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イタリア アオスタ谷の高所トレイルとトル・デ・ジアン
(以下は、3日前に書いたものです。ホテルのWiFiが壊れたので。只今、泊まってる、山小屋の隣で、使わせて頂いています。)
アオスタ谷には、実は長く歩ける高所トレイルがいくつもあります。
最も有名なのが、トゥール・デュ・モンブラン、マッターホルン、モンテ・ローザでしょう。でも、アオスタ谷には、この谷を一周する、超ロングトレイルが別にあるのです。
それが、アルタ・ヴィア Alta Vie、直訳すると、単に高所トレイル。改めて、これを紹介しておきましょう。
全長330km, 累積標高差24000m, とんでもない長さです。これを歩くには、1ヶ月以上かかってしまう。専用パンフでは、34ステージになっています。谷の北側が、アルタ・ヴィア1で、コンバン、マッターホルン、モンテ・ローザを望み、南側が、アルタ・ヴィア2で、グラン・パラディーゾを味わえます。
ところが、毎年9月初旬に、ここを一気に走破する、究極の山岳マラソン大会が、開催されます。これが、トル・デ・ジアン Tor des Geants。制限時間150hだそうです。とんでもないですね。
今回、私は、アルタ・ヴィアのコースにこだわらず、より展望の良さそう、或いは面白そうなコースを選び、歩いています。
今日からは、グラン・パラディーゾの西側で、アルタ・ヴィアよりも氷河に近いところを歩きます。一部一般向けでない、3000m以上の峠を2つ越えるので、アイゼンも持って行きます。
一昨日より、激しい雷雨と共に、気温が一気に10℃ぐらい下がった感じで、残雪が固くなっていそうなので。。。
どうなるか、行ってみないと分かりませんが、少しワクワクです。
これが、、アルタ・ヴィアの小冊子。
超便利です。
トル・デ・ジアンのパンフです。
アオスタ谷には、実は長く歩ける高所トレイルがいくつもあります。
最も有名なのが、トゥール・デュ・モンブラン、マッターホルン、モンテ・ローザでしょう。でも、アオスタ谷には、この谷を一周する、超ロングトレイルが別にあるのです。
それが、アルタ・ヴィア Alta Vie、直訳すると、単に高所トレイル。改めて、これを紹介しておきましょう。
全長330km, 累積標高差24000m, とんでもない長さです。これを歩くには、1ヶ月以上かかってしまう。専用パンフでは、34ステージになっています。谷の北側が、アルタ・ヴィア1で、コンバン、マッターホルン、モンテ・ローザを望み、南側が、アルタ・ヴィア2で、グラン・パラディーゾを味わえます。
ところが、毎年9月初旬に、ここを一気に走破する、究極の山岳マラソン大会が、開催されます。これが、トル・デ・ジアン Tor des Geants。制限時間150hだそうです。とんでもないですね。
今回、私は、アルタ・ヴィアのコースにこだわらず、より展望の良さそう、或いは面白そうなコースを選び、歩いています。
今日からは、グラン・パラディーゾの西側で、アルタ・ヴィアよりも氷河に近いところを歩きます。一部一般向けでない、3000m以上の峠を2つ越えるので、アイゼンも持って行きます。
一昨日より、激しい雷雨と共に、気温が一気に10℃ぐらい下がった感じで、残雪が固くなっていそうなので。。。
どうなるか、行ってみないと分かりませんが、少しワクワクです。
これが、、アルタ・ヴィアの小冊子。
超便利です。
トル・デ・ジアンのパンフです。
2015年07月29日 Posted by matterhorn2 at 22:50 │Comments(4) │2015 ヨーロッパアルプス
ピッコロ(大魔王?)・サン・ベルナール峠へ行ってみた
休息と下見を兼ねて、クールマイユールの隣の谷、シャモニ観光案内所のYさんに教えて頂いた、ラ・テュール(La Thuile)に滞在しています。スパのある、プレ・サン・ディティエールから南下したところ。
ここから、さらに南に行くと、ここにピッコロ・サン・ベルナール峠があります。ここへ行ってみました。
スイスとイタリア・アオスタ谷との国境が、グラン・サン・ベルナール峠、つまり、大サン・ベルナール。これに対し、今度は、小サン・ベルナール峠です。こちらは、アオスタ谷とフランスとの国境。ピッコロは、大魔王ではなく、小さい、の意味。
