たまりば

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360°の極上展望 ゴルナーグラット

マッターホルン:ツェルマット ゴルナーグラット

 ゴルナーグラット(Gornergrat, 3100m)での360°の極上展望を紹介します。 

 まずは、南西側のマッターホルンです。



<朝焼けのマッターホルン>

 これは、朝焼けのマッターホルンです。 日の出を迎えると、この一帯でまず最初にマッターホルンの頂上が輝き始めます。 赤い岩肌が徐々におりてくることになります。 このときは、上空の雲も赤く染まってくれ、幻想的な雰囲気を醸し出してくれました。
 なお、ゴルナーグラットから見えるマッターホルンは、東壁しかみえません。 形の良いツェルマットからの姿とは、ちょっと違ってますね。




<早朝のマッターホルン

 しばらくすると、マッターホルン全体が明るくなり、そして周囲の山々にも日が差し始めます。 上の写真とは日が異なり、快晴の場合の写真です。 何度も行くと贅沢な悩みなのですが、快晴だと撮るものがなくなってしまいます。

 続いて、南側からです。



<リスカム夕照>

 このリスカム(Liskamm, 4527m)の写真は、早春(5月初旬)に撮ったものです。 夕日を受けて輝いています。 実は、何度もここへきているのですが、夏の場合できれいな夕焼けに出会えたのは、ほんの少しです。 悪天ならしょうがないのですが、晴れてていても沈む夕日に雲がかかると、夕焼けは無くなってしまいます。 短い旅行期間で、夏の夕焼けの写真を撮れるには、かなりの幸運が必要です。




<盛夏ブライトホルン>

 真夏の早朝のブライトホルン(Breithorn, 4159m)です。 夕方に比べて、早朝はすっきりした天気に恵まれることが多いです。 ホテルから真正面に見え、その巨大さから28mmでも精一杯です。

 次ぐは、北東側です。



<ミシャベル山群上に輝く紅雲>

 早朝夜明け前、ミヒャベル(Mischabel)山群上空の雲が赤く色付きました。 ゴルナーグラットからだと、こちら側が日の出になります。 なので、山々は逆光になっています。 雲に朝日の光線の筋が現れています。
 



<午後の光線で輝くミシャベル山群>

 早朝では逆光で見えなかったミシャべル山群を、午後の遅い光線で撮ったものです。 但し、撮影が5月初旬のため、展望台が全部雪で覆われていました。 左から、ドーム(Dom, 4479m)、ターシュホルン(Taschhorn4491m)、そしてアルプフーベル(Alphubel, 4027m)になります。 ドームは、確かスイス国内のみにある山の中では最高峰だったと思います。

 最後に北西側です。



<紅雲広がる>

 早朝夜明け前、西側上空にあった雲が見事に赤く染まりました。 見えている山々は左から、ダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)、オーバー・ガーベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)、ツィナールロートホルン(Zinalrothorn, 4221m)、そしてワイズホルン(Weisshorn, 4506m)です。
 何度もこれらの光景を見てきましたが、飽きることがないですね。 行く度に違った顔を見せてくれます。  


  • 2013年05月07日 Posted by matterhorn2 at 06:30Comments(0)ツェルマット

    日本人の多い山岳ホテル ゴルナーグラット

    マッターホルン: ツェルマット ゴルナーグラット

     ツェルマットから登山電車で行ける有名な展望台、それがゴルナーグラット(Gornergrat, 3100m)です。 このゴルナーグラットには、山岳ホテル(クルムホテル ゴルナーグラット、Kulmhotel Gornergrat)があるのですが、97年に始めて利用してから、もう延べ10日以上泊っています。 スイスを訪れる度に、旅の最後にここを利用してきました。 なので、ここから撮った写真は多量にあるのですが、あまりにも有名なので、少しだけ載せることにします。




