たまりば

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TMR: スイス・サ-ス・フェーの展望台巡り(3) レンクフルーで氷河鑑賞

ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

サ-ス・フェーで巡れる展望台では、
最も標高が高いのがミッテルアラリンだけど、
2番目がレンクフルー(Langfluh,2870m)もいい。

ここへは、シュピールボーデン経由で
ゴンドラリフト、ロープウェイに乗り継いで来ることができる。
また、レストランもある山小屋があるので、
アルピニストも多く寛いでいる。

周囲3方が氷河にか揉まれているので、
通常のハイキングコースは、
途中駅のシュピールボーデンへ下るだけ。
でも、間近な氷曝(アイスフォール)の眺めがすごいのです。

なので、間近で見た氷河の様子を紹介しておきましょう。



目前に広がるフェー氷河

氷河上にはクレヴァスが無数に走る、とても歩けたもんじゃないですね



氷河上でトレーニング

氷河のクレヴァスで、アルプにストたちが救助訓練をしていた



賑やかなレンクフルーの小屋

背後遠方には、ベルナーオーバーランドの山々が見える  


  • 2015年03月27日 Posted by matterhorn2 at 11:31Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス サース・フェーからの寄り道ハイキング

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    サース・フェーに滞在して、
    沢山あるハイキングコースを巡るのも楽しいです。

    最も良かったと思うのは、
    先のホーサースへ行く途中駅のクロイツボーデン(Kreuzboden、2397m)から、
    サース・アルマ―ゲル(Saas Almagell)にトラバースするコースであろう。
    特に、午前中の光線で、ミシャベル山群が輝くのを見ながら、
    ハイキングを楽むのがいい。

    盛夏なら、途中のアルプには、花々が多く咲く。
    ハイキングコースは、最後にサース・アルマゲル上部まで来れば、
    中腹のアルプから、リフトでサース・アルマゲルの街まで下れる。

    途中、山小屋もあるアルマゲラーアルプ(Almagelleralp)も、
    これまた花々が多くてとても素敵。
    でも、アルマゲラーアルプからサース・アルマゲル上部までの後半には、
    一部高度感のある、狭い登山道(必ずワイヤー等あり)を通り、
    細い吊り橋を渡る。
    ちょっと、初心者は怖い思いをするかもしれないと思う。



    アルマゲラーアルプの小屋とミシャベル山群

    小さな谷だけど、周囲のアルプは花々で埋まる



    クロイツボーデンからのサ-ス・フェー




    クロイツボーデンからのサ-ス谷奥

    マットマークダムもよく見える



    アルマゲラー上部の怖いつり橋

    まさに吊り橋。よく揺れるし、足元の眺めが良過ぎます


      


  • 2015年03月24日 Posted by matterhorn2 at 11:35Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(2) 雲海に浮かぶ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    サース・フェーの街から離れているけど、
    最もお気に入りの展望台がある。
    これが、ホーサース(HohSaas、3101m)だ。

    サース・フェーからは、
    バスで一端谷底のサース・グルンド(Saas Grund)に下ってから、
    ゴンドラやチェアリフトを乗り継いで行く。
    (途中駅はクロイツボーデン(Kreuzboden))

    こちらには、ミシャベル山群の対岸の山、
    ワイス・ミース(Weissmies、4017m)などの山々があり、
    その登山基地となる山小屋もある。
    以前、このホーサースの山小屋に泊まったときは、
    アルピニスト(本格的な登山者)で超満員、大変な思いをした。
    でも、翌朝、サース谷が雲海で埋まり、
    雲の上に浮かぶミヒャベル山群に朝日が当たって、
    素晴らしい朝焼けを見ることができた。
    今だに、この光景が忘れられない。



    雲海に浮かぶミシャベル山群の朝焼け




    ドームの朝焼け ホーサースから

      


  • 2015年03月21日 Posted by matterhorn2 at 20:29Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(1)

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)の
    ゲストカード〔Citizens Passort/ Saaspass〕で、
    サース谷奥の索道利用がほぼ全部無料となる。
    これで、巡れる展望台が6ヶ所もあるのだけど、
    その内4つは、街の中心から行くことができる。
    その一部を紹介しておきましょう。

    大抵最初に行くのが、ミッテル・アラリン(Mittel Allalin, 3454m)か、
    レングフルー(Langflue, 2869m)。
    どちらも、最上部駅は、氷河の真っ只中にある。
    でも山歩きが好きな人にとっては、
    ミッテル・アラリン方面の途中駅
    フェルスキン(Felskinn、2980m、ここまで無料)から、
    ブリタニア小屋(Britaniahutte)方面へ行き、
    プラッティエン(Plattenjen, 2570m)展望台へ下るコースがいい。

