たまりば

旅行・観光 旅行・観光立川市 立川市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by たまりば運営事務局 at

テニス・ツェルマットオープン開催中、パワーに圧倒される

 雨で休養日なのでもう1つ投稿。 今後は未定ですので。。。

 テレビでは日々テニスのウィンブルドン大会の様子を放映してます。 ワインを飲みながら、これを見ているのだけど、たった今ツェルマットでテニス大会が開催されている。
 初心者の大会ではなく、列記とした優勝賞金6000SF(約60万円)の大会。 夕方、COOPに買出しに行くがてら、何度か見てみた。 自分も大昔、大会等に出るテニスプレーヤーだったので、興味津々なのです。




<今やパワーの時代>

 試合中の一コマ。 皆、身長はとても高い、2m近い?。 とにかくでかい。 そして、時代はパワー、トップスピン。 つなげて何ぼの忍耐テニスは昔の日本、僕のころの過去のもの。。。 見ていても、スピードについていけない。 ほとんど、フルパワーで打っている。 無論、ウインブルドンレベルではないので、ミスも多い。 でも、試合前の練習風景でわかる。 ボレー他各ショットで、ラケットの芯を外すことが一つもない! さすがだ。。。 (打音が気持ちいいほどに一定なのです!!!)




<結構観戦者多く、露店も出てる>

 テニスコートは、オムニ! 年寄りに優しいね。 でも、レベルが違う。
 結構観戦者も多い。 さらに、露店が出ていて、何とラクレット(目前で加熱してくれる、とろけるチーズ料理)店他が並んでいた。 僕には、こちらも興味津々。




<ホテルにあった大会パンフ>
 ドイツ語で読めないけど。。。




<賞金の額>

 優勝者は、6000SFだけど、その他下位にも結構出している。 写真は、2012年優勝者。




<過去の優勝者リスト>

 僕が知っていいる人はいない。 でも、出場者は世界中。 ジョッパーなら、点数と賞金を稼がないといけないので、ウインブルドンに出られない人達は、こういう大会で頑張るのだろう。。。  


  • 2013年06月30日 Posted by matterhorn2 at 02:45Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    消えゆくマッターホルンとゴルナーグラット展望台パノラマ

     本日(29日)は、ついに本格的な雨となった。 いい意味で完全休養日。 これまで、半日も雨が降り続くことはなかったので、結局じっとしていることはできなかった。 やはり日本人の性なのか、ついあれこれ行ってみたくなり、毎日疲れ果ててしまう。

     なお、天気はやはり今一です。 晴れても高曇りが多く、コントラストが出ない。 さらに、ツェルマットに来たころから気温がぐっと下がり、最低気温1~2℃、最高も15℃以下。 ゴルナーグラッドでは早朝-7℃で何と午後からは雪になった。 今日も2000m以上では雪ではなかろうか? せっかくの花畑が。。。 長期天気予報は、いつも週後半末で良くなると出ていて、日々先延ばしの感じ。 長期予定が立てられないですね。

     では、ゴルナーグラッドの様子です。
     朝夕共に、薄雲でコントラストが出ず、残念な結果でした。 予報は晴れだったのに。。。
     また夕食時隣にロンドンから来ている写真家と出会った。 彼は3日間もここに泊まっているが、やはり朝夕の天気が良くないとのことだった。




    <消えゆくマッターホルン>

     まず泊まった翌日のマッターホルンを。 下から雲海が湧き上がり、高層の雲が徐々に濃くなる。 ちょうど、マッターホルンだけの世界になった。 でも、この後マッターホルンは見えなくなり、そして雪になった。 とても寒い!!




    <登山鉄道車窓からツェルマットを>

     ツェルマットを出発した直後、登山電車の車窓右側に町全体とマッターホルンが見える。 良く撮られる写真です。 でも、車内が傾いているため、水平に注意しないといけないです。良く失敗します。




    <頂上駅ゴルナーグラットはもうすぐ>

     標高3000mになるとさすがに雪だらけなのだけど、鉄道沿いやスキーコースは除雪の影響で先に融け、歩けそう。 実際、有名なシュワルツゼーまで下ってみたが、日中ならアイゼン不要だった。 無論、湖自体は雪の中だったけど。




    <ゴルナーグラット展望台の今>

     ゴルナーグラット展望台からマッターホルン側を見ると、クルムホテル・ゴルナーグラットの建物越しに、マッターホルンが良く見える。 展望台自体は完璧に除雪されていて、観光には問題ない。でも、周囲は雪だらけ。

     では、着いた日の好天時に撮ったパノラマ写真を。 ほぼ360度を2つに分けました。 晴れと言っても、雲が多いです。 夕方には、高層に薄雲が広がり、夕焼け写真は撮れなかったです。




    <南側モンテローザ方向のパノラマ>

     ゴルナーグラット展望台からは、眼下のゴルナー氷河越しに、左からモンテローザ、リスカム、ブライトホルン、そしてマッターホルンが目前に広がります。 何度見ても、いいです! まあ、日中は晴れましたので、良いとしますかね。




    <南側ツェルマット方向のパノラマ>

     北側は、左からダンブランシェ、オーバーガーベルホルン、ツィナールロートホルン、ワイズホルン、ツェルマットの谷、そしてドームなど、4000m越えの高峰群が並んでいます。 ただ、北側高峰群は距離が遠いので、南側ほどの迫力はないです。  