バスがないので、行けるかなあ、と、思ったら、テュールのリフト利用で、歩いて行けました。10年以上前、ブール・サン・モーリスから、タクシーで、この峠越え。素敵な印象が、残っていたので、再訪しました。
テュールのチェア・リフト駅から、歩いて1.5h程度。途中から、モンブラン山群が良く見え、これまた素晴らしい展望を味わえたのです。
峠に至る、途中のピークからのモンブラン山群の大展望。TMBよりも少し離れている分、モンブラン山群全体が、見えました❗
左の最高峰がモンブラン、右側がグランド・ジョラス。
これが、ピッコロ・サン・ベルナール峠。モンブランだけは、とても良く見えました❗ とても広々としていて、実に爽快な気分に浸れます。
ここから、さらに南に行くと、ここにピッコロ・サン・ベルナール峠があります。ここへ行ってみました。
スイスとイタリア・アオスタ谷との国境が、グラン・サン・ベルナール峠、つまり、大サン・ベルナール。これに対し、今度は、小サン・ベルナール峠です。こちらは、アオスタ谷とフランスとの国境。ピッコロは、大魔王ではなく、小さい、の意味。
バスがないので、行けるかなあ、と、思ったら、テュールのリフト利用で、歩いて行けました。10年以上前、ブール・サン・モーリスから、タクシーで、この峠越え。素敵な印象が、残っていたので、再訪しました。
テュールのチェア・リフト駅から、歩いて1.5h程度。途中から、モンブラン山群が良く見え、これまた素晴らしい展望を味わえたのです。
峠に至る、途中のピークからのモンブラン山群の大展望。TMBよりも少し離れている分、モンブラン山群全体が、見えました❗
左の最高峰がモンブラン、右側がグランド・ジョラス。
これが、ピッコロ・サン・ベルナール峠。モンブランだけは、とても良く見えました❗ とても広々としていて、実に爽快な気分に浸れます。
2015年07月26日 Posted by matterhorn2 at 02:30 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
アオスタ谷の温泉地 プレ・サン・ディティエール
只今、外は激しい雷雨。 予報とおりで、早めに戻ったので、何とか無事でした。
本日は、プレ・サン・ディティエール(Pre-Sant-Ditier)に来てみました。ここは、クールマイユールから10分、アオスタから50分、まあ、近いと言えば近いと思います。モンブラン山群のダン・ジェアンが見え、特に有名なのが、テルメつまり温泉施設があること。
このスパ、こちらではテルメは、水着が必要ですが、それ以外は全部そろってます。特に、バスタオルだけでなく、バスローブが重要。
風呂から風呂への異動だけでなく、施設内のビュッフェまで、バスローブをまとって入るのです。4つ星以上のホテルのスパと同じですね。
プレ・サン・ディティエールのテルメは、最低でも1日券しかなく、ちょっと高い。その代わり、朝食レベルのビュッフェがフリー。1日過ごせるようになってます。
風呂は、種々のジャグジー、サウナ、趣向を凝らした部屋、休息部屋が多くあり、平日なのにとても賑わってました。
ようやく、本当の休息。
膝や腰の疲れ、違和感が少しは解消されそう❗
外の温泉風呂の様子です。
大きな風呂の各所に様々なジャグジーがあり、背後にはモンブラン山群が見えています。クールマイユールと同じ感じ。
皆、バスローブをまとってます。
背後が本館、エステ、マッサージなど。さらに、軽食ビュッフェも。追加料金を払えば、パスタ他も食べれました。
プレ・サン・ディティエールの町並みです。古い市街なので、中央の車道以外は、石畳が続き、趣き満点。
本日は、プレ・サン・ディティエール(Pre-Sant-Ditier)に来てみました。ここは、クールマイユールから10分、アオスタから50分、まあ、近いと言えば近いと思います。モンブラン山群のダン・ジェアンが見え、特に有名なのが、テルメつまり温泉施設があること。
このスパ、こちらではテルメは、水着が必要ですが、それ以外は全部そろってます。特に、バスタオルだけでなく、バスローブが重要。
