別途紹介します。
では、このワイズホルン西壁の輝きをお見せしましょう。
日没直前に、最高のドラマが訪れました。
この日の夕焼けは、はじめは赤くならずに途中で終わったため、一端諦めかけたのですが、日没直前に本当のドラマが訪れました。 おそらく、一端太陽が雲に隠れたためのようでした。
一度暗くなった西壁が、突如真っ赤になったのです。 とても興奮しました。
小屋到着時は、雲に覆われていたワイズホルンが、夕食後の午後8時ごろ、ついに全貌を現しました。
夕焼けになる前、谷全体に午後の遅い光線があたり、いい感じになっています。 こちら側から見るワイズホルンは、氷河が少ないため、やはり白いというよりは、黒い山に見えます。
翌日、週発前、小屋から谷奥を眺めたものです。
上方の白いピークは、グラン・コーニエになり、左手にツィナール氷河の谷が見えます。グラン・ムーンテ小屋へは、この氷河の谷の対岸を登ってゆくことになります。 そして、小屋は左手の岩壁を左に回った裏側辺りにあります。
プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet, 2142m)からの展望を。
小屋からは、谷を挟んで真正面にワイズホルン西壁が見えます。 でもこのワイズホルンは、その名の「白い角」とは違い、ここからは、かなり大きな黒っぽい岩壁にしか見えません。
ワイズホルン(Wiesshorn, 4506m)は、実はほぼ三角錐状の形をしていて、今見せている西壁の他に、あとは北東壁と南東壁があります。 「白い」の由来は、この北東壁が頂上まできれいな氷河に覆われていて、真白に見えるからであろうと思われます。 残りの南東壁は、岩と氷河で半々という感じで、これはツェルマットで有名な展望地ゴルナーグラットからよく見ることができますね。 いずれ、この真っ白に見える山容を別途紹介します。
では、このワイズホルン西壁の輝きをお見せしましょう。
<赤壁ワイズホルン>
日没直前に、最高のドラマが訪れました。
この日の夕焼けは、はじめは赤くならずに途中で終わったため、一端諦めかけたのですが、日没直前に本当のドラマが訪れました。 おそらく、一端太陽が雲に隠れたためのようでした。
一度暗くなった西壁が、突如真っ赤になったのです。 とても興奮しました。
<輝くワイズホルン>
小屋到着時は、雲に覆われていたワイズホルンが、夕食後の午後8時ごろ、ついに全貌を現しました。
夕焼けになる前、谷全体に午後の遅い光線があたり、いい感じになっています。 こちら側から見るワイズホルンは、氷河が少ないため、やはり白いというよりは、黒い山に見えます。
<小屋裏から谷奥展望>
翌日、週発前、小屋から谷奥を眺めたものです。
上方の白いピークは、グラン・コーニエになり、左手にツィナール氷河の谷が見えます。グラン・ムーンテ小屋へは、この氷河の谷の対岸を登ってゆくことになります。 そして、小屋は左手の岩壁を左に回った裏側辺りにあります。
2013年03月10日 Posted by matterhorn2 at 10:00 │Comments(0) │オートルートオプション
ワイズホルンを正面に プチ・ムーンテ小屋
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
では、プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)を紹介します。
ここに載せた写真は、2度目に訪れたときのものですが、ここへ始めて行ったのは、2003年でした。 オートルート踏破よりも、ツィナール谷奥への興味が大きくなり、この小屋を訪れたのです。
当時、小屋は建て替えの最中で、それを知らずに行ってしまいました。 大雨の中、仮設小屋の前で、何と常設テントで寝泊まりしたのを覚えています。 泊り客は私だけで、寒いテントの中で3コースの食事をとったのを覚えています。 外はかなりの雨で、このときは食事をする以外、何もできなかったですね。
プチ・ムーンテ小屋からは、何といってもワイズホルンの眺めが秀逸です。 ワイズホルンから下ってきている谷に対して正面に建っているので、小屋からはこの谷全体が見わたせることになります。