    でも、ブリタニア小屋への登山道は、一部氷河上を歩くアルピニストコース。
    前半は圧雪された平らな道だけど、
    後半は所々氷河の氷が顔を出し滑りやすい。
    クレヴァスの危険はほとんどないが、アイゼンなしだと要注意だ。
    一般の人は、後半部の氷河上を避け、小屋へ寄らずに、
    一気にプラッティエンに向けて下ってゆく。

    もしブリタニア小屋に寄った場合には、
    小屋からプラッティエンへ直接下る道も氷河上を下るので、
    小屋経由の場合はこちらも要注意。
    でも、ブリタニア小屋まで行くと、
    南部の氷河を頂いた山々が目前に迫り、
    ドーム等のミシャベル山群の眺めとは違った感じを味わえる。

    なお、終点のプタッティエン近くにも山小屋があり、
    ここはミシャベル山群だけでなく、サース谷北部を見渡せ、
    さらに遠方のベルナー山群も見えてとてもいい。
    実は、この山小屋も宿泊できる。
    早朝、赤く染まるミシャベル山群を眺められるも素敵だ。



    フェルスキンからのミシャベル山群 氷河が目前に




    ミッテル・アラリン

    氷河上はスキー場に、目前にアラリンホルンが迫る



    フェルスキンからブリタニア小屋に向う氷河上のトレイル




    プラッティエンの小屋からのミシャベル山群
      


  • 2015年03月17日 Posted by matterhorn2 at 21:03Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス/サース・フェー 滞在では索道も無料に

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):サ-ス谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)を少し詳しく。。。

    ここは、ツェルマットの東隣のサース谷奥にあるリゾート。
    日本のガイドブックにも少し登場する。
    ツアーでは、ツェルマットばかりに行って、
    ここへはあまり行かないかもしれないけど、
    とても良いところなのです。

    ここは、ハイキング道や索道がとても多く、
    1週間ぐらいは滞在したくなる。
    やはり、街にいながら、
    ミシャベル(Mischabel)山群を見渡せることにつきる。
    ツェルマットが谷深くてマッターホルンしか見えないのに、
    サース・フェーでは沢山の4000m峰が見える。

    そして2014年に行って、さらに分かったことがある。
    ホテル滞在者がもらえるゲストカードで、
    何と、サース谷内のほぼ全索道(リフトやロープウェイ)と、
    バスの移動が無料になっていたのです!
    (2012年より開始だそうです)

    バスが無料なのはよくあるけど、索道も無料というのはすごい。
    アラリンホルンの夏スキー場(Mittel Allalin、3454m)へ行く
    高所ケーブルカーのみ別料金かかるけど、
    それ以外は無料で、通常これで十分だ。
    高い高いスイスの旅費の中で、索道にかかる部分は大きい。
    これが、滞在者には無料なのだから、
    長期滞在すればするほどメリットを享受できるのです。

    もう1つ、サース・フェーには良いところが。
    サース・フェーの街が静かなこと。
    今やどこの有名観光地に行っても、中国人の団体に出合う。
    ところが、ここではまだあまり見かけないのです。
    もちろん、日本人も少ないのだけど。。。



    サ-ス・フェーからのミシャベル山群の朝焼け

    朝焼けのターシュホルン(Taschhorn, 4491m)と、ドーム(Dom, 4545m)です



    サ-ス・フェーの中心街

    ツェルマットと同じように街内の移動は電気自動車のみ



    サ-ス・フェーの中心街




    サ-ス・フェーの一風景

    独特の木彫りのオブジェもよく見かけます  


  • 2015年03月14日 Posted by matterhorn2 at 12:47Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: スイスのサ-ス・フェー 街からの4000m峰をぐるっと

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)は、
    TMRの中では、ツェルマットに次ぐ有名な観光地かもしれない。

    Vispからツェルマットに電車で向う途中、
    Stalden Saas で降り、バスに乗り換えて行く。
    Visp駅前からの直行バスもあり、とても便利。

    サース・フェーから見える、
    ミシャベル(Mischabel)山群の山々は、皆4000m峰。
    街に居ながらにして見渡せるのがいい。

    左から、アラリンホルン(Allalinhorn, 4027m)、
    アルプフーベル(Alphubel, 4206m)、
    ターシュホルン(Taschhorn, 4491m)、
    ドーム(Dom, 4545m、スイス国内最高峰)などなどだ。
    ドーム付近は、サース・フェー側からだと尖った岩稜に見えるけど。