風呂から風呂への異動だけでなく、施設内のビュッフェまで、バスローブをまとって入るのです。4つ星以上のホテルのスパと同じですね。
プレ・サン・ディティエールのテルメは、最低でも1日券しかなく、ちょっと高い。その代わり、朝食レベルのビュッフェがフリー。1日過ごせるようになってます。
風呂は、種々のジャグジー、サウナ、趣向を凝らした部屋、休息部屋が多くあり、平日なのにとても賑わってました。
ようやく、本当の休息。
膝や腰の疲れ、違和感が少しは解消されそう❗
外の温泉風呂の様子です。
大きな風呂の各所に様々なジャグジーがあり、背後にはモンブラン山群が見えています。クールマイユールと同じ感じ。
皆、バスローブをまとってます。
背後が本館、エステ、マッサージなど。さらに、軽食ビュッフェも。追加料金を払えば、パスタ他も食べれました。
プレ・サン・ディティエールの町並みです。古い市街なので、中央の車道以外は、石畳が続き、趣き満点。
2015年07月25日 Posted by matterhorn2 at 02:57 │Comments(2) │2015 ヨーロッパアルプス
グラン・パラディーゾを歩く でも連日の雷雨でアオスタへ
このところ、こちらの天気は、連日の雷雨。ついに、昼前から雷と共に雨が振り出す始末。
ちょっとやばいので、諦めてアオスタに戻っています。
しばらくは、超不安定な天気が続きそうなので、休養をとることにしました。
ここ3週間連続して歩いていて、ちょっと疲れもピークなので。。。
これまでに、歩いたのは、アオスタ谷の北部で、コンバン山群、マッターホルン、そしてモンテローザの南部です。高所トレイルのルートとして名付けられているのは、コンバン、マッターホルンと、アルタ・ヴィア(Alta Vie、直訳は、単に高所トレイル)。特に、アルタ・ヴィアは、アオスタ谷を一周する、330kmにも及ぶロングトレイルです。また、昨日までは、このアルタ・ヴィアの南部側、グラン・パラディーゾ付近を歩いていました。
残すは、グラン・パラディーゾから西へ向うルート。
アルタ・ヴィアの正規ルートから、さらに山奥の無名のルートをたどろうと思ってます。
以下は、昨日歩いた、グラン・パラディーゾ登頂に使われる、もう一つの山小屋、Emanuele 2小屋の話。
かまぼこ型の小屋で、目前に湖があり、ここにグラン・パラディーゾの北側の山々が映るはず。。。
ところが、ここに子供たちの団体が来ていて、大賑わい。湖に石を投げ込んで遊んでいるのです。
どうしようもないし、既にかなり雲が出ていたので。。。
小屋前の展望です。湖越しに、グラン・パラディーゾから南部の高峰が良く見えます。グラン・パラディーゾ自体は、目前の岩稜が邪魔をして見えないですけど。
これが、Emanuele小屋。小屋前のテラスは、大賑わいでした。雷が怖いので、早々の下山しました。
事実、ちょうど下山直後、雷鳴が響き渡りました。危ない、危ない。
ちょっとやばいので、諦めてアオスタに戻っています。
しばらくは、超不安定な天気が続きそうなので、休養をとることにしました。
ここ3週間連続して歩いていて、ちょっと疲れもピークなので。。。
これまでに、歩いたのは、アオスタ谷の北部で、コンバン山群、マッターホルン、そしてモンテローザの南部です。高所トレイルのルートとして名付けられているのは、コンバン、マッターホルンと、アルタ・ヴィア(Alta Vie、直訳は、単に高所トレイル)。特に、アルタ・ヴィアは、アオスタ谷を一周する、330kmにも及ぶロングトレイルです。また、昨日までは、このアルタ・ヴィアの南部側、グラン・パラディーゾ付近を歩いていました。
残すは、グラン・パラディーゾから西へ向うルート。
アルタ・ヴィアの正規ルートから、さらに山奥の無名のルートをたどろうと思ってます。
以下は、昨日歩いた、グラン・パラディーゾ登頂に使われる、もう一つの山小屋、Emanuele 2小屋の話。
かまぼこ型の小屋で、目前に湖があり、ここにグラン・パラディーゾの北側の山々が映るはず。。。
ところが、ここに子供たちの団体が来ていて、大賑わい。湖に石を投げ込んで遊んでいるのです。
どうしようもないし、既にかなり雲が出ていたので。。。