ただし、到着したときは、雲が広がり、残念ながらワイズホルン山頂を隠していました。 でも、この雲は、午後遅くには徐々に消えていきました。
この写真は、早朝出発前に、小屋前で撮ったものです。 翌日は、快晴に恵まれました。 また、行く元気が出てきます。
ちなみに背後の山は、ツィナール谷奥のグラン・コーニエ(Grand Cornier, 3962m)になります。
また、小屋手前のベンチで、ワイズホルンの夕焼けを撮りました。 ちょうど良い場所でした。
このときの写真は次回に。。。
では、プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)を紹介します。
ここに載せた写真は、2度目に訪れたときのものですが、ここへ始めて行ったのは、2003年でした。 オートルート踏破よりも、ツィナール谷奥への興味が大きくなり、この小屋を訪れたのです。
当時、小屋は建て替えの最中で、それを知らずに行ってしまいました。 大雨の中、仮設小屋の前で、何と常設テントで寝泊まりしたのを覚えています。 泊り客は私だけで、寒いテントの中で3コースの食事をとったのを覚えています。 外はかなりの雨で、このときは食事をする以外、何もできなかったですね。
<プチ・ムーンテ小屋とワイズホルンの谷>
プチ・ムーンテ小屋からは、何といってもワイズホルンの眺めが秀逸です。 ワイズホルンから下ってきている谷に対して正面に建っているので、小屋からはこの谷全体が見わたせることになります。
ただし、到着したときは、雲が広がり、残念ながらワイズホルン山頂を隠していました。 でも、この雲は、午後遅くには徐々に消えていきました。
<プチ・ムーンテ小屋前にて>
この写真は、早朝出発前に、小屋前で撮ったものです。 翌日は、快晴に恵まれました。 また、行く元気が出てきます。
ちなみに背後の山は、ツィナール谷奥のグラン・コーニエ(Grand Cornier, 3962m)になります。
また、小屋手前のベンチで、ワイズホルンの夕焼けを撮りました。 ちょうど良い場所でした。
このときの写真は次回に。。。
2013年03月09日 Posted by matterhorn2 at 09:03 │Comments(0) │オートルートオプション
ワイズホルンを正面に プチ・ムーンテ小屋
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
では、プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)を紹介します。
ここに載せた写真は、2度目に訪れたときのものですが、ここへ始めて行ったのは、2003年でした。 オートルート踏破よりも、ツィナール谷奥への興味が大きくなり、この小屋を訪れたのです。
当時、小屋は建て替えの最中で、それを知らずに行ってしまいました。 大雨の中、仮設小屋の前で、何と常設テントで寝泊まりしたのを覚えています。 泊り客は私だけで、寒いテントの中で3コースの食事をとったのを覚えています。 外はかなりの雨で、このときは食事をする以外、何もできなかったですね。
プチ・ムーンテ小屋からは、何といってもワイズホルンの眺めが秀逸です。 ワイズホルンから下ってきている谷に対して正面に建っているので、小屋からはこの谷全体が見わたせることになります。
ただし、到着したときは、雲が広がり、残念ながらワイズホルン山頂を隠していました。 でも、この雲は、午後遅くには徐々に消えていきました。
この写真は、早朝出発前に、小屋前で撮ったものです。 翌日は、快晴に恵まれました。 また、行く元気が出てきます。
ちなみに背後の山は、ツィナール谷奥のグラン・コーニエ(Grand Cornier, 3962m)になります。
また、小屋手前のベンチで、ワイズホルンの夕焼けを撮りました。 ちょうど良い場所でした。
このときの写真は次回に。。。
では、プチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)を紹介します。
