TMB: まさにイタリアらしいビエイユ小屋

matterhorn2

2013年06月03日 11:38

ツール・デュ・モンブラン(TMB): イタリア ヴェニ谷

 シュクルー峠(Col Checrouit, 1956m)には、メーゾン・ビエイユ小屋(Refugio Maison Vieille)があります。 ここへは、クールマイヨール(Courmayeur)からロープウェイとリフトを乗り継いで簡単に来ることができます。 97年は悪天で写真が撮れなかったので、別の機会に残り半周を歩くときに寄りました。 以下の写真は、2度目の訪問時のものです。



<メーゾン・ビエイユ小屋>

 メーゾン・ビエイユ小屋は、なかなか気さくなご主人が経営しています。 2度目の訪問時、夕方最終ロープウェイで向かうと、偶然いっしょになり、小屋まではリフトではなく、車で運んでくれました。 夕食は、パスタ他みな美味かったし、量も多かったです。




<シュクルー峠>

 この写真が、小屋を入れて、シェクルー峠全体を撮ったものです。 右奥の岩山が、展望台にもなっているモン・シュティフ(Mont Chetif, 2343m)です。 左手背後には、グランド・ジョラスを含めたモンブラン山群が見えています。




<早朝のモンブラン南壁>

 メーゾン・ビエイユ小屋からは、無論モンブラン山群の南東面の展望を期待していたのですが、小屋裏の木々が邪魔をして見えません。 少し西側方向に登る(TMBコースを戻る)と、モンブラン山群が全て見えます。 早朝、ここからの朝焼けを撮影しました。 ただし、ここからだとモンブランの山頂自身は見えません。 それに、見えているモンブラン南壁が、ごつごつした岩稜で今までの白いたおやかな感じと違い過ぎます。 さらに、手前の針峰(Aig. Noire de Peuterey, 3773m)が、とても目立っています(写真では右端画面外)。




<モンブラン山群グランドジョラス>

 早朝は、モンブランより東よりは逆行で影となって撮影できないのですが、太陽が高くなるとこの東側の山群が良く見えるようになります。 朝食後、再度登ってきて、モンブラン東側のグランド・ジョラス方面を撮りました。 グランド・ジョラス(Grandes Jorasses, 4208m)は、画面で右端になります。 なお手前の花は、ヤナギランですね。 

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