  • 2013年06月30日 Posted by matterhorn2 at 01:33Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    マッターホルン再会、やっと出会えたオキナグサ

     ツェルマットに来て3日目。 日中は晴れるのだけど、朝夕が今1つ。 来た初日の夕焼けも50点程度。 現在、詳細天気予報をチェックして、晴れそうなのでゴルナーグラッドのクルムホテル(3100m、GGB登山電車利用)に来てしまいました。 夕食付で1泊2万円以上! 悪天だと元が取れないです。 
     ところが、やはり夕焼け、朝焼け共にダメ、昨日同様薄雲が広がり、ほとんど赤くならない。。。 今朝は、5時に起きて、裏の展望台でカメラを構えていたのに。 でも、夕食はミートホンデュ(油ではなく、コンソメスープだったのでよかった)。 
     なお、これは3100mのホテルで、部屋の窓からマッターホルンを眺めながら書いています。

     では、本題。
     
     昨日は日中は晴れたので、シュワルツゼー(2500m)に行ってみた。 すると、もう残雪は少なめで、十分歩くことができる。 グリンデルワルドより、500m程度高所までOKそう。 さすが南寄りなのと、晴れやすい地域だからであろう。




    <やっと出会えたオキナグサ>

     シュワルツゼーからズムット方面に少し下ると、丘陵のようななだらかなところに、オキナグサの大群落があった。 でも、そのほとんどが終わりか、悪天の影響で下向きにしぼんだままだった。 でも、わずかなエリアで、見事に咲き誇っていました。
     なお背後は、ダン・ブランシェになります。




    <耐えるオキナグサ>

     気温が低かったり悪天だと、オキナグサは、写真のように下を向いたまま、じっと耐えています。 グリンデルワルドでもここでも、そのほとんどがこんな状態でした。 これはこれでかわいいのですけど。。。




    <マッターホルン夕焼け>

     来た初日、ようやく夕焼け(点数では50点?)に出会えました。 西の空に薄雲があるのか、光線が弱いです。 残念。 




    <ツェルマット恒例の羊のパレード>

     確か朝と午後遅くの2度ほどだと思うけど、放牧に出す羊達の恒例のパレードがあります。 これにちょうど出会いました。 牛飼いの子供達も、民族衣装で着飾っています。 子供たちにとっての見せ場なんですね。 場所は駅前広場で、左上にマッターホルンの頭が見えています。 さすが、観光の中心地。  


  • 2013年06月27日 Posted by matterhorn2 at 16:17Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    グリンデルワルド:悪天でも花畑は急変

     現在、天候の悪いグリンデルワルドからツェルマットに移動し、1日が立たったところ。 やはり予想通り、こちらの天気はいい。 昨日グリンデルワルドが雨だったのに、ツェルマットは着いた午後には晴れ、マッターホルンの夕焼けまで見え、何ともありがたい。 明日また晴れの予想。

     では、グリンデルワルドの花畑の様子他を追加します。




    <ルリカンザシの群生>

     グローゼシャイデックからグリンデルワルド(‐1000m程度)を歩いて下ったとき、途中で見つけた、ルリカンザシの群生です。高さは5㎝程度、小さな紫ウニのようですね。 なお、名前については、学名を書いてもしかたなのいので、和名に近いものを選択しています。
     グリンデルワルドに来た目的は、実はロングトレイルの1つ、スイス:アルパイン・パス・ルートを歩くためでした。でも、悪天と残雪で歩けず、まあルート中手軽な個所を歩いてみた感じです。




    <ボルトのキンバイの大群落消失>

     6/18に、フィルスト展望台の途中のボルト(Bort)でキンバイソウの大群落を撮ったのだけど、23日再訪したら、1週間もしないうちに、大群落のキンバイソウが全て終わり、代わって小さなユリ(ナルシスではなさそう)が大群落を作っていた。 たった5日で、早春から初夏に変わったらしい。




    <オマーン人にいきなりハグされた>

     メンリッヒェンで周囲を散策しているとき、写真の家族(むろん男性)と少し会話した。 何とオマーンから来ているとのこと。 始めこちらが日本人というと、トヨタ、マツダと叫び一気に話し出し、こちらがオマーンを知っていると言うと、とたんハグされ、大興奮。 よほどうれしかったらしい。 なお、写真は後姿にしてあります。
     また、写真に写っている看板には、トレイルが雪崩、落石で危険なので、閉鎖と記載されてます!




    <ミューレン上部:ブリューメンタール>

     ミューレンからアルプフルーベルまで、ケーブルカーが通じている。 ここから下る道沿いのアルプが花畑になっていた。 何もないところだけど、ちゃんと一軒ホテルがあった。 アルプが、白や黄色に見える部分はすべて花です。




    <ブリューメンタールのアルプ>

     ブリューメンタールの花畑をパノラマで撮ってみました。 この日ミューレンでは、ノルディック・ウォーク大会が開催されていました。 まるで、山岳競歩のような感じでしたね。  


  • 2013年06月26日 Posted by matterhorn2 at 06:27Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    ユングフラウ3山を望むメンリッヒェンでも暑い