小屋前の展望です。湖越しに、グラン・パラディーゾから南部の高峰が良く見えます。グラン・パラディーゾ自体は、目前の岩稜が邪魔をして見えないですけど。
これが、Emanuele小屋。小屋前のテラスは、大賑わいでした。雷が怖いので、早々の下山しました。
事実、ちょうど下山直後、雷鳴が響き渡りました。危ない、危ない。
2015年07月23日 Posted by matterhorn2 at 05:05 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
グラン・パラディーゾ登頂小屋を巡る素晴らしいトレイル
昨日に続き、山小屋クラスでまたWiFiが使えます。さすがですね。
今日は、グラン・パラディーゾの北の谷、Valsavarancheにいます。昨日と同じ谷だけど、さらに奥まったところです。
ここでは、Pont (2000m)という村を起点に、グラン・パラディーゾへの登頂を目指すのです。このとき、利用されるのが、Chabod小屋と、Emanuele小屋、共に2700m台に。これらを巡るコースを歩いてみました。約6時間のコース、日本のコースタイムなら、7h以上かなあ、と。累積標高差は、おおよそ1200mのアップダウン。少々きついかもです。
でも、小屋からの展望と、途中の小屋間のトラバースがとても素敵だった。グラン・パラディーゾ山群が間近に見え、感動しました。
Chabod小屋からのグラン・パラディーゾと、ピッコロ・パラディーゾです。右の氷河が多い方が主峰、グラン・パラディーゾ。迫力満点ですね。
これが、Chabod小屋。
今回は、残念ながら泊まらず通過です。
今日は、グラン・パラディーゾの北の谷、Valsavarancheにいます。昨日と同じ谷だけど、さらに奥まったところです。
ここでは、Pont (2000m)という村を起点に、グラン・パラディーゾへの登頂を目指すのです。このとき、利用されるのが、Chabod小屋と、Emanuele小屋、共に2700m台に。これらを巡るコースを歩いてみました。約6時間のコース、日本のコースタイムなら、7h以上かなあ、と。累積標高差は、おおよそ1200mのアップダウン。少々きついかもです。
でも、小屋からの展望と、途中の小屋間のトラバースがとても素敵だった。グラン・パラディーゾ山群が間近に見え、感動しました。
Chabod小屋からのグラン・パラディーゾと、ピッコロ・パラディーゾです。右の氷河が多い方が主峰、グラン・パラディーゾ。迫力満点ですね。
これが、Chabod小屋。
今回は、残念ながら泊まらず通過です。
2015年07月22日 Posted by matterhorn2 at 02:11 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
グラン・パラディーゾの北尾根越え
アオスタ谷の南に、イタリアの4000m越えの高峰、グラン・パラディーゾがあります。ここから、北に伸びる尾根を、歩いて越えました。下った村宿でかろうじて、WiFiが繋がりました。
歩いたのは、高所トレイル、アルタ・ヴィア2 (Alta via2)で、コーニュから、セラ小屋、ローソン峠(col loson, 3299m)、そしてエオー・ルースという村まで。
標高差、登り1700m、下り1600m、ちょっとしんどいので、途中の有名な小屋、セラ小屋に泊まってみました。でも、午後遅くからは、雷雨❗
でも、翌日は晴れ、無事約3300mの峠を越えれてホット一息。また、ビールが旨い。。。
セラ小屋の朝。雲が多かったけど、背後の山々が少し赤く色付いてくれました。
これが、日中のセラ小屋。
かなり、大きい。
背後に、氷河を頂く高峰はないです。
中央付近の鞍部が、これから向かう、ローソン峠。岩しかなさそう。。。
コーニュの観光案内所前の広場から、グラン・パラディーゾ方面を望む。でも残念ながら、町からグラン・パラディーゾの主峰は見えないのです。
歩いたのは、高所トレイル、アルタ・ヴィア2 (Alta via2)で、コーニュから、セラ小屋、ローソン峠(col loson, 3299m)、そしてエオー・ルースという村まで。
標高差、登り1700m、下り1600m、ちょっとしんどいので、途中の有名な小屋、セラ小屋に泊まってみました。でも、午後遅くからは、雷雨❗
