進化したスイス・ポストバスと、古風な牧草刈取り

matterhorn2

2013年07月06日 06:14

今日、スイス・エラン谷のエボレーヌをあとにし、フランス シャモニに来ました。
昨日より好天になり始め、シャモニではほぼ快晴。 モンブランが輝いています。

エボレーヌでは、ついにオートルートの一部を歩きました!
通常はバスで移動する区間なのですけど、今はまだ全面的にアルプが花畑なのです。
7/3(水)は小雨の中を下見で歩き、
晴れた(雲多いけど)翌4日(木)に、再度写真を撮りながら歩きました。
コースは、アローラ(Arolla, 2000m)から、レゾデール(Les Houderes, 約1400m)を経て、サージュ(Sage, 約1700m)まで、
時間は、コースタイム(スイス人用)で3hです。 休憩を入れて5hかけました。 下見では3.5hでしたが。

あと、エボレーヌ滞在の最終日、日本人には会わなかったのだけど、何と中国人の若い女性2人組が、同じホテルにいた。さらに、驚いたのは、オートルートを歩いているのです。それも、同じケヴ・レイノルド氏のガイドブックを持ってです。 まだ雪が多くて、峠越えは止めよと言われてたのだけど… ちょっとショックでした!!!

この中から、エピソードをいくつか。




<今日のスタート地点 アローラ>

ポストバスでスタート地点のアローラに着いたところ。
10年ぶりのアローラ、バス停のある広場の背後に、懐かしいモン・コロンが輝いてました。




<ポストバスにリアルタイムのバス停表示板が>

エボレーヌ(Evolene)から、アローラやサージュ間の片道をポストバスで移動したのだけど、知らないうちにポストバスが小さな進化を遂げてました。
 行先表示が出ているのです。 リアルタイムで更新され、小声の仏語アナウンスでは、とても分かりにくかったmpで、とても助かりました。 それに、ちょっと渋い運ちゃんも写ってます。




<アローラの花だらけのホテル>

10年前に泊まったホテルの入り口です。 昔と全然変わっていません!
花だらけなので、泊まってみたのだけど、10年後もそのままとは。。。




<昔ながらの牧草刈取り>

レゾデールからサージュに行く間で、道脇の牧草を、まさに今、刈り始めたところ。
低地のなだらかなアルプでは機械で刈るのだけど、小さな斜面では、今だ手で刈ってます。
大きな鎌を研ぎながら。
エボレーヌでも一気に刈り始めてました。
刈った後、そのまま干すので、これから好天が続くということかもと思ってます。




<花で染まるアルプ>

アローラから200mぐらい下ったところで、谷が開け平らになってました。
その川沿いの広大なアルプが、全て花で覆われてます!
地元の人が、生育状況をチェックしてました。

最後に、明日からついに好天が続く模様。
数日ホテル滞在後、ついにTMBを歩こうかと思ってます。

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