     今日23日で、グリンデルワルド滞在約1週間になります。
     来た早々真夏の暑さと共に好天に恵まれたんですが、20日以降不安定になり、山々が見えるのは時たまという感になってます。 さらに、長期予報では今週はやばそうです。 
     だいたい1日中雨とうのは少なく、朝夕シャワー、日中徐々に雲が切れる感じです。 時間によっては、昨晩のように一瞬夕焼けが見えることも。。。 でも、全般に谷間の町の上空は晴れることがあっても、高い山に張り付いた雲はとれないです。 天気予報でも、気圧配置に大きな変化はなく、北海の低気圧と地中海高気圧の狭間で、揺れている感じです。 日本の梅雨時に似ていますね。 でも、全般に乾燥していますので、梅雨前線のようなものはないです。
     また常に西風が吹き続けるので、これが今いるスイス中央のユングラフの山々に雨を降らせ、南部のツェルマットでは、逆に乾燥し結構晴れやすくなってます。 なので、明日からツェルマットに退避します。

     では本題。 崩れだす直前の19日、ユングフラウ3山を真正面にみる高所好展望地、メンリッヒェン(Maennlichen, 2230m)からの様子を紹介します。 この日は午後から晴れました。




    <メンリッヒェン展望台からのユングフラウ3山>

     メンリッヒェンからは、ユングフラウ3山が真正面に見えます。 まだユングフラウ山頂(右)は雲に覆われていますが、アイガー(左)、メンヒ(中央)は見えています。  手前中央右の建物が、メンリッヒェンの山岳ホテルです。 久々ここに泊まってみました。 でも、朝夕は。。。




    <サクラソウ咲くメンリッヒェン>

     メンリッヒェン展望台付近は日当たりが良いので、残雪の脇にはクロッカスが咲いてますが、乾いたところでは、春の花々が咲き乱れていました。 写真はその1つ。 サクラソウを前景に、3山を入れてみました。 




    <あまりの暑さに。。。>

     現地の人々は寒さに強く基本的に暑さは苦手です。 体温が高いためらしいです。
     メンリッヒェン展望台で日光浴をしている人に出会いました。 いかにも暑そうですが、標高2200mもあります。
     でに、こちらも半袖です。

     最後に再び、パノラマ写真を。
     



    <メンリッヒェン展望台からのパノラマ>

     真北から撮り始め、グリンデルワルド(中央谷間)、ヴェッターホルン、アイガー、メンヒ、ユングフラウ等々です。 なお、この後3日間、この景色は見えなくまりました。   


  • 2013年06月24日 Posted by matterhorn2 at 05:09Comments(2)2013_ヨーロッパアルプス

    スイス クライネ・シャイデック付近の花と登山電車

     20日以降、やや悪天、不安定な状態が続いています。 
     とりあえず1日中雨ということはなく、にわか雨になったり、雲間から日差しが出たりです。 ですが、来週の予報では、グリンデルワルド付近の天気は今1つのようです。 前にも書いたけど、今だにまともな朝夕焼けは撮れていません。 さらに来週は最悪全滅(22日以降)かもです。 なので、比較的晴れやすい、ツェマット方面に移ろうかと思ってます。

     では、話を戻します。
     前回のフィルスト方面への散策から、標高1700~1800mのアルプが花盛り、1900~2000mで残雪とクロッカスという感じになっています。 なので、次にユングラフ・ヨッホへ登山鉄道の途中駅、クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg, 2061m)付近に行きました。




    <ヴェンゲ-ナルプの花畑>

     クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg, 2061m)から、ヴェンゲン(Wengrn, 1274m)に下る途中、1800m付近に、ヴェンゲ-ナルプ(Wengernalp, 1873m)とうい駅があります。  クライネ・シャイデック自体はまだ残雪がありますが、この途中駅付近のアルプが、見事な花畑になってました。 思わず途中下車です。 
     写真は、ハクサンイチゲの仲間の大群落を前景に、アイガーとメンヒを入れてみました。 山が近過ぎて、ユングフラウまではとても入りきりません。 でも、思わず嘆息ですね。 ここに1hはじっとしてました。




    <ヴェンゲ-ナルプ駅に登ってくる登山鉄道>

     15h過ぎ、早々にグリンデルワルドに戻るため、駅で登山鉄道を待っていたところ、ちょうどいい感じで電車がやってきました。 背後の山は、ユングフラウではなく、シルトホルン方向です。




    <クライネ・シャイデックの様子>

     クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg, 2061m)の現在の様子です。
     手前が駅舎で、背後がアイガー(北壁が目立つ)とメンヒです。 駅舎の背後の丘から撮ってます。定番ですね。 なお、24mmでも3山(+ユングフラウ)全貌は撮れないです。




    <クライネ・シャイデック駅舎前>

     ここへくると、グリンデルワルドよりも、ユングラフヨッホへ向かう観光客でとんでもない喧噪の世界になってます。 まだ真夏でないのにです。 日本人や地元団体よりも、今や中国、インド系あるいは中東(区別できない)がとても多いです。
     写真は、帰りの午後遅く16hごろ撮ったので、さすが人は少なめです。 なお、左端の電車が、有名なユングラフヨッホ行の登山電車です。

     最後に、今日22日の夕方、これを書いている瞬間、雲が減りついに夕焼けが見えました! 20:40、思わずホテルを飛び出し急斜面を100mほど駆け上がったのです。 でも、アイガーの頂上は一瞬で雲(3000mぐらいの中腹にまとわりついた雲)に隠れてしまいました。 一応、ヴェッターホルンは撮れましたが。。。  アルコールを入れた直後のダッシュはすごくしんどい。 直前まで雲が多くてあきらめ、ワイン他を飲んでたのが堪えたです。   