    <クルムホテルとマッターホルン>

     ゴルナーグラットへは、ツェルマットから登山電車(GGB, Gornergrat Bahn)で約1hほどで来ることができます。 終点駅から目前にホテルの建物が見え、展望台はその裏側にあります。 駅からは、ゆるやかな登り道をホテルに向って歩き、エレベータでホテル入口階に登ります。 展望台へは、そこからホテル裏に回り、少し登ると着きます。 ここは、360°の展望で、周囲の氷河を頂いた4000m峰を全て見ることができます。 何度来ても、この展望には癒されます。




    <昔のクルムホテル>

     この写真は02年に撮影したものです。 上の写真と比べると、外観は変わっていませんが、ホテルの左側テラスの先にあった四角い建物がありません。 これは実はエレベータで、04か05年時の大改装後にできたものです。 昔は、ホテル入口まで、かなりの急坂を登っていました。 さらにこの大改装で、ホテルの内装は大幅な変化を遂げました。
     昔は、現在より小さな部屋が、各階にマッターホルン側とその反対側に並んでいて、共同シャワーが部屋外にありました。 ところが、改装後の部屋はマッターホルン側の片側だけになり、広く、そしてシャワー・トイレ付きになっています。 この結果、部屋数が減り、1泊の値段が上昇、そして2つ星を獲得しています。 でも、残念ながら食事の中身はほとんど変化していませんでした。 無論、変化していない、最高の景色代が入っているので問題はありませんが。。。 
     ただし、何度来ても宿泊者の約半数は、日本人です! さすがですね。




    <有名な展望: モンテローザ、リスカムとゴルナー氷河>

     あまりにも有名な展望です。 ゴルナーグラットから南側には、眼下にゴルナー氷河が横たわり、その先にモンテ・ローザ(Monte Rosa, 4554m)、リスカム(Liskamm, 4527m)、ブライトホルン(Breithorn, 4159m)、そしてマッターホルン(Matterhorn, 4478m)が並んでいます。 あまりの大きさに、とても1枚の写真に入れることはできないです。 写真は、そのうちのモンテローザとリスカムだけです。




    <登山電車とマッターホルン>

     ゴルナーグラットへは、写真の登山電車で登ってくるのですが、全般に進行方向右側の席の方が、良い展望に恵まれると思います。 なお、この写真も有名ですね。 大抵縦構図なので、横にしてダン・ブランシェも入れてみました。 なお、登山電車に限らないのですが、最新車両ほど窓が開かない場合が増えています。 写真を撮りたい人には、要注意です。  


  • 2013年05月05日 Posted by matterhorn2 at 09:14Comments(0)ツェルマット

    花畑に覆われたシェーンビュール小屋への道

    マッターホルン: ツェルマット ツムット谷

     シェーンビュール小屋(Schonbielhutte)からの展望に続いて、途中の様子、特に花畑に覆われた小屋への道を紹介します。




    <ツムット氷河脇の花畑とダン・デレン>

     ツムット氷河脇のモレーンには、花がいっぱい咲いていました。 写真は、背後にダン・デレン(Dent d'Heren)を入れて、モレーン脇の花畑を撮ったものです。 いい雰囲気が出ていると思います。 ここは、一面タンポポの群落で覆われていました。




    <ツムット氷河脇の花畑>

     さらに、モレーンの花畑に近づいて撮ってみました。 何種類の花が咲いているのでしょうか? 
     一帯が、多様な花々で溢れかえっていました。 




    <マッタホルンと滝>

     ツムットの谷底から登る途中、ツェルマットでは珍しい滝の脇を通ります。 ちょうどマッターホルンの真北になるので、振り返ると、マッターホルン北壁が真正面に見えることになります。




    <シュワルツルゼーからツムット氷河に下る>

     シュワルツゼーまではテレキャビンとロープウェイを乗り継いで来て、歩きはじめました。 シュワルツゼーの展望は良く紹介されていますので、その先をツムットに下るところで、上の写真を撮りました。 写真の谷底まで下り、氷河沿いを左手に向かって登って行きます。 ここからだと、ダン・ブランシェがほぼ正面に見えます。  