でも、翌日は晴れ、無事約3300mの峠を越えれてホット一息。また、ビールが旨い。。。
セラ小屋の朝。雲が多かったけど、背後の山々が少し赤く色付いてくれました。
これが、日中のセラ小屋。
かなり、大きい。
背後に、氷河を頂く高峰はないです。
中央付近の鞍部が、これから向かう、ローソン峠。岩しかなさそう。。。
コーニュの観光案内所前の広場から、グラン・パラディーゾ方面を望む。でも残念ながら、町からグラン・パラディーゾの主峰は見えないのです。
2015年07月21日 Posted by matterhorn2 at 01:29 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
マッターホルンの麓チェルヴィニアに戻る
マッターホルン一周トレイルのイタリア側を歩き終え、マッターホルン、いやチェルビーノの登山基地、昨日17日にチェルヴィニアに戻りました。
ところが、この一周トレイル、氷河区間以外も、少し難易度が高いです。プラライエール小屋から次の峠越えで、峠からの下り道、地図上では、5mmの区間、一般道ではなかった。絶壁に張り付いた雪渓(斜度50°以上)を下ることに...
偶然、山岳ガイドをつれたパーティーがいて、ロープ、ステップがついた迂回路のあることを教えてもらった。助かった❗
たった一人だったら、どうしていただろう⁉
この迂回路、最新地図にも載っていないのですよ❗
パーティーは、客をザイルで結んで下っていきました。
少し苦労したけど、無事チェルヴィニア着。
そして、YetiというBarで飲みました。ホッとする瞬間ですね。
なお今は、アオスタに戻っていますが、明日から直ちに、グラン・パラディーゾ付近の高所トレイルに向かいます。
これが、問題の峠Valcornera, 3075m、南側はガレ場や石クズの崩れ易い急登、その先の北側斜面が怖いです。上空は曇り。
Yetiのカウンター。実に趣があるのです。
ところが、この一周トレイル、氷河区間以外も、少し難易度が高いです。プラライエール小屋から次の峠越えで、峠からの下り道、地図上では、5mmの区間、一般道ではなかった。絶壁に張り付いた雪渓(斜度50°以上)を下ることに...
偶然、山岳ガイドをつれたパーティーがいて、ロープ、ステップがついた迂回路のあることを教えてもらった。助かった❗
たった一人だったら、どうしていただろう⁉
この迂回路、最新地図にも載っていないのですよ❗
パーティーは、客をザイルで結んで下っていきました。
少し苦労したけど、無事チェルヴィニア着。
そして、YetiというBarで飲みました。ホッとする瞬間ですね。
なお今は、アオスタに戻っていますが、明日から直ちに、グラン・パラディーゾ付近の高所トレイルに向かいます。
これが、問題の峠Valcornera, 3075m、南側はガレ場や石クズの崩れ易い急登、その先の北側斜面が怖いです。上空は曇り。
Yetiのカウンター。実に趣があるのです。
2015年07月19日 Posted by matterhorn2 at 03:18 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
マッターホルン登頂 150周年だそうです
ちょうど150年前の7/14 、マッターホルンが初登頂されました。イタリアのチェルヴィニアでは、記念イベントが行われています。小屋で出会ったスイス人夫妻に教えてもらいました。明日7/18(土)には、花火大会があるみたい。
別に意識したわけではないけど、偶然、マッターホルン一周トレイルを歩いています。僕は、各駅停車に近いのに、どう見ても僕より高齢の夫婦が、日々7-8h以上歩く、特急コース。んんー、コメントできないですね。
それに、マッターホルン一周トレイルは、国境のコロン峠越えで、スイス側で本格的な氷河上を歩く。夫妻は、ちゃんとピッケルも担いでいる❗
自分は、イタリア側からコロン峠に行ってみました。さすがに、3000m越えの峠、岩や雪、そして間近に氷河。素晴らしいです。
なお、天気のことだけど、実は6月末から昨日まで、全て晴れでした。2日おきぐらいで雲の多い日があって、山頂が見えないこともあったけど、雷雨もなく、ただ暑かった!