  • 2013年06月23日 Posted by matterhorn2 at 05:15Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    雪崩が怖いハイキング、でも早春の花々が咲くフィルスト

     昨日までの2日間、展望台でもあるメンリッヒェンにある山岳ホテルに泊まっていました。 WiFiが使えず、天気も悪天。 3日間の好天後、ついに下り坂になってます。 特に、昨日20日は雷雨時々晴れ、強風で散々でした。 今は、グリンデルワルドに戻ってます。

     では数日前に戻って、グローゼシャイデック(Groose Schedegg, 1961m)の峠からフィルストへのハイキング道の様子を紹介しましょう。 グローゼシャイデックへはバスで来れます。 ここからフィルスト(First, 2168m)へは、登山道ではなく、一般道(より低所)を歩いてみました。




    <グローゼシャイデックからのアイガー>

     有名なアイガー(Eiger)も、グローゼシャイデックからだと、切り立ったナイフ状にしか見えません。 でも、この両側絶壁の岩場を登るのがアルピニストです。 NHK BSグレートサミッツでもここを登っていました。 
     
     


    <リュウキンカ群落とアイガー>

     フィルストへのハイキング道の脇は花が沢山咲いていて、やはり高所はまだ早春。 水の流れがあるところには、リュウキンカが群落を作っていました。 背後は、アイガー、メンヒです。
     
     



    <三大名花:ジェンチアナに再び出会う>

     途中、三大名花の1つ、ジェンチアナ(Gentiana, 現地名)の群落に出会いました。 以前、7月下旬のTMBで出会ったので、夏の花と思っていたのだけど、融雪後の早春に咲く花のようです。 普通、出会うのが珍しいはずなのに、至るところで咲いてるのです。 自分の中の希少価値が下がってしまったです。。。
     
     


    <雪崩のデブリ帯通過>

     一応ハイキング道上は除雪してあるけど、途中雪崩のデブリ帯を通過します。 ここへくるまでは、残雪があってもアイゼンがあれば歩けると思ってました。 ところが、この近くへ来た時、轟音と共に上部の雪渓が崩壊し、まさに丁度雪崩が起きました。 むーーー、これはやばい。 やはり閉鎖となっている場所は、危険地帯! 今週より異常に高温になってるので、非常に危険。 高所トレッキングは、諦めるしかなさそう。

     最後に、パノラマ写真の追加です。

     前回記事のバッハアルプゼーの様子と、グローゼシャイデッグの2つ。





    <雪多いバッハアルプゼーから>

     これで、残雪の多さが分かると思います。 無論、通常は雪がないそうです。。。
     でも、最高です。。。 ここで、これを眺めながら昼食をとりました。





    <グローゼ・シャイデッグから>

     左端が、グローゼ・シャイデッグ(大きな峠)の山岳ホテル、右端がフィルストへのハイキング道、中間の谷底にグリンデルワルドがあります。 ここは、残雪が少ないですね。 おかげで、いろいろな花に出会えて、いいかもです。

     最後に、眠い。。。 既に22:40。
     日の出が5:40、日没が21:20、日々これに対応し、そして日中は歩き回ると、結構疲れます。
     なのに、来てから約1週間、まともな朝夕焼けの写真はゼロでなのす。。。 中途半端な天気が恨めしい。
     今日の悪天がありがたいです。 寝坊できるので。。。  


  • 2013年06月22日 Posted by matterhorn2 at 05:42Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    スイス グリンデルワルド 早春からいきなり真夏へ

     初日から3日間は、曇りか小雨がぱらつきましたが、グリンデルワルドに来た翌日から3日間晴れています。
     でも、気温が7月末から8月の真夏の暑さ(標高1000mでも(ほぼ30℃)になってしまい、体がまだ馴染めないです。 暑さがしんどい。。。

     今年のスイスは、残雪が異常に多く、2000m以上の高所登山道は全然歩けない状態です。 例年は、もう雪は無いはずなのですが。。。  5月がずっと低温、悪天(6月第1週も降雪)で、何と今週からよくやく気温も上がったらしいです。 でも、いきなり真夏になってしまった。 標高の低い谷間は、最高35℃になっています。 でも、朝は15度程度、物凄い気温差です!

     なので、2000m以下のおちゃらけハイキングをしています。 2000mが早春、1700~1800が春真盛りで、アルプが花畑になっています。 これはこれでいいかもですね。 なお写真をブログにアップするつもりなのだけど、なかなか余裕がなく大変です。

     では、少しグリンデルワルドの様子をアップします。



    <フィルスト・ゴンドラ途中駅ボルト周辺の花畑>

     まずは残雪の状態を見に、フィルスト行きのゴンドラに乗ってみました。 途中駅のボルト周辺は、あちらこちらに花畑が広がっていました。 写真はその一つです。 標高1700~1800mのアルプ(牧草地)が花盛りです。 これより下は、既に刈られているとこともあり。でも、でも1500m程度でもまだ、刈り取られていなところもあります。 まばらですね。




    <フィルスト手前の残雪とクロッカスの大群落>

     標高1800mにもなると、かなり残雪が多くなってます。 その代り、早春にしか見られないクロッカスの大群落に出会えました。 通常5月初旬にみられる光景ですが、今年は、ラッキーなのでしょうか。。。 その代り、高所トレッキングが全くできません。