  • 2013年05月02日 Posted by matterhorn2 at 20:45Comments(0)ツェルマット

    4000m峰に囲まれた奥座敷 シェーンビュール小屋

    マッターホルン: スイス ツェルマット

     フリュアルプ小屋に続いて、ツェルマットの奥座敷、シェーンビュール小屋(Schonbielhutte)を紹介します。
     この小屋は、02年にオートルートを歩いた後寄りました。 地図を眺めていて、ツィナールのグラン・ムーンテ小屋と同様に、その周囲が4000峰に囲まれていて、凄い展望が期待できそうだったからです。 このときは、シュワルツゼーからツムット(Zmutt)に下り、ツムット氷河谷の脇のモレーンをさかのぼりました。 このモレーンが花だらけだったのを覚えています。
     また、ツムット谷から見るマッターホルンが、いつもの見慣れた形とは全く違っていたのには驚きました。 では、早速シェーンビュール小屋と、マッターホルンの展望を紹介しましょう。




    <シェーンビュール小屋とマッターホルン>

     この写真は、小屋を前景にマッターホルンを撮影したものです。 この通り、見慣れたマッターホルンとは、全く違うことが分かると思います。 西壁(右側)と、北壁(左側)が少し見えていることになりますが、あまりカッコよくないですね。




    <シェーンビュール小屋とミシャべル山群>

     この写真は、小屋と歩いてきた東側方向を撮ったものです。 ツェルマットの谷越しに、ミシャベル(Mischabel)山群が見えています。 リンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn, 4199m)ストラールホルン(Strahlhorn, 4190m)だと思います。




    <小屋からのダン・デレン>

     この写真は、小屋から南西方向目前に見える、ダン・デレン(Dent d'Heren, 4171m)です。 ほぼ切り立った北壁が、白く輝いています。 翌朝、このピークから日が差し始めました。
     なお、地図で見ると、この小屋から北側にはダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)が間近にあります。 ですが、小屋からは前の岩尾根が邪魔をしていて見えません。 ここからさらに氷河脇を登らないといけないようです。




    <小屋付近からのマッターホルン>

     小屋の少し手前で撮った、マッターホルンの写真をもう一枚紹介します。 やはり何度見ても、別の山としか思えないですね。 朝日は北壁の頂上にあたるだけなので、 撮影には夕方が良いです。 でも、泊まった日は雲が多過ぎて夕焼けはほとんど見られませんでした。 これは次回にお預けですね。  


  • 2013年05月01日 Posted by matterhorn2 at 19:09Comments(0)ツェルマット

    逆さマッターホルン再び ステリ湖

    マッターホルン: ツェルマット ステリゼー


     97年にフルーアルプ小屋(Berghaus Fluhalp)を訪れたとき、雲海の影響で、ステリゼー(Stellisee)に投影する朝焼けのマッターホルンを撮影できませんでした。 いつか再挑戦をと考えていたのですが、ようやく01年に実現できました。 そのときステリゼーで撮った写真を紹介します。



    <朝焼けの逆さマッターホルン:ステリゼー>

     この年は、早朝から快晴でかつ谷間に雲海もありませんでした。 雲が全くないと逆に、単調過ぎてしまうかもしれないですが、ついにステリゼーで、逆さマッターホルンを撮ることができました。 
     この日は、日の出前からステリゼー前でカメラを構え、朝日がマッターホルンの頂上に当たり、紅の輝きが山肌を下りてくるのを眺めることができました。 再び荘厳な時間を過ごせましたね。




    <ステリゼーからのパノラマ>

     ステリゼーの別の場所から、西側の山並みを撮ってみました。 マッターホルンの右側は、オーバーガーベルホルンです。 ステリゼーには、水草が生えているところもあり、湖面に投影しにくいところもあります。 でも、ここでわざと撮影してみました。




    <日中のステリゼー>

     フルーアルプ小屋からの帰り際、再びステリゼーの脇を通ると、もう風が出ていて、マッターホルンの投影写真はもう撮れませんでした。 やはり日中は風が出やすいので、撮影にはなるべく早朝がいいです。