    泊まる宿は、可能なら街の東寄りが良いと思う。
    窓から、全部の山が眺められるから。

    以下の写真は、ホテルの窓から、日中と夜撮ったものです。



    サ-ス・フェー夜景とミシャベル山群

    夜空には星が写っているのだけど、見えるかな。。。


    サ-ス・フェーの街とミシャベル山群(日中の様子)


      


  • 2015年03月10日 Posted by matterhorn2 at 23:01Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: 峠からスイス側に下るとワタスゲの大群落が

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    国境のモンテ・モロ峠からスイス側に下ると、眼下に湖が見える。
    これが、マットマーク(Mattmark)のダム湖だ。
    スイスの高峰群、ミシャベル(Mischabel)山群を望みながら、
    広々としたサース谷に下ってゆく。

    途中、広々とした平原を横切る。
    氷河地形によくある真っ平らな地形だ。
    幾筋もの小川の流れと共に、
    湿原の代表格であるワタスゲが、一面を埋め尽くす。
    日本ならば、花畑の中に踏み込めないけど、
    ここは高所放牧地なので、多くの人が花畑の中で寛いでいる。
    自分もすぐに混ざってしまう。。。

    峠から2hぐらい歩くと、ついにダム湖の南端に着く。
    ここからは、湖岸の両側に広めの牧道が続き、
    北端にあるバス停まではもうすぐだ。
    今回は、このバス停で、ちょうどTMR一周完了。
    でもTMRの記事は、ツェルマットに戻るまで続けようと思います。



    ワタスゲの花畑が広がる湿原




    モンテ・モロ峠からマットマーク・ダム湖へ




    マットマーク行きのポストバス

    マットマークとサース・フェー間のバスはへは、サース・グルンドで乗り換える  


  • 2015年03月07日 Posted by matterhorn2 at 12:48Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: 輝くモンテ・ローザ モンテ・モロ峠を越えてスイスへ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):アンザスカ谷

    マクニャーガ(Macugnaga,1327m)から、
    イタリア・スイス国境のモンテ・モロ峠(Passo di Monte Moro, 2870m)へ行こう。

    この峠を超えれば、再びスイスに入ることになる。
    でも、その標高差は、1500m! 
    通常のコース設定では、さらに峠から一気に下って、
    スイスのサース・フェー(Saas Fee,1772m)までに行くことになっている。
    これをまともに歩くと、現地コースタイムで10hぐらい、ちょっと無理がある。
    なので大抵、峠への登りにはロープウェイを、峠からの下りでは、
    途中のダム湖(Mattmark)からサース・フェーまでポストバスを利用する。

    今回は、既にダム湖からサース・フェーまで歩いておいたので、
    ダム湖でちょうどTMR一周が完了する。なので、頑張って、
    峠への登り(4h30m、下りはダム湖まで2h30)を歩くつもりだったのだが、
    もう体の疲れがピークで無理。
    とうとう、最後の最後にロープウェイでショートカットしてしまった。

    モンテ・モロ峠には、てっぺんの岩場の上に、金色に輝くマリア像が立っている。
    晴れていれば、太陽光線を受けて、眩しいぐらいに輝いていて、とても目立つ。
    峠自体は広い鞍部で、見晴らしは360度、とても素晴らしい。
    モンテローザ高峰群だけでなく、スイス側のドーム(Dom, 5445m)などの
    4000m級の山々が連なるミシャベル(Mischabel)山群やダム湖も見渡せる。
    でも、マリア像のあるピークは、巨岩の岩場の上でやや狭く、大人数は過ごせない。
     
    また、以前来た時には、モンテ・モロ峠にある山小屋で一泊した。
    小屋はロープウェイの頂上駅から、約10分東側に行ったところにあり、
    狭い小屋のテラスや窓からは、モンテローザ高峰群が正面に見える。
    特に、早朝、モンテローザが赤く染まるのは本当に素晴らしい。



    朝日で輝くモンテ・ローザ

    モンテ・モロ峠の小屋に泊まったとき撮影 モンテローザの東壁面が輝く



    モンテ・モロ峠にあるロープウェイ頂上駅

    左の雲の中にモンテローザがあるのだが。。。



    岩場をモンテ・モロ峠へ 奥に見えるのがマリア像




    モンテ・モロ峠のマリア像
      


  • 2015年03月05日 Posted by matterhorn2 at 18:04Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: モンテローザ東壁が美しいイタリア最後の街マクニャーガ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):アンザスカ谷