ところが、今日7/17、ついに激しい雷雨。しばらく続きそう..
これは、スイスとイタリア国境の峠、コロン峠の様子です。残雪の多い氷河湖が、エメラルドグリーンに、染まっていました❗
小屋で見つけた、マッターホルン150周年のパンフです。
別に意識したわけではないけど、偶然、マッターホルン一周トレイルを歩いています。僕は、各駅停車に近いのに、どう見ても僕より高齢の夫婦が、日々7-8h以上歩く、特急コース。んんー、コメントできないですね。
それに、マッターホルン一周トレイルは、国境のコロン峠越えで、スイス側で本格的な氷河上を歩く。夫妻は、ちゃんとピッケルも担いでいる❗
自分は、イタリア側からコロン峠に行ってみました。さすがに、3000m越えの峠、岩や雪、そして間近に氷河。素晴らしいです。
なお、天気のことだけど、実は6月末から昨日まで、全て晴れでした。2日おきぐらいで雲の多い日があって、山頂が見えないこともあったけど、雷雨もなく、ただ暑かった!
ところが、今日7/17、ついに激しい雷雨。しばらく続きそう..
これは、スイスとイタリア国境の峠、コロン峠の様子です。残雪の多い氷河湖が、エメラルドグリーンに、染まっていました❗
小屋で見つけた、マッターホルン150周年のパンフです。
2015年07月18日 Posted by matterhorn2 at 02:10 │Comments(2) │2015 ヨーロッパアルプス
マッターホルン一周トレイルの始まり
只今、マッターホルン一周トレイルのイタリア側の山小屋、ペラライエール Prarayerにいます。標高2000m、でも、日中は暑い☀
こちらの山小屋では、時折WiFiが使えます。ここもです。今回、起点をアオスタのホテルにしているのだけど、戻ると、洗濯、天気予報を見ながらの計画立案、予約、バス時刻表確認など、やることだらけ。ブログの更新は、実は悪天や疲れて滞在した時に書いています。
逆に一端歩き始めると、山小屋に早く着けば、余裕があるのだけど、今度は、大抵通信できない。なので、山小屋でWiFiが繋がるのは貴重です。
これは、小屋のバルコニーからの景色です。ムーラン湖が眺められました。
こちらの山小屋では、時折WiFiが使えます。ここもです。今回、起点をアオスタのホテルにしているのだけど、戻ると、洗濯、天気予報を見ながらの計画立案、予約、バス時刻表確認など、やることだらけ。ブログの更新は、実は悪天や疲れて滞在した時に書いています。
逆に一端歩き始めると、山小屋に早く着けば、余裕があるのだけど、今度は、大抵通信できない。なので、山小屋でWiFiが繋がるのは貴重です。
これは、小屋のバルコニーからの景色です。ムーラン湖が眺められました。
2015年07月15日 Posted by matterhorn2 at 00:54 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
アオスタ谷の高所トレイル マッターホルンに向ってゆく
この5日間で、アオスタ谷北部の高所トレイル、通称アルタ・ヴィアなどを歩いてみた。
最後の日、真北に見えるマッターホルン、イタリアだと、モンテ・チェルヴィーノに向かってゆく。
とても良い天気で、素晴らしい。
ところで、PCのbluetooth、完全に死んでしまった。デバイスマネジャー上でエラーのまま。
何度再起動しても復活しない。エラーコード19。
こちらで修復は無理みたい。
キーボードが使えず、画面での入力のみ。
とても面倒だ。。。
これからは、ごく簡単になります。
右上がに見えるのが、マッターホルン、イタリアのチェルヴィーノCervino
これがだんだん近づいてくる。
最後は、Breuil-Cerviniaについてお終りにした。
マッターホルンが見える手前の谷からの一コマ。
アルプの先に、リスカムやモンテローザが輝いていた。