    <キキョウとマッターホルン>

     ステリゼー周辺には、沢山の花が咲いていました。 これはその一つで、キキョウの仲間が岩場に群落を作っていました。 これを前景に、マッターホルンを撮ってみました。  


  • 2013年04月30日 Posted by matterhorn2 at 12:55Comments(0)ツェルマット

    マッターホルンと幻日に出会う フルーエアルプ

    マッターホルン: ツェルマット フルーエアルプ


     続いてフルーエアルプから撮った、変わったマッターホルンの写真を紹介します。



    <マッターホルンと幻日>

     これは、珍しい気象学現象に出会ったときの写真です。 夕食後、小屋前で夕焼けを待っていたときのことです。 まもなく日没を迎えるときのことでした。 日没の太陽とマッターホルンの間に、虹のような小さな柱が現れました。 画面の更に右手には、日没直前の太陽が見えていました。 虹は太陽の反対側にでますので、当時これは何なのか分かりませんでした。 でも後日、調べてみると、「幻日」という気象現象であることがわかりました。 幻日は、太陽の左右2ヶ所にできるものらしく、写真のは太陽の左側にできたものです。




    <フルーエアルプからの夜景>

     これは、フルーエアルプ小屋から夜景を撮ったものです。 雲が多かったので、星はほとんど写りませんでした。 しかし、ツェルマットの谷間が既に雲海で覆われていました。 ただ、ツェルマットの町の明かりを投影して、薄く明るくなっていました。 少し、幻想的でしたね。  


  • 2013年04月28日 Posted by matterhorn2 at 13:25Comments(0)ツェルマット

    マッターホルンを眺めながら フルーアルプ小屋

    マッターホルン: ツェルマット フルーエアルプ


     ツェルマットで手軽に行くことができる、フルーアルプ小屋(Berghaus Fluhalp)について紹介しましょう。
     スネガからここへは、ステリゼー経由で約3kmといったところで、とても近いです。 山岳ホテルと紹介している本もありますが、ほぼ山小屋です。 でも、ドミトリーだけでなく、小さなツイン部屋もありました。 夕食は無論3コースで、とても量が多かった記憶があります。



    <小屋の窓からのマッターホルン>

     始めて泊った部屋の窓からは、上の写真のようにほぼ真正面にマッターホルンが見えました。 これは、朝食後出発前に撮ったものです。 連日の快晴、という贅沢な日々を過ごしました。




    <フルーアルプ小屋>

     フルーアルプ小屋と、ステリゼーから小屋への道のりを撮りました。 フルーアルプ小屋は、ツェルマットの真東、リンプフィッシュホルン(Rimpfischhorn, 4199m)の山腹にあります。 なので、西側に開けています。




    <小屋前からの眺め>

     今度は、小屋から正面に見える景色を広めに撮ったものです。 中央右手に、ステリゼーが見えていますね。 背後の山は、左がマッターホルン、右がダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)とオーバーガーベルホルン(Ober Gabelhorn, 4063m)になります。


     参考に、ツェルマット周辺の地図(自作)を以下に示します。

     今回紹介した、フルーアルプ小屋(Berghaus Fluhalp)の他に、シェーンビュール小屋(Schonbielhutte)、そしてゴルナーグラット(山岳ホテル: Kulmhotel Gornergrat)の位置を記載してあります。
     また、ツェルマットを囲んでいる地図記載の山々は、全て4000m峰なのです。 いかに高峰群に囲まれているかが分かると思います。 なので、どの小屋や山岳ホテルでの展望も、超ド級になりますね。 ツェルマット到着ついでに、この後でシェーンビール小屋とゴルナーグラットからの展望も紹介する予定です。


      


  • 2013年04月27日 Posted by matterhorn2 at 12:39Comments(0)ツェルマット

    探求の逆さマッターホルン ステリ湖

    マッターホルン: ツェルマット フルーエアルプ


     ツェルマットの町中からのマッターホルン展望に続いて、有名な展望台他からの様子を紹介します。

     個人的には、マッターホルンが最もかっこよく見えるのが、フルーエアルプ(Fluealp)だと思ってます。 ツェルマットが下から見上げるのに対して、フルーエアルプは標高2500mと、適度な高さがあるからです。 特に、フルーエアルプにある小さな湖、ステリゼー(ステリ湖, Stellisee)は、マッターホルンを最高に演出してくれます。