ここに載せた写真は、2度目に訪れたときのものですが、ここへ始めて行ったのは、2003年でした。 オートルート踏破よりも、ツィナール谷奥への興味が大きくなり、この小屋を訪れたのです。
当時、小屋は建て替えの最中で、それを知らずに行ってしまいました。 大雨の中、仮設小屋の前で、何と常設テントで寝泊まりしたのを覚えています。 泊り客は私だけで、寒いテントの中で3コースの食事をとったのを覚えています。 外はかなりの雨で、このときは食事をする以外、何もできなかったですね。
<プチ・ムーンテ小屋とワイズホルンの谷>
プチ・ムーンテ小屋からは、何といってもワイズホルンの眺めが秀逸です。 ワイズホルンから下ってきている谷に対して正面に建っているので、小屋からはこの谷全体が見わたせることになります。
ただし、到着したときは、雲が広がり、残念ながらワイズホルン山頂を隠していました。 でも、この雲は、午後遅くには徐々に消えていきました。
<プチ・ムーンテ小屋前にて>
この写真は、早朝出発前に、小屋前で撮ったものです。 翌日は、快晴に恵まれました。 また、行く元気が出てきます。
ちなみに背後の山は、ツィナール谷奥のグラン・コーニエ(Grand Cornier, 3962m)になります。
また、小屋手前のベンチで、ワイズホルンの夕焼けを撮りました。 ちょうど良い場所でした。
このときの写真は次回に。。。
2013年03月09日 Posted by matterhorn2 at 09:03 │Comments(0) │オートルートオプション
高峰迫る魅惑的なツィナール谷奥へ
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
オートルートのコースとしては、完全なオプションになるのですが、ツィナール谷奥にも素敵な山小屋があります。
ツィナール谷をこのまま通り過ぎるのは何とももったいないです。
地図で見ると、ツィナール谷奥には、一般道として行ける山小屋が4つあります。 プチ・ムーンテ小屋と、グラン・ムーンテ小屋、トラキュイ小屋、アルピテッテ小屋です。 この中で、比較的容易に行けて、かつ眺望のよさそうな前者2つに行ってみました。 特に、グラン・ムーンテ小屋は、三方を4000m級の山々に囲まれた円形劇場のような場所にあり、最高の眺めが期待できそうなのです。
下記に、スイス南部アニヴィエ谷の概略図(薄緑の部分がアニヴィエ谷)を示します。
ほぼ中央にツィナール(Zinal)があり、この南にプチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)と、グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet)があります。
プチ・ムーンテ小屋がワイズホルンのほぼ真西に、グラン・ムーンテ小屋は高峰群に囲まれた谷最奥にあることがわかると思います。 なお、赤い破線のコースが、これから紹介するオプションコースになります。
まずは、プチ・ムーンテ小屋へ
プチ・ムーンテ小屋は、ソルボワ展望台から好展望のパノラマ道を南下し、小屋で休憩後ツィナールに戻ってくる、手軽なハイキングコースとして利用されています。 なので、同じコースをたどりましょう。
写真は、ソルボア展望台近くの登山道からのパノラマビューです。 左から、ワイズホルン(Weisshorn, 4506m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)、オーバー・ガーベルホルン(Ober Garbelhorn, 4063m)になります。 早朝だと、ワイズホルンが完全に逆光で見難いので、今度は午後に撮影しています。 でも、やはり雲が多くなってしまいましたね。
谷奥のプチ・ムーンテ小屋へ向かうパノラマ道の様子です。 左手に高峰を眺めながら、写真のような道を歩いて行きます。 晴れていれば、気分爽快です。
プチ・ムーンテ小屋に近づくと、奥の山々が氷河と共に迫ってきます。 マッターホルン(中央やや右)は遠いので、角の部分が黒く見えているだけですね。 その右側の山がより目立ちますが、ツィナール峰(Pte. de Zinal, 3789m)で、4000m峰ではありません。