    アンザスカ谷奥のマクニャーガ(Macugnaga)は、TMRでイタリア最後の街
    。かなり大きな街で、観光客も多く、とても賑わいでいる。
    交通機関を使って、ここへくるには、ドモドッドラ(Domodossola)駅から、
    バスで1h以上かけてくるしかないが、
    手軽にモンテローザの展望を味わえるので、魅力的だ。

    街からは、もちろんモンテローザが見える。
    でも、見えるのでは、北寄りの高峰群の一部分だ。
    その全貌を見るには、もうちょっと谷奥に行かないといけない。
    以前にも書いたけど、町奥のリフトでベルベデーレまで行くと、
    モンテローザの高峰群が円形劇場のように迫り、
    凄い迫力で迎えてくれる。

    そしてさらに、谷奥のアルプにあるザンポーニ・ザッパ小屋付近まで行けば、
    素晴らしい円形劇場の中心に入ることができる。
    マクニャーガを一泊で通過するのは、実にもったいない。

    天気が悪い予報もあったので、ここに滞在して、
    ザンポーニ・ザッパ小屋にも寄り道をしてみた。
    残念ながら、雲の多くて、山の全貌を見渡すことはできずじまい。
    特に、早朝モンテローザ東壁が輝くのが素晴らしいはずなのだが。。。
    2014年は、ことごとく悪天で苦労した。
    普通、夕焼けは見られなくても、朝焼けは見えるものなのだけど、
    それすらだめだったことも多い。

    TMRでは、マクニャーガの次は、
    国境のモンテ・モロ峠を超えて、ついにスイスに行くことになる。



    マクニャーガの街並み

    左上の白い山がモンテローザ 雲間にちょっとだけ見えた



    マクニュアーガ地区の地図の掲示板

    夏季稼働中の索道はリフトとロープウェイ各1つ



    昔と変わらない中心広場
      


  • 2015年03月03日 Posted by matterhorn2 at 11:00Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: 苦難のトゥールロ峠越え

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):セシア谷

    パストーレ小屋からアンガスカ谷(Valle Anzasca)の
    マクニャーガ(Macugnaga, 1327m)までは、本当に長い。。。 

    そして、TMRでは唯一、途中交通機関を使って省略できる部分がない。

    現地表記のコースタイムで、
    小屋からトゥールロ峠(Colle del Turlo, 2731m)までが3h40m、
    残りが4h20mで、トータル8h!
    日本人の通常ペースならば、これでも9-h以上かかるとみた方がいいだろう。
    特に、下りが長く、途中でいやになってしまう。
    実際、ほとんど休憩をとらずに一気に歩いて約8hかかった。
    これでコースタイム通りがやっとだった。
    登りよりも、下りが長いのがとても辛い。

    トゥールロ峠越えは今回始めて歩くので、峠からの展望にとても期待していた。
    けれども、やや予想が裏切られてしまった。
    安易に、モンテローザの高峰群が見えるものと決めつけていたら、
    実際は中間の別の尾根が邪魔で全然見えない。
    それに、峠自体も急峻で、鞍部というよりも切戸(或いは窓)に近いため、
    展望は、登ってきたセシア谷とこれからゆくアンザスカ谷の支谷が見えるだけだった。

    また峠付近の斜面は、ガレ場でかなり急峻。
    でも、登山道自体は緩やかな立派な石畳になっていて、上り下りとも結構楽勝。
    まあ、これでコースタイムを稼げたのかもしれないと思う。
    モンテローザの高峰は、パストーレ小屋から峠への登りの途中まで見えている。
    その後は、マクニャーガに近づくまで見えない。
    出し惜しみにも程があると腹が立てつつ、でもしかたないなあと思いながら歩いてゆく。。。



    トゥールロ峠への登り道 背後がモンテローザの一部




    狭いトゥールロ峠




    トゥールロ峠付近の道 全て石畳
      


  • 2015年02月27日 Posted by matterhorn2 at 11:17Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:モンテローザ南峰群を望むセシア谷奥のパストーレ小屋

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):セシア谷

    アラーニャから次のアンガスカ谷(Valle Anzasca)のマクニャーガ(Macugnaga)へ行くには、
    途中トゥールロ峠(Colle del Turlo, 2731m)を超えてゆく。
    でも、これがとても、とても長い(現地道標で9h以上)、
    そして途中で補給できるところがほとんどない。
    なので、行程を少しでも楽にするため、
    普通セシア谷奥のパストーレ小屋(Rif. Pastore, 1575m)に前泊する。
    そうすれば、8hで行けることになるからだ。
    アラーニャからは、谷底を歩いて、約1h30m程度のところ。
    またアラーニャからはパストーレ小屋下まで、
    小型のローカルバスが運行されているので、これを利用することも可能だ。
    CAI経営で、小屋の一部は、やはりアラーニャ風建物。その1つに泊まることができた。