    <残雪多いバッハアルプゼー>

     フィルストから1h程度のハイキングで来れる、最も有名な湖、バッハアルプぜーです。 ここまでは、ハイキング道を除雪してあって、誰でも来ることができるようになっています。 でも、湖の半分は雪で埋まり、湖岸まで多量の残雪があり、近づけないです。 ここは、フィルスト同様、ほぼ2000mあります。 ここから上へは、現在一般人は立ち入り禁止になっています。 ハイキング道も、閉鎖の看板が立っています。




    <フィルスト・ゴンドラからのグリンデルワルド>

     フィルストへのゴンドラから、グリンデルワルドの町を撮ってみました。 谷底は、もう夏とあまり変わりないです。 目立つ山は、グリンデルワルドの象徴でもあるヴェッターホルンです。  


  • 2013年06月19日 Posted by matterhorn2 at 05:04Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    スイス チューリッヒからグリンデルワルドへ

     スイス チューリッヒ(Zurich)滞在後、まずは、スイスアルプスの登山基地としても有名な、ベルナーオーバーランドのグリンデルワルド(Grinderwald)に来ました。 事前の調査で、今年のアルプスはとても残雪が多いらしいとのことで、あまり標高が高くないハイキングが可能な場所として選びました。 残雪状況の確認と足慣らしのつもりです。

     まずは、チューリッヒの玄関口としてのて鉄道駅からスタートです。



    <チューリッヒ中央駅>

     チューリッヒ中央駅は旧市街同様の建物ですが、現在大規模改修中です。 写真は、表玄関口で、工事部分をカットしています。




    <古風な機械式表示板>

     駅には、天井からつるされた、大きな列車の運行表示板があります。 でも、今時には珍しい、機械式です。 1つ列車が出る毎に、カラカラと表示がひっくり返ります。 懐かしいですね。 グリンデルワルドへは2つの経路があるのですが、今回は、風光明媚なルツェルン(Luzern)経由としました。 早いのはベルン(Bern)経由ですが、あまり面白くないです。




    <ゴールデン・パス列車でブリエンツ湖畔を行く>

     ルツェルンからグリンワルドの入り口のインターラーケンへは、ゴールデン・パス・ルートの列車に乗ります。 ここから、レマン湖のほとりのローザンヌまでで、景勝明媚なコースを行くのですが、インターラーケンで降りてしまいます。 通常は写真のような金色の車体です。 写真は、インターラーケン手前のブリエンツ湖畔を行くところです。
     そしてインターラーケンからは、いよいよ登山電車(BOB:途中ラックレールあり)に乗り換えですね。



    <グリンデルワルド駅前の様子>

     今日は、高曇り。 残念ながら目前に迫るアイガー他の山々は、頂上のみが隠れています。 変わった点は、日本語案内書があった建物付近が大工事中。 巨大な穴があいていました。 日本語案内書は、写真の左手、白い看板のホテルの1Fに移動していました(この5月に移動)。




    <教会とヴェッターホルン>

     天気が悪いときは、カメラの特殊機能でごまかします。
     写真は、グリンデルワルドであまりにも有名な構図、教会とヴェッターホルン(Wetterhorn)です。 ようやく、また来たという実感がわいてきました。


     最後に、チューリッヒ滞在中、旧市街を巡ったのですが、試しにコンデジのパノラマ機能を試したので、これをアップしてみます。そのままでは、容量が大きいので縮小し、さらにサムネイルにしてみました。 クリックすると、少し大きな画像になると思います。



    <チューリッヒ旧市街のパノラマ>

     旧市街の展望台のリンデンプラッツから、市中央を流れるリマト川を越しに、旧市街を撮ったものです。 右端に2つの塔が見えますが、これが有名な大聖堂です。 この塔の片方には、4SFで登ることができます。 ずっと階段なので、少々疲れますが、旧市街を360°見下ろせますので、一見の価値があります。 夜景と共に、今後余裕ができたらアップしようと思ってます。 いつになるかは。。。  


  • 2013年06月17日 Posted by matterhorn2 at 04:49Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    トラブル連続でスイス チューリッヒ到着

     今日から、2013年のヨーロッパアルプスについての生情報を発信しようと思います。
     WiFiに接続できれば記事が書けるのですが、進んでいるヨーロッパでも、さすがに山小屋にはないので、今後はホテル滞在時に更新することになるでしょう。

     ロンドンからの接続フライトの遅延で、昨晩深夜0時過ぎて宿に入り、今日は疲れているのでチューリッヒに滞在中。 なので市内を散策しました。 これを紹介します。

     なお、宿は不注意でホテルではなく、アパートメントにしてしまったため、チェックインの遅延を知らせる電話をロンドンからしたときに混乱し、さらにその時点で予約が入ってないともめ(チューリッヒ到着後の再電話時には解決)、到着後も雨の中ををタクシーの運転手に探してもらいました。 外に看板等がないので、番地で探し、レセプションがなく、入口で暗証番号入力で鍵がでてくるだけという状態。 薄暗い入口で深夜、もし扉があかなかったら。。。 さすがに不安の絶頂になったのですが、タクシーの運転手が入り方に気付いてくれて、ほっとしました。 運転さんに感謝感激です。