     なので、フルーエアルプ ステリゼーからのマッターホルンを詳しく紹介しましょう。



    <夕焼けに染まるマッターホルン:ステリゼー>

     97年に始めてフルーアルプ小屋(Berghaus Fluhalp, 2618m)を訪れたとき、夕食後にステリゼー(Stellisee, 2537m)に向かいました。 なお、小屋とは約1kmも離れています。
     この日の夕方は雲が多くあまり良い夕焼けを望めなかったのですが、日没後にドラマが訪れたのです。 マッターホルン周囲の雲が徐々に色付き始め、真っ赤になりました。 風もほとんどなく、ステリゼーの湖面も静かで、鏡のようになっていました。 赤い雲を背に逆さマッターホルンを見ることができ、とても幸運に恵まれまたと思います。 最高の気分でした。




    <朝焼けマッターホルン:フルーエアルプ>

     翌朝は快晴でマッターホルンの朝焼けが見られました。 この日は、ツェルマットの谷間が雲海で覆われ、夜明け前はステリゼーが雲海の中に埋まっていました。 このため、始めは小屋の近くで撮影しました。




    <早朝の逆さマッターホルン:ステリゼー>

     マッターホルンの朝焼けの色付きがなくなるころ、気づくとステリゼーが雲海から顔を出していました。 雲海が徐々に下がっていたのです。 そこで、あわててステリゼーに走って行って撮ったのがこの写真です。 昨晩同様風もなく、マッターホルンが湖面に完璧に投影していました。 
     なお、このブログの最初の投稿写真と同じ構図ですが、少し時間が早いので、雲海の量が多くなっています。




    <早朝のマッターホルン>

     時間と共に、谷間の雲海がさらに下がって、マッターホルンが全容を現してくれました。 ただし、雲海が無くなるとちょっと平凡になってしまいます。 でも、贅沢な悩みかもしれませんね。 始めての訪問でこれらを見ることができ、病みつきになってしまいました。  


  • 2013年04月25日 Posted by matterhorn2 at 09:55Comments(0)ツェルマット

    至極のマッターホルン(2) ツェルマットの夜

    マッターホルン: スイス ツェルマット


     ツェルマット(Zermatt)から見えるマッターホルン(Matterhorn/Cervino)は、余分なものが削げ落ちてくれていて、実にかっこ良い。 それは、四角錐状のマッターホルンの北壁と東壁の2面が見えて立体的であること、これに対し、西北稜他の形の悪い部分が全て隠されてしまっていることによると思います。 マッターホルンは、やはりツェルマットの町中を含め、北東方向から眺めるのがベストでしょう。 
     では、続いてツェルマットの町からのマッターホルンの様子をもう少し紹介します。




    <ツェルマットの夜景とマッターホルン>

     ツェルマットの夜景と薄暮のマッターホルンです。
     日没後の薄明りの中、マッターホルンが最後の残照で僅かな光を宿していました。 時間は既に21~21:30ごろだったと思います。 ツェルマットの町は、街灯や建物の照明で幻想的になりました。 広告等のネオンがないので、とても静寂に感じられます。 特に、教会の照明がいいですね。




    <ツェルマットの町とマッターホルン>

     ゴルナーグラット(Gornergrat)に向う登山電車もまた、上の写真の撮影地近くを通ります。 なので、日中のツェルマットの町並とマッターホルンを撮ってみました。 さすがに登山の中心地だけあって、建物が多いです。   


  • 2013年04月22日 Posted by matterhorn2 at 21:59Comments(0)ツェルマット

    至極のマッターホルン(1) ツェルマットから

    マッターホルン: スイス ツェルマット


     ついに、オートルート終着地のツェルマット(Zermatt, 1605m)です。 無論ツェルマットと言えば、マッターホルン(Matterhorn, 4478m)でしょう。 なので、まずツェルマットの町から見たマッターホルンの写真を紹介します。 