    パストーレ小屋からは、谷奥のモンテローザ山群が良く見える。
    でも、最高峰のDufour峰は見えない。ここから見えるは、
    その南峰である、Parrot峰(4436m)とGnifetti峰(4554m)だ。
    泊まった夕方はガスって見えなかったけど、早朝快晴で、山々が輝いてくれた。
    久々朝焼けを拝むことができ、とても感動したのを覚えている。



    素敵なパストーレ小屋



    パストーレへの道 なだらかな川岸をゆくが最後はすごい急登



    夜明け前 小屋前からモンテローザを望む
      


  • 2015年02月25日 Posted by matterhorn2 at 14:06Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:雲の中、オレン峠からの下りで道を間違える

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):セシア谷

    少し話が戻りますが、オレン峠越えをしたときの出来事です。

    オレン峠(Col d’Olen, 2881m)から
    アラーニャのあるのセシア谷(Val Sesia)を見たら、
    湧き上がる雲で、谷が完全に満たされていた。

    オレン峠のある尾根筋を境に、東西で全く天気が異なっていたのです。
    西側は快晴状態で、中腹に少し雲がある程度、
    でも東側はどんどん雲が湧いてきて、一面の雲海状態。
    オレン峠付近をうろつくうちに、ついに峠一帯も雲の中になってしまった。
    これが、後で悲劇を招く。。。

    実は、オレン峠やサラッティ峠のある尾根を境に、行政区間が変わる。
    つまり、これまではアオスタ谷州だったのが、ここからピエモンテ州になるのです。
    普通なら何も気にすることはないのですが、
    実は登山道の道標に大きな変化が現れるのです。
    アオスタ谷州の道標がとてもしっかりしているのに対し、セシア谷はとても貧弱。
    これを知らなかったため、アラーニャ(Alagna, 1190m)への下山途中の分岐点(~2400m)で、
    完全なガスの中(視界は数10m程度)、小さな道標を見落とし、
    TMRとは別の道(隣の谷)を下山してしまったのです。
    途中で、分岐点が現れないのでおかしいと思ったのですが、
    多くの人が進んでゆく方向についていってしまった。
    中腹まで降りてから、人に聞いてみて、間違いを確信(索道のある隣の谷)。
    TMR正規道ではないけど、アラーニャには辿り着けるので、
    諦めてそのまま下ることにしました。

    でも、悔しいので、実はです。
    翌日の天気が悪い予報だったので、アラーニャに停滞した後、
    セシア谷奥のパストーレ小屋(アラーニャから2h)まで行く日の朝、
    再度分岐点(~2400m)まで行って、TMR正規道(Otro谷)を下ってみました。
    正規道の方がより長いのですが、索道がなくて、とてもいい感じでした。
    特に、途中の小さな村(Otro)の集落は、もうアラーニャスタイルの建物なので、
    何とも言えない雰囲気なのです。


    花畑が広がるOtro谷上部



    TMR正規道のOtro谷集落



    ガスり始めるオレン峠付近



    セシア谷の道標

    岩に書かれたペンキか、小さな鉄板のみ、実に目立たない  


  • 2015年02月23日 Posted by matterhorn2 at 20:43Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:アラーニャは中心部の街並も素敵

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):セシア谷

    アラーニャには、古い建物ばかりではないです。
    近代的な建物多くあるし、石造りの中世風もある。
    例えば、中心にある教会だ。これは、もちろん石造り。
    これが街で一番目立つだろうと思う。
    でも、その隣には近代的な駐車場を建設中だった。
    釣り合うのかなと心配してしまう。

    また、メイン通りには、観光案内所と共に、小さなスーパーや銀行もある。
    そして、教会の隣には、10年も前に利用したホテル、モンテローザがそのままあった。
    今回も、これを利用。外観に能わず、内装も重厚なのだが、やや古い。
    泊まった部屋の窓が開かず、この修理に小一時間費やしてしまった。
    事前に、直しておけと言いたくなる。。。 
    ホテル前は、1Fにバーがあるためか、椅子とテーブルが多くあり、客も寛いでいる。