     さて、本題のチューリッヒの様子ですが、翌日14日は1日中曇天でした。 やや暗いのと、空が白く飛んでしまうので、絵画調HDR(ソニー製)で撮ったものを中心に載せました。 これって、建物系にはなかなかいいです。




    <路面電車縦横無尽に走る>

     チューリッヒ市内は、路面電車が網の目のように走っているのですが、これも旧市街の景色の中に溶け込んでいるようです。 電車が走り去ると、皆一斉に横断し始めます。 なお、電車も車も右側通行です!ので、電車は後姿です。




    <日々お祭りのいうな旧市街1>

     旧市街は、スイスの国旗が沢山はためいていて、いつもお祭りのよう。 




    <日々お祭りのいうな旧市街2>

     別の通りでは、よくわからないのですけど、変わった旗?が吊るされていました。 どう見てもお祭りのようですね。




    <スイスでも寿司販売あり>

     駅の地下街や、街中の惣菜店で、ついに寿司が並んでいました。 無論、生は鮭ぐらいです。 物価の高いスイスでは、写真の一パックがなんと20SF(約2000円)もします! ビックマックが1つ6.5SFですので、これと比べてもやはり高いです。。。 でも、寿司を食べている人を見かけました。  


  • 2013年06月15日 Posted by matterhorn2 at 03:26Comments(0)2013_ヨーロッパアルプス

    TMB終了、そして今年のアルプス再訪へ

     TMBの最後となるシャンペ(Champex)到着です。 

     オートルートの紹介記事で、シャモニからシャンペまでのコースを紹介していますので、TMBの紹介は、再度シャンペの紹介でで終了します。 フェレ谷のフェレ村からは、オルジエール経由で、バスで来れるので、あっけなく終了してしまいます。

     なお次回からは、今年2013年の様子を紹介しようと思っています。 今週より、ヨーロッパアルプスを再び訪問する予定なのです。 実は、勤めていた会社を体力があるうちに早期退職し、次の道に進もうと(アルプスエリアで仕事があるかは別ですけど。。。)、色々挑戦することにしました。 これは、成田で書いています。
     ところで、6月なのに台風が接近中。 行けるのだろうか。。。




    <シャンペ村の様子>

     シャンペ村は、シャンペ湖畔のリゾート地で、結構宿泊施設等が多いです。 99年に来たときは、丁度夏祭りを行っていました。 広場で、音楽祭をやっていました。




    <シャンペ湖からグラン・コンバン方面の展望>

     湖畔からは、南東方向にグラン・コンバン山群が見えます。 なので次は、このグラン・コンバンを周遊するツール・ド・コンバン(Tour des Combin, TDC)を紹介しようと思っていました。 でも、次回からは、今年2013年の様子、つまり最新情報をお届けしたいと思います。 実は、勤めていた会社を退職し、  


  • 2013年06月14日 Posted by matterhorn2 at 15:46Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB:スイス側フェレ谷のフェレ村ヘ下る

     イタリアのフェレ谷(Val Ferret)から大フェレ峠(Grand Col Ferret)を越えてスイス側に入ると、今度はスイス側のフェレ谷(Val Ferret)に入ります。 同じ名前なので少々戸惑います。 峠から緑のアルプの中を下って行くと、フェレ村(Ferret, 1700m)を経て、そしてラ・フーリ(La Fouly, 1593m)村に着きます。



    <峠越え後最下部に着く>

     フェレ谷の谷底のフェレ川にたどり着いたところです。 ここまで来て、ようやく開けたところに出ました。 天気が悪かったため、ここへきてようやく晴れ間が見え、やっと爽快な気分になることができました。 遠望に、モンブラン山群も見えています。




    <クロッカス咲くフェレ谷>

     フェレ谷底には、雪解け後真っ先に咲くクロッカスが咲いていました。 これを前景にフェレ谷を撮ってみました。 あと少しで、フェレ村に到着です。




    <フェレ村到着>

     フェレ谷のフェレ村からは、オルジエール行きのバスが出ています。 なので、ここまで到着すれば、後はバスでシャンペまで、オルジエール乗り換えで、一気に行くことが来ます。 通常、この間は皆バスを利用しています。 でも、次回は、このフェレ村か、次のフーリ村に滞在してみたいと思っています。 それは、シャルドネ針峰やツール針峰が目前に迫っているからで、この展望を見ずにあっという間に通過するのは、実にもったいないからです。  


  • 2013年06月12日 Posted by matterhorn2 at 21:43Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB:国境のフェレ峠を越え今度はスイスへ

     エレナ小屋に泊った翌日は小雨模様でした。 でも、午後からは回復しそうだったので、イタリアとスイスの国境である大フェレ峠(Grand Col Ferret, 2537m)に向かいました。 でも峠を越えるまでは、小雨のままだったので写真が全く残っていません。 なお、国境を越える峠としては2つあり、1つが大フェレ峠、もう1つが小フェレ峠(Petit Col Ferret, 2490m)です。 エレナ小屋からだと、通常前者の大フェレ峠を越えます。



    <大フェレ峠から下る途中の花畑>

     大フェレ峠から下る途中、緑のアルプの中にワタスゲが咲いていました。 雨後で瑞々しかったですね。 峠を越えたスイス側は、山の斜面が全て緑のアルプにに覆われていました。 