ここは、アヤス谷Val Ayas、先日いたグロッソネイ谷も良かったです。
明日からは、ツール・チェルヴィーノのイタリア側を歩く予定です。
最後の日、真北に見えるマッターホルン、イタリアだと、モンテ・チェルヴィーノに向かってゆく。
とても良い天気で、素晴らしい。
ところで、PCのbluetooth、完全に死んでしまった。デバイスマネジャー上でエラーのまま。
何度再起動しても復活しない。エラーコード19。
こちらで修復は無理みたい。
キーボードが使えず、画面での入力のみ。
とても面倒だ。。。
これからは、ごく簡単になります。
右上がに見えるのが、マッターホルン、イタリアのチェルヴィーノCervino
これがだんだん近づいてくる。
最後は、Breuil-Cerviniaについてお終りにした。
マッターホルンが見える手前の谷からの一コマ。
アルプの先に、リスカムやモンテローザが輝いていた。
ここは、アヤス谷Val Ayas、先日いたグロッソネイ谷も良かったです。
明日からは、ツール・チェルヴィーノのイタリア側を歩く予定です。
2015年07月14日 Posted by matterhorn2 at 04:11 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
イタリア アオスタ谷の高所トレイルを歩く
先週から、イタリアのアオスタ谷の高所トレイルを歩いています。シャモニで、晴れはじめて以降、ほぼずっと、晴れの日が続いてます。でも、2日前まで、熱波の影響で凄く暑かった!
アオスタでも、34℃を越えてたと思う。2000mのトレイルでも、暑くてしんどい。
今は、少し気温が下がり、少し楽になったけど、来週また気温上昇予報。
トレイルは、アオスタ谷の北側を巡っていて、コンバン、マッターホルン、モンテローザの南側で、たまたま泊まっている宿でWiFiつながったので、これをスマホで入力しています。
これは、グロッソネイ谷から見たモンテローザとリスカムです。スイスのツェルマットからとは、随分違ってますね。
アオスタでも、34℃を越えてたと思う。2000mのトレイルでも、暑くてしんどい。
今は、少し気温が下がり、少し楽になったけど、来週また気温上昇予報。
トレイルは、アオスタ谷の北側を巡っていて、コンバン、マッターホルン、モンテローザの南側で、たまたま泊まっている宿でWiFiつながったので、これをスマホで入力しています。
これは、グロッソネイ谷から見たモンテローザとリスカムです。スイスのツェルマットからとは、随分違ってますね。
2015年07月11日 Posted by matterhorn2 at 02:22 │Comments(0) │2015 ヨーロッパアルプス
シャモニ情報2 TMBコースと街の様子
シャモニは今週から真夏の暑さになっています。
暑くて、辛い。まだ、体が慣れていない。
標高1000mもあるのに、最高気温30℃を越え、来週には34℃前後の予報。
とんでもない暑さです。でも、今のところ最低気温(早朝)で15℃! その差は何と20℃以上です。それに、ホテルなどにエアコンがないので、部屋が冷えるまでが、ちょっと辛い。。。。
天気は、先週水曜日から晴れ始め、晴れの日が一週間続いています。
その内3日間は、雲が多かったけど、残りは快晴!
また木曜から日曜にかけて、山岳マラソン大会が開かれ、ホテルが取れなかったので、
TMBの山小屋等を巡っていました。
さて、シャモニの状況ですが、大きく変わった点がいくつかあります。
1)SATバスのターミナルが、駅前からSudに移動。
GeneveやCourmayeurとの行き来には注意が必要です。
2)イタリア側のモンブランのロープウェイが営業開始。
Skywayと名付けられ、Midi,Herboronner経由で、山上を越えられます。
3)タンポポというラーメン、カレー専門店が駅前にできていた。
昨年末開業したそうです。味は???