    メイン車道は、市街脇の川岸を通り、中心を避けて設けられている。
    このため、バス停もそこだ。なお、アラーニャから次のマクガーニャへ、
    交通機関を使って迂回しようとすると、とても大変で丸1日かかる。
    まず、谷をバスで南下し約1.5hでローカル鉄道駅に行き、
    ここからさらに鉄道で南下して、ドモドッソラへ北上するメイン鉄道に乗り替え、
    最後に、バスでマクガーニャ(1h)へ行く。
    各路線の本数が少ないので、(i)で十分な情報を入手した方がいいであろう。

    また、先に書いたように、道標の貧弱さは、アラーニャの街中でも同じだ。
    他のアルプス地区とは異なり、
    街中にハイキングの道標(特にコースタイム付き)がほとんどないのである! 
    観光案内所前の看板に地図があるだけだ。
    なので、自身で地図を持っていないと、TMRで逆コースを行くときなど、
    Otro谷への入口が本当に分かりにくい。。。
    これには困ったものだと思う。



    教会の今(2014年)



    昔と変わらないホテル:モンテローザ



    賑わう街の中心通り

      


  • 2015年02月21日 Posted by matterhorn2 at 10:49Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:アラーニャ独特の古い建物群に感動

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):セシア谷

    セシア谷のアラーニャ(Alagna, 1190m)は、比較的大きな街。
    すごく谷奥で、交通の便はとても悪いとは思うのだけど、
    意外に大きな街として発達している。
    まあ、スイスのツェルマット同様、今やリゾート地なので、
    住民の民家よりも、貸別荘などの方が多いのかもしれないですが。。。

    ここには、ここにしかない独特の建物群があるのです(前の記事にも書いた)。
    それは、シャレースタイルの建物の側面に、木組みの桟が張り巡らされていて、
    冬場の多量の雪から、生活道(とはいってもテラスのようなもの)を守っているのです。
    特に、古い建物が味わい深く、街中で色々な路地に入り込み、
    これを見つけ出すのがまた楽しいです。

    このため、これらを見て回るだけでも、ここに滞在する価値があるのです。
    写真好きにはたまらないでしょうね。
    古い建物群は、街の中心よりも、その周辺にある集落に残されているので、
    アラーニャに滞在して、これらを巡るのが最もいい。
    オレン峠からのTMR道途中のOtroや、隣の谷の途中の集落にもこれらが残されている。
    特に、Otro集落には、この建物のままの山小屋があるので、
    いつか利用してみたいとも思ってしまう。
    今回、偶然の下山道の選択ミスで、これらを巡ることになってしまった。



    建物の木桟に飾られた花



    アラーニャの独特の建物(1)



    アラーニャの独特の建物(2)



    木桟の内側には共有通路がある

      


  • 2015年02月19日 Posted by matterhorn2 at 09:48Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:オレン峠付近で見た 壁にしがみつくシャモアたち

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):セシア谷

    ガビエット小屋に泊まった翌日、オレン峠越えでアラーニャに向かった。
    途中は、ゴンドラリフトの脇を登るので少々つまらないが、
    峠までの辛抱。途中ピステなどが入り組んでいて、迷い易い。
    オレン峠では、登ってきたグロッソネイ谷を見下ろしながらの大休憩。
    ここからは、アラーニャまで1700mの一気下りなので、心の準備が必要だ。

    10年前に来た時、この峠にある山小屋(2つある)に泊まったので、
    これを見に行ってみた。
    すると、一方は完全な廃墟、他方は閉鎖中(夏季のみ?)だった。
    標高がほぼ3000mで、展望がとてもいいのだけど、閉鎖とは残念。
    でも、その代わりに珍しい光景を見ることができたのです。

    それが、以下の写真。
    小屋の石壁に、何とシャモアの群れが、まとわりついているのです。
    良く見ると、皆夢中になって石垣の壁で何か食べている。
    いや、舐めているのだろうと思う。
    想像では、一応塩だと思うけど、定かではない。
    こちらの動物にとって、ミネラル補給はとても重要らしいので。。。

    ともかく、写真の態勢を見てほしい。
    地面から立ち上がって舐めるものも凄いが、極めつけは、
    テラスの上から前足を畳んで、しがみついて舐めているものだ。
    舐めやすい場所は、取り尽され、
    ついにやっと届くところに手を出している感じ。
    周囲を歩く登山者は、皆びっくりして立ち止り、静かに眺めていた。
    警戒心の強い野生のシャモアが、近くでこんなに群れ、
    そして無心に食事?をしているのを見るのは初めてだった。