グラン・ムーンテ小屋は、何と前方左寄りの高峰群の氷河のたもとにあります。
オートルートのコースとしては、完全なオプションになるのですが、ツィナール谷奥にも素敵な山小屋があります。
ツィナール谷をこのまま通り過ぎるのは何とももったいないです。
地図で見ると、ツィナール谷奥には、一般道として行ける山小屋が4つあります。 プチ・ムーンテ小屋と、グラン・ムーンテ小屋、トラキュイ小屋、アルピテッテ小屋です。 この中で、比較的容易に行けて、かつ眺望のよさそうな前者2つに行ってみました。 特に、グラン・ムーンテ小屋は、三方を4000m級の山々に囲まれた円形劇場のような場所にあり、最高の眺めが期待できそうなのです。
下記に、スイス南部アニヴィエ谷の概略図(薄緑の部分がアニヴィエ谷)を示します。
<アニヴィエ谷の地図>
ほぼ中央にツィナール(Zinal)があり、この南にプチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)と、グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet)があります。
プチ・ムーンテ小屋がワイズホルンのほぼ真西に、グラン・ムーンテ小屋は高峰群に囲まれた谷最奥にあることがわかると思います。 なお、赤い破線のコースが、これから紹介するオプションコースになります。
まずは、プチ・ムーンテ小屋へ
プチ・ムーンテ小屋は、ソルボワ展望台から好展望のパノラマ道を南下し、小屋で休憩後ツィナールに戻ってくる、手軽なハイキングコースとして利用されています。 なので、同じコースをたどりましょう。
<ソルボア付近の登山道から>
写真は、ソルボア展望台近くの登山道からのパノラマビューです。 左から、ワイズホルン(Weisshorn, 4506m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)、オーバー・ガーベルホルン(Ober Garbelhorn, 4063m)になります。 早朝だと、ワイズホルンが完全に逆光で見難いので、今度は午後に撮影しています。 でも、やはり雲が多くなってしまいましたね。
<パノラマ道から谷奥の山々>
谷奥のプチ・ムーンテ小屋へ向かうパノラマ道の様子です。 左手に高峰を眺めながら、写真のような道を歩いて行きます。 晴れていれば、気分爽快です。
<プチ・ムーンテ小屋付近の登山道から>
プチ・ムーンテ小屋に近づくと、奥の山々が氷河と共に迫ってきます。 マッターホルン(中央やや右)は遠いので、角の部分が黒く見えているだけですね。 その右側の山がより目立ちますが、ツィナール峰(Pte. de Zinal, 3789m)で、4000m峰ではありません。
グラン・ムーンテ小屋は、何と前方左寄りの高峰群の氷河のたもとにあります。
2013年03月08日 Posted by matterhorn2 at 08:52 │Comments(0) │オートルートオプション
高峰迫る魅惑的なツィナール谷奥へ
オートルート(オプション):スイス アニヴィエ谷
オートルートのコースとしては、完全なオプションになるのですが、ツィナール谷奥にも素敵な山小屋があります。
ツィナール谷をこのまま通り過ぎるのは何とももったいないです。
地図で見ると、ツィナール谷奥には、一般道として行ける山小屋が4つあります。 プチ・ムーンテ小屋と、グラン・ムーンテ小屋、トラキュイ小屋、アルピテッテ小屋です。 この中で、比較的容易に行けて、かつ眺望のよさそうな前者2つに行ってみました。 特に、グラン・ムーンテ小屋は、三方を4000m級の山々に囲まれた円形劇場のような場所にあり、最高の眺めが期待できそうなのです。
下記に、スイス南部アニヴィエ谷の概略図(薄緑の部分がアニヴィエ谷)を示します。
ほぼ中央にツィナール(Zinal)があり、この南にプチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)と、グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet)があります。