    <大フェレ峠付近からの展望>

     大フェレ峠(Grand Col Ferret, 2537m)を越えたあたりから、ようやく雨が上がり、展望が開けてきました。 左奥に、辛うじてグラン・コンバンが見えています。 天気が良ければ、すごい展望のはずなのですが。。。 残念です。




    <緑のアルプを行く>

     一面の緑のアルプの中を下ってゆきます。 写真下部に写っているのは、日本人のツァーグループです。 たまには、日本人が点景になることもあるようです。  


  • 2013年06月11日 Posted by matterhorn2 at 09:01Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB:イタリア側フェレ谷のエレナ小屋へ

     2度目のTMBは、99年のことでした。 ヨーロッパで皆既日食が見えるとのことで行ったのですが、山も日食も悪天で、今一つでした。。。 これまでの経験からすると、アルプスで好天に出会えるのは5~6割の確率しかないように思います。

     さて、レ・ヴァシャ(La Vachey, 1642m)からフェレ谷奥へ行くには、時間があれば歩いても良いです。 一応、谷奥のアヌーバ(Arnuva, 1769m)へ向かうバスがあるので、これも利用できますが、バスの終点の駐車場まではわずか3~4km程度です。 
     ここからなだらかな車道を300mほど登ると、エレナ小屋(Refugio Elena, 2062m)に着きます。 でも、この午後から再び天気が悪化しました。




    <エレナ小屋>

     これがエレナ小屋です。 小屋でビールを飲みながら寛いでいると、何と日本人の団体がやってきました。 久々日本語を話した記憶があります。 この年には、TMBを巡るツァーが催行されていたことになりますね。 無論、ツァーだと少々天候でも歩き続けることになるのでしょうが、私の場合は途中でやめてしまい、出直すことになります。 この年は悪天続きで、スイスのシャンペまで行ってストップしていまいました。




    <バス終点からエレナ小屋へ>

     この写真は、アヌーバのバス終点付近から車道をジグザグと登り、小屋近くまでたどり着いたときのものです。 多少の日差しがあったのは、ここまででした。 谷奥のモンブラン山群が見えていますが、小屋は右手に斜面を上がったところになります。




    <エレナ小屋からのフェレ谷全貌>

     小屋から、フェレ谷を俯瞰したものです。 まだクールマイヨール方向には日差しがあるようです。 でも、小屋上空は厚い雲に覆われてしまいました。 無論、この日の夕焼けは拝めませんでした。  


  • 2013年06月09日 Posted by matterhorn2 at 21:02Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB:釣り人も魅了する?フェレ谷 ラヴァシェイ

     クールマイヨール(Courmayeur, 1226m)からモンブラン山群に向うと、谷が左右に分かれます。 南西側がヴェニ谷(Val Veny)で、反対の北東側がフェレ谷(Val Ferret)です。 これからは、フェレ谷奥を詰めることになります。 ボナッティ小屋からは、一気に約400mほど下ると、谷底のラヴァシェイ(Lavachey, 1642m)に着きます。 ここへは、クールマイヨールからバスで直接来ることができます。 では、ラヴァシェイの様子を少し紹介します。 




    <ボナッティ小屋への登山道から>

     レ・ヴァシャからボナッティ小屋への登山道を少し登ったところからフェレ谷を見下ろしたものです。 広々とした谷に、晴れ晴れしますね。 右手奥にモンブランがあるのですが、雲が多いです。。。




    <フェレ谷 ラヴァシェイ>

     ラヴァシェイのバス停近くで、谷底を流れるフェレ谷の川を渡ります。 氷河の融水で、やや青みがかったグレー色をしています。 ほぼ平らな地形ですが、かなりの水量でした。 この川では、釣りも有名のようです。 何年か前、NHKでこの川で釣りをする様子が放映されました。 自分でもしてみたいと。。。




    <フェレ谷 ラヴァシェイ>

     渡った小さな橋と、樹林の隙間から見える谷奥の山々を入れてみました。 このフェレ谷は、とても良い雰囲気です。   


  • 2013年06月08日 Posted by matterhorn2 at 18:34Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB: あまりにきれいなボナッティ小屋へ

    ツール・デュ・モンブラン(TMB): イタリア フェレ谷

     2度目のビエーユ小屋訪問時、これから行くフェレ谷(Val Ferret)の新しいパンフを見たら、モンブラン山群の対岸に山小屋の印がありました。 自分が持っていた地図には記載されていなかったので、ビエーユ小屋のご主人に聞くと、新設されたボナッティ小屋(Refugio W. Bonatti、2022m)とのことでした。 展望が良さそうなので、早速予約してもらいました。





    <ボナッティ小屋とモンブラン山群>

     これは、小屋前のテラスで寛いでいる人達を入れて、ボナッティ小屋とモンブラン山群を撮ったものです。
     ボナッティ小屋は98年に新設されたもので、行ってみるとその建物の新しさだけでなく、設備がとても素晴らしのです。 ベットルームでは、ベットが個別に良く分離されていて、各々荷物の収納場所と共に極めて余裕のある部屋で、とてもゆったりしてました。 長期滞在してみたくなりました。 小屋からは、イタリア側からのモンブラン山群のパノラマが目前に迫ります。