    しゃがみ込むシャモア



    閉鎖されていた山小屋



    歩いて越えるオレン峠
      


  • 2015年02月17日 Posted by matterhorn2 at 17:58Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:氷河を間近に インドレン展望台へ モンブランも…

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):グロッソネイ谷

    オレン峠やサラッティ峠からも十分展望が良いけど、
    インドレン展望台まで行くと、より迫力のある展望を味わえる
    (Indren, 3280m、パンフレット等によっては、
    ここをPunta Indrenとしているが、Punta Indrenは尾根筋の小ピーク)。

    サラッティ峠のゴンドラリフト駅から北北西に5分ほど行くと、
    インドレン展望台へ向うロープウェイ駅がある。
    以前はこれに気付かなかった。
    展望台は、
    モンテローザ山群の南端峰(Piramide Vincent, 4215m)の登山口であり、
    目前のPiramide Vincentから流れ落ちる、インドレン氷河の中にある。
    このため、頂上駅前からすぐ氷河上に入れてしまう。
    ここは、もうアルピニストの世界。
    ロープウェイに乗った多くの人が、装備を抱えて氷河に入ってゆく。
    時期が8月後半だったためか、観光客は少なく、
    また気温が低くてとても長居はできなかった。

    Piramide Vincentへ登る人々は、見た目にはクレヴァスのない、
    目前のなだらかな氷河をわざわざ右に回り込んで登ってゆく。
    なぜかなーと、よく見ると、正面は雪崩の跡だらけ、
    なるほど雪崩多発地帯を迂回しているのだった。
    ここからは、東側はPunta Indrenなどの尾根が邪魔で見えないが、
    西側の展望がいい。やや南西に目を向けると、
    遠望にイタリアのグラン・パラディーゾも見え、とてもすばらしい。
    実は、ロープウェイで展望台につく直前、この西側の山並みの上に、
    なんとモンブランが頭を出してくれたのです! 
    イタリアで見られる、最後のモンブランの雄姿。
    真っ白に浮かんでいるので、すぐわかるだろう。



    インドレン展望台駅前からのピラミーデ峰



    サラッティ峠のロープウェイ駅 背後に高峰群が見える



    インドレン展望台から西側の展望

     左端がグラン・パラディーゾ、手前は3000m付近なので植物もなく荒涼とした世界
      


  • 2015年02月15日 Posted by matterhorn2 at 16:45Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:地元で人気のガビエット湖畔に泊まってみた

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):グロッソネイ谷

    TMR上、つまり歩いて、グロッソネイ谷から
    次のセシア谷(Val Sesia)のアラーニャ(Alagna, 1190m)に行くときは、
    オレン峠(Col d’Olen, 2881m)を越えてゆく。
    ゴンドラリフトを利用すると、
    オレン峠近くのサラッティ峠(Passo del Salati, 2936m)に着くのだが、
    両峠間は、わずか1km程度しか離れていない。
    なので、ついついリフト利用で楽をしたくなる。
    実際、登山道自体がほぼリフトの下を行くので、なんだかつまらない。
    でも、上部でオレン峠に分岐すれば、何とか静かになる。

    また、オレン峠には2つの山小屋がある。
    以前ここからの展望が良かったので、また利用したかったのだけど、
    何と2つとも閉鎖中。
    なので、グロッソネイ谷のスタッファルからアラーニャ間が、
    とんでもなく長いコースになってしまっていた。
    通常、ほとんどの人が中腹のガビエットに泊まり、
    ここからオレン峠越えをすることに。
    私も知らずに行って、ガビエット泊まりになってしまった。
    まあ、結果として時間に余裕ができて、
    一端サラッティ峠に行くことができたのですけど。。。

    ガビエット湖傍にある、ガビエット小屋。
    以前来たときは、昼食を取っただけだったけど、今回は宿泊。
    ここの部屋は、木調の素敵な個室(トイレ・シャワーは共同)で、
    山小屋としてはとても立派だった。
    設備と値段からすると、数日の滞在にも良いかもしれない。
    但し、小屋から見える高峰は、端のフェリクホルン(Felikhorn, 4087m)ぐらいで、
    モンテローザなどの有名峰は手前の尾根の陰で見えないです。


    ガビエット湖畔にて



    素敵なガビエット小屋



    2段ベッドが1つの木調個室

      


  • 2015年02月14日 Posted by matterhorn2 at 14:01Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:安く過ごせるイタリア グロッソネイ谷を楽しもう