プチ・ムーンテ小屋がワイズホルンのほぼ真西に、グラン・ムーンテ小屋は高峰群に囲まれた谷最奥にあることがわかると思います。 なお、赤い破線のコースが、これから紹介するオプションコースになります。
まずは、プチ・ムーンテ小屋へ
プチ・ムーンテ小屋は、ソルボワ展望台から好展望のパノラマ道を南下し、小屋で休憩後ツィナールに戻ってくる、手軽なハイキングコースとして利用されています。 なので、同じコースをたどりましょう。
写真は、ソルボア展望台近くの登山道からのパノラマビューです。 左から、ワイズホルン(Weisshorn, 4506m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)、オーバー・ガーベルホルン(Ober Garbelhorn, 4063m)になります。 早朝だと、ワイズホルンが完全に逆光で見難いので、今度は午後に撮影しています。 でも、やはり雲が多くなってしまいましたね。
谷奥のプチ・ムーンテ小屋へ向かうパノラマ道の様子です。 左手に高峰を眺めながら、写真のような道を歩いて行きます。 晴れていれば、気分爽快です。
プチ・ムーンテ小屋に近づくと、奥の山々が氷河と共に迫ってきます。 マッターホルン(中央やや右)は遠いので、角の部分が黒く見えているだけですね。 その右側の山がより目立ちますが、ツィナール峰(Pte. de Zinal, 3789m)で、4000m峰ではありません。
グラン・ムーンテ小屋は、何と前方左寄りの高峰群の氷河のたもとにあります。
オートルートのコースとしては、完全なオプションになるのですが、ツィナール谷奥にも素敵な山小屋があります。
ツィナール谷をこのまま通り過ぎるのは何とももったいないです。
地図で見ると、ツィナール谷奥には、一般道として行ける山小屋が4つあります。 プチ・ムーンテ小屋と、グラン・ムーンテ小屋、トラキュイ小屋、アルピテッテ小屋です。 この中で、比較的容易に行けて、かつ眺望のよさそうな前者2つに行ってみました。 特に、グラン・ムーンテ小屋は、三方を4000m級の山々に囲まれた円形劇場のような場所にあり、最高の眺めが期待できそうなのです。
下記に、スイス南部アニヴィエ谷の概略図(薄緑の部分がアニヴィエ谷)を示します。
<アニヴィエ谷の地図>
ほぼ中央にツィナール(Zinal)があり、この南にプチ・ムーンテ小屋(Cabane du Petit Mountet)と、グラン・ムーンテ小屋(Cabane du Grand Mountet)があります。
プチ・ムーンテ小屋がワイズホルンのほぼ真西に、グラン・ムーンテ小屋は高峰群に囲まれた谷最奥にあることがわかると思います。 なお、赤い破線のコースが、これから紹介するオプションコースになります。
まずは、プチ・ムーンテ小屋へ
プチ・ムーンテ小屋は、ソルボワ展望台から好展望のパノラマ道を南下し、小屋で休憩後ツィナールに戻ってくる、手軽なハイキングコースとして利用されています。 なので、同じコースをたどりましょう。
<ソルボア付近の登山道から>
写真は、ソルボア展望台近くの登山道からのパノラマビューです。 左から、ワイズホルン(Weisshorn, 4506m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)、オーバー・ガーベルホルン(Ober Garbelhorn, 4063m)になります。 早朝だと、ワイズホルンが完全に逆光で見難いので、今度は午後に撮影しています。 でも、やはり雲が多くなってしまいましたね。
<パノラマ道から谷奥の山々>
谷奥のプチ・ムーンテ小屋へ向かうパノラマ道の様子です。 左手に高峰を眺めながら、写真のような道を歩いて行きます。 晴れていれば、気分爽快です。
<プチ・ムーンテ小屋付近の登山道から>
プチ・ムーンテ小屋に近づくと、奥の山々が氷河と共に迫ってきます。 マッターホルン(中央やや右)は遠いので、角の部分が黒く見えているだけですね。 その右側の山がより目立ちますが、ツィナール峰(Pte. de Zinal, 3789m)で、4000m峰ではありません。
グラン・ムーンテ小屋は、何と前方左寄りの高峰群の氷河のたもとにあります。