    <アルプの中に建つボナッティ小屋>

     ここへは、谷底のレ・ヴァシャから約400mほど急峻な道を登って来るのが最短コースなのです。 でも、この道はすごく急峻で、かなり喘ぐことになります。 アルプスでは良くあることですが、標高2000mぐらいに上がると、急峻なU字谷の上のテラスのような地形に出ます。 ここには夏場の放牧地であるアルプが広がり、展望がとても良くなります。 小屋は、そうしたアルプの中に建っています。




    <早朝のモンブランの輝き>

     ビエーユ小屋からは南壁の岩稜が邪魔で見えなかったモンブラン山頂が、ここからだととても良く見えます。 早朝、最も高いモンブラン山頂から日が差し始めます。 広々としたモンブラン山群の中で、ポツンと輝き始めます。 それが、時間と共に少しずつ広がって行くのです。 これをじっとが眺めているだけでたまりませんね。




    <グランド・ジョラスが正面に見えるはずが?>

     小屋から目前に見える、モンブラン山群の様子です。 地図上では、有名なグランド・ジョラスが真正面に見えるはずなのですが、前山の岩山(左手の高峰)が邪魔をして見えません。 残念。。。   


  • 2013年06月07日 Posted by matterhorn2 at 16:47Comments(2)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB:イタリア側の登山基地 クールマイヨール

     メーゾン・ビエイユ小屋に続いて、イタリア側の登山基地クールマイヨール(Courmayeur)を少し紹介します。
     シャモニからここへは、実はモンブランの真下を貫くトンネル(その名もモンブラントンネル Tunnel du Mt. Blanc)を通って、あっという間に来ることができます。 でも、2度目に訪れたときは、モンブラントンネルでの大火災事故の影響でトンネルが閉鎖されていました。 なので、急きょロープウェイとゴンドラを乗り継いで、ミディ針峰、エルブロンネル経由で、イタリア側に行きました。 このコース、モンブラン山群を超える観光ルートとして人気があるのですが、とても高価なので避けていましたし、少し悪天になると直ぐに止まってしまいます。 ところが、このときはすごい好天で、難なく越えれました。 ラッキーでしたね。



    <クールマイヨールのバスターミナルにて>

     写真は、クールマイヨールの中心のバスターミナルの光景です。 ここからは、目前にダン・デュ・ジェアン(中央右寄りの尖った針峰、Dent du Geant, 4013m)が目前に迫ってきます。 中央左寄りの岩山が、ロープウェイで行けるエルブロンネル(Helbronner, 3463m)です。 ミディ針峰からエルブロンネルへのゴンドラは、大氷河上空をほぼ水平に移動するので、空中を散歩するような感じに見舞われます。




    <シュクルーからのクールマイヨールとモンブラン山群>

     メゾン・ビエーユ小屋からクールマイーヨールへは、リフトでプラン・シュクルーへ、続いてロープウェイで下ることができます。 上の写真は、このロープウェイからクールマイヨール方向を撮ったものです。 クールマイヨールに下るころには、モンブラン山群はまた雲に隠れてしまいました。  


  • 2013年06月05日 Posted by matterhorn2 at 15:16Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)

    TMB: まさにイタリアらしいビエイユ小屋

    ツール・デュ・モンブラン(TMB): イタリア ヴェニ谷

     シュクルー峠(Col Checrouit, 1956m)には、メーゾン・ビエイユ小屋(Refugio Maison Vieille)があります。 ここへは、クールマイヨール(Courmayeur)からロープウェイとリフトを乗り継いで簡単に来ることができます。 97年は悪天で写真が撮れなかったので、別の機会に残り半周を歩くときに寄りました。 以下の写真は、2度目の訪問時のものです。



    <メーゾン・ビエイユ小屋>

     メーゾン・ビエイユ小屋は、なかなか気さくなご主人が経営しています。 2度目の訪問時、夕方最終ロープウェイで向かうと、偶然いっしょになり、小屋まではリフトではなく、車で運んでくれました。 夕食は、パスタ他みな美味かったし、量も多かったです。




    <シュクルー峠>

     この写真が、小屋を入れて、シェクルー峠全体を撮ったものです。 右奥の岩山が、展望台にもなっているモン・シュティフ(Mont Chetif, 2343m)です。 左手背後には、グランド・ジョラスを含めたモンブラン山群が見えています。




    <早朝のモンブラン南壁>

     メーゾン・ビエイユ小屋からは、無論モンブラン山群の南東面の展望を期待していたのですが、小屋裏の木々が邪魔をして見えません。 少し西側方向に登る(TMBコースを戻る)と、モンブラン山群が全て見えます。 早朝、ここからの朝焼けを撮影しました。 ただし、ここからだとモンブランの山頂自身は見えません。 それに、見えているモンブラン南壁が、ごつごつした岩稜で今までの白いたおやかな感じと違い過ぎます。 さらに、手前の針峰(Aig. Noire de Peuterey, 3773m)が、とても目立っています(写真では右端画面外)。




    <モンブラン山群グランドジョラス>

     早朝は、モンブランより東よりは逆行で影となって撮影できないのですが、太陽が高くなるとこの東側の山群が良く見えるようになります。 朝食後、再度登ってきて、モンブラン東側のグランド・ジョラス方面を撮りました。 グランド・ジョラス(Grandes Jorasses, 4208m)は、画面で右端になります。 なお手前の花は、ヤナギランですね。   


  • 2013年06月03日 Posted by matterhorn2 at 11:38Comments(0)Tour du Mont-Blanc (TMB)