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):グロッソネイ谷

    グロッソネイ谷(Valle Grossoney)最奥の村、
    スタッファル(Staffal)は、索道(ゴンドラリフト等)が多くて超便利。
    しかも、イタリアの索道は、スイスやフランスに比べると安い。
    特に、スイスフランが高騰したので、よけいだ。
    なので、ここに滞在しても、経費は安く済むのがいい。
    観光客も多く、駐車場は車で溢れていた。

    ここからは、ゴンドラリフトやチェアリフトで、
    先のベッタフォルカ峠と共に、
    サラッティ峠(Passo del Salati, 2936m)経由で
    次のセシア谷のアラーニャ(Alagna, 1190m)まで行くことができる。
    さらに、サラッティ峠からは、
    ロープウェイで3280mの地点にある展望台(Indren)にも行ける。
    あちこち行けるのです。

    でも、この結果、
    実はベッタフォルカ峠やシッテンからアラーニャまで、一気に行けてしまう。
    なので、TMRを回る人でこの谷に滞在する人は少ないかもしれない。
    でも休養を兼ねて、ここに滞在してもいいと思う。

    また最下部のスタッファル(Staffal)からは、
    サラッティ峠へ向う途中に、中間駅のガビエット(Gabiet)がある。
    展望では、先のシッテンの方に分があるけど、
    ガビエットには大きな湖があるためか、
    湖畔で多くの人が寛ぎ、人気はこちらが上のようだ。



    スタッファルを見下ろす、中央の駐車場は車で一杯



    花で飾られたスタッファル

      


  • 2015年02月12日 Posted by matterhorn2 at 18:06Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:ベッタフォルカ峠再訪

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):グロッソネイ谷

    シッテンに泊まった翌日、久々の好天だったので、
    ベッタフォルカ峠(Passo del Bettafrca, 2672m)にも行ってみた。
    10年ぶりの再訪。峠自体は狭隘で展望がないため、
    そこから行けるところまで北上してみた。

    リフト駅やレストランを越え、さらに登ると池があった。
    昔、ここで写真を撮った記憶がある。
    しかし、北側の高峰群の展望がいま一つだったので、稜線上をさらに先へ行く。
    この辺りは、もう岩稜しかない。
    しかし、しばらく行くと、一気に展望が開け、ようやく高峰群全体が視界に入ってきた。
    なお、この稜線の道は、リスカムなどへ登る基地となるセラ小屋(Rif. Sella, 3585m)への道。
    途中で出会った父娘に、セラ小屋まで行こうと誘われた。
    娘はまだ小学生ぐらい。道は岩稜続きだけど、一応小屋までは一般登山コース。
    小学生が行けるのだから、行けなくないはずはない。。。 
    でも、全く想定してなかったので諦めましたが、
    ちょっと魅了的なコースだと思っているのです。



    北側の稜線上からベッタフォルカ峠方面を見下ろす



    セラ小屋への稜線と白く輝く高峰群

      


  • 2015年02月09日 Posted by matterhorn2 at 21:51Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:グロッソネイ谷で最も展望の良いアルプ シッテン

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):グロッソネイ谷

    グロッソネイ谷(Valle Grossoney)へ下ってゆくと、
    ベッタフォルカ峠、或はロートホルン峠からの登山道は、
    途中のシッテン(Sitten, 2181m)付近のアルプで合流する。
    ここが、グロッソネイ谷で最も展望が良く、快適な場所。
    広いアルプの中に、とても小さな教会があり、
    谷奥には氷河を頂いたリスカムやモンテローザが輝いて見える。
    特に、リスカムから流れ下る氷河の迫力がすばらしいと思う。

    ここは、峠からのチェアリフトと、
    谷底のスタッファルに下るロープウェイとの乗り換え中間地点。
    なので、観光客も多い。
    谷底のスタッファル(Staffal, 1814m)には、ホテルも数軒あるが、
    このシッテンには、レストラン兼務の山宿が1つあるので、
    展望を味わいたい人には、こちらがお勧め。

    2014年には、わざわざ、ここへ泊ってみた。
    部屋は全てツイン以上でお洒落、完全なホテルだった。
    アルプの中の1軒宿で、見晴らしを遮るものがない。
    広々としたレストランでは、氷河を頂く山々を眺めながら、食事ができるのもいい。
    イタリア側TMR中で、唯一山を眺められる山岳ホテルであろう。
    ただし収容人数があまり多くない。



    シッテンからのリスカム南壁



    早朝のリスカム~モンテローザ シッテン



    シッテンのアルプ、右奥に教会、前方谷底がスタッフェル
      


  • 2015年02月07日 Posted by matterhorn2 at 23:57Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)