また、TMB情報についてです。
1)残雪はほぼなく、全コース、全小屋が既にオープン
2)昨年閉まっていた、シャモニ谷のシャラミヨン小屋、スイス・フェレのホテルも今年は営業中。展望の良い宿に泊まれます。
3)些細なことだけど、イタリア・フェレ谷のアルヌーバからエレナ小屋間のTMB道で、水量の多い川の徒渉箇所があった。でも、ここに橋が作られていた。もう安全です。
そして、重要な花の開花状況
アルペンロゼやタマキンバイなどの初夏の花は先週がピーク! もう、終わり始めています。その代り、キンポウゲ、ツメクサがピークで、場所によっては、もうタンポポも全開しています。あまりの好天と、気温上昇で、花の開花がどんどん進んでます。2週間ぐらい早いかもですね。さらに、シャモニ谷に比べて、イタリア側では、さらに3-4日は早目ですね。
写真は、シャモニ谷の先週と今週の花の様子です。
先週のフレジェール近くGrand Balcon Sudでのアルペンロゼとヴェルト針峰。ここも、アルペンロゼが満開でした。素晴らしいです。
バルム峠からポゼット小針峰にかけての山腹には、アルペンロゼの大群落があるのだけど、これが満開で、一帯を赤い絨毯が埋め尽くしていました。今年は、早めに来たのが幸いしたと思う。
最後が、今週のポゼット峠付近の様子。何と、場所によってはタンポポの花がもう大群落をつくっていました。例年これが見られるのは、7月中旬のはずなのだけど。。。 あまり暑さで、開花が進み過ぎのような。。。
明日からアオスタへ行きます。
これを書いているうちに、bluetoothのキーボードが変になってしまった。どうしよう。。。。。。。
暑くて、辛い。まだ、体が慣れていない。
標高1000mもあるのに、最高気温30℃を越え、来週には34℃前後の予報。
とんでもない暑さです。でも、今のところ最低気温(早朝)で15℃! その差は何と20℃以上です。それに、ホテルなどにエアコンがないので、部屋が冷えるまでが、ちょっと辛い。。。。
天気は、先週水曜日から晴れ始め、晴れの日が一週間続いています。
その内3日間は、雲が多かったけど、残りは快晴!
また木曜から日曜にかけて、山岳マラソン大会が開かれ、ホテルが取れなかったので、
TMBの山小屋等を巡っていました。
さて、シャモニの状況ですが、大きく変わった点がいくつかあります。
1)SATバスのターミナルが、駅前からSudに移動。
GeneveやCourmayeurとの行き来には注意が必要です。
2)イタリア側のモンブランのロープウェイが営業開始。
Skywayと名付けられ、Midi,Herboronner経由で、山上を越えられます。
3)タンポポというラーメン、カレー専門店が駅前にできていた。
昨年末開業したそうです。味は???
また、TMB情報についてです。
1)残雪はほぼなく、全コース、全小屋が既にオープン
2)昨年閉まっていた、シャモニ谷のシャラミヨン小屋、スイス・フェレのホテルも今年は営業中。展望の良い宿に泊まれます。
3)些細なことだけど、イタリア・フェレ谷のアルヌーバからエレナ小屋間のTMB道で、水量の多い川の徒渉箇所があった。でも、ここに橋が作られていた。もう安全です。
そして、重要な花の開花状況
アルペンロゼやタマキンバイなどの初夏の花は先週がピーク! もう、終わり始めています。その代り、キンポウゲ、ツメクサがピークで、場所によっては、もうタンポポも全開しています。あまりの好天と、気温上昇で、花の開花がどんどん進んでます。2週間ぐらい早いかもですね。さらに、シャモニ谷に比べて、イタリア側では、さらに3-4日は早目ですね。
写真は、シャモニ谷の先週と今週の花の様子です。
先週のフレジェール近くGrand Balcon Sudでのアルペンロゼとヴェルト針峰。ここも、アルペンロゼが満開でした。素晴らしいです。
バルム峠からポゼット小針峰にかけての山腹には、アルペンロゼの大群落があるのだけど、これが満開で、一帯を赤い絨毯が埋め尽くしていました。今年は、早めに来たのが幸いしたと思う。
最後が、今週のポゼット峠付近の様子。何と、場所によってはタンポポの花がもう大群落をつくっていました。例年これが見られるのは、7月中旬のはずなのだけど。。。 あまり暑さで、開花が進み過ぎのような。。。
明日からアオスタへ行きます。
これを書いているうちに、bluetoothのキーボードが変になってしまった。どうしよう。。。。。。。