TMR: モンテローザ南壁を眺めるオレン峠の小屋

matterhorn2

2014年06月07日 09:40

これからゆくオレン峠(Colle d'Olen, 2881m)は、
モンテローザの真南に伸びる支尾根上にある。
なので、ここ付近からはモンテローザの南壁を眺めることができる。
またここには、なぜか立派に山小屋が2つもある。
ググリミエル小屋(Rif. Guglielmina)とヴィゲヴァノ小屋だ(Rif. Vigevano)。
今回は、ググリミエル小屋を使ってみた。



<オレン峠からの早朝のモンテローザ>

小屋から少し北側へ行くと、背後の尾根を回りこんだ後、
一気に北側の眺めが開け、モンテローザが視界に入ってくる。
早朝の斜光線を受けて輝いていた。
ただ、真南にいるので、日の出の瞬間はちょっとシルエット気味。。。
これは日の出後1hぐらいはたっていると思う。



<オレン峠から小屋へ>

オレン峠から小屋へは、立派な道がつけられていた。
右手奥に見えるのが、ググリミエル小屋。
標高がここまで(~2800m)にも上がると、
一昨日の積雪がまだ溶けずに残っていた。
でも、TMRの道標ははっきり見えて安心。



<賑わうオレン峠、ロープウェイ駅付近>

オレン峠からは、次の谷底の街、アラーニャ(Alagna,1186m)まで、
ロープウェイとゴンドラを乗り継いで一気に下ることができる。
なので、逆に下から沢山の人がやってくる。
山家でないような家族連れも多い、
この人達はこの残雪多い中をどこまで行くのかな。。。



<オレン峠にあるググリミエル小屋>

ググリミエル小屋(Rif. Guglielmina, 2864m)は、鉄筋の3階建て。
とても立派な小屋だった。
小屋は、尾根筋のやや東側の建てられていて、
東から南方向が良く見える。

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