    <朝焼けのマッターホルン1>

     有名なマッターホルンの朝焼けです。
     これは、ツェルマットの町中、とはいっても少し中心から東寄りの斜面を登って、よく見渡せる位置から撮影したものです。
     マッターホルンは、まさに頂上から輝き始めます。




    <朝焼けのマッターホルン2>

     これは、上の写真から、少し時間が経過したものです。 時間がたつと徐々に赤く輝く部分が下に広がってきます。
     これらを撮影したのは早春(5月初旬)のため、比較的残雪が多いですね。 このため、より一層赤く輝きました。
     (なお上記の2つの写真は、別ブログでも掲載したものです)




    <白く輝くマッターホルン>

     しばらくすると、マッターホルン全体に日が差してきます。 でもこうなると、朝焼けの色付きがなくなり、ただ真っ白に輝いているだけです。 でも、ツェルマットの町中、つまり谷底にまで日が差し込むのは、かなり先のことですね。  


  • 2013年04月21日 Posted by matterhorn2 at 11:14Comments(0)ツェルマット

    オートルートの終着地 ツェルマットのマッターホルン




     初めての投稿になります。

     長年ヨーロッパアルプスのトレイル、特に山小屋を利用したロングトレイルを歩き、山小屋からの朝夕の山の輝きや、花畑を多数写真に撮ってきました。行けても年1回程度1~2週間づつなのですが、約12年をかけて撮りためたものを整理し始めたので、ここで少しづつ紹介して行きたいと思います。

     まず日本で知られているヨーロッパアルプスロングトレイルといえば、テレビで放映されたマラソンコース、ウルトラトレイル・デュ・モンブランで有名になった、ツール・デュ・モンブラン(Tour du Montblanc, 略してTMB)のコースであると思います。これは、フランス、モンブランの周囲を1周するコースで、日本からのツァーも多く催行されています。

     ですが、ここでまず紹介するのは、このモンブランの麓のシャモニから、スイスのマッターホルンのあるツェルマットまで、数々の4000m峰を眺めながら、いくつもの峠を越えてゆくロングトレイルです。これは、オートルート(正式にはChamonix to Zermatt - Walker's Haute Route)と呼ばれていて、直訳は高い道です。スキーで巡るオートルートのコースと区別して、歩く人用に名付けれています。

     1998年に初めてTMBを歩いたのち、2002年にオートルートを歩きました。しかし、途中で標高2000mでも約30cmもの雪がつもり、途中で断念しました。その後数年をかけて、部分部分を繋いでゆきました。目的は完全踏破よりも、いつしか展望の良い山小屋で、ビールを飲みながら最高の眺めを見て、これを写真に撮ることに変わってしまいましたが。。。

     本日は最初の投稿なので、まずは有名なマッターホルンからにしますが、これからオートルートの途中の各山小屋からの展望を少しづつ、載せていこうと思います。
     
     写真は、いきなり終着地ツェルマットで、あまりにも有名な山なので、説明は不要でしょう。但し、よく撮られているリッフェルゼー(Riffelsee)ではなく、別の湖ステリゼー(Stellisee)です。ケーブルカーで行けるスネガ(Sunnegga)の奥のフリューアルプ(Fluhalp)にあります。この湖の更に奥に、山岳ホテル(山小屋に近い)があり、ここに泊って翌朝朝食前に撮ったものです。

     日の出直後の早朝7時ごろの撮影ですが、これにはかなり幸運に恵まれました。それは、完全に無風であることと、ツェルマットの谷間が雲海で埋まっていたことです。この日は夜明け前から準備していたのですが、谷間の雲海がこの湖をも埋めていました。マッターホルンに朝日があたり、荘厳な時間が過ぎた後、谷間に日差しがあたり始めると、この雲が下がりはじめました。あわてて、湖まで行って撮ったのがこの写真です。お気に入りの1枚です。  


  • 2013年01月09日 Posted by matterhorn2 at 11:55Comments(0)ツェルマット