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TMB: ボンノム峠を越えてボンノム小屋へ
コンタミヌから、今日行くボンノム小屋までは
標高差1300m、6時間を越える道のり。
ちょっと長いです!
途中のバルム小屋から本格的でやや急な登山道を登って行くと、
最初の分岐に着きます。
ここが最初の分岐、プラン・ジョヴェPlan Jovetだ。
バルム小屋から200m登ったところ。
ちょうどカール地形の底にいる感じで、
開けていて気持ちいい。
登ってくるハイカーの多くは、
ここからボンノム峠ではなくて、まぜか左手のジョヴェ湖(Lac Jovet)に向ってます。
よっぽどいい湖なのだろうと思う。
さらに400mもの急登を頑張って登ると、
ボンノム峠(Col du Bonhomme, 2329m)につきます。
ここまで来ると、残雪がとても多いですね。
写真は、峠を越えたあと雪渓を少し渡って、
振り返ってみたものです。
鞍部状の小さな小屋があるところが、ボンノム峠。
ボンノム峠を越え、
山腹をトラバースぎみに登って
今日の最高地点、
コル・デ・ラ・クロワ・デュ・ボンノム(Col de la Coix de la Bonhomme, 2479m)につく。
直訳すると、ボンノム十字路の峠だろうか。
ここで約6時間、とても疲れます。
ボンノム十字路峠から先を見ると、少し下った先に小屋が見える。
これが、本日泊るボンノム小屋だ。
正式には、Refuge du Col de la Croix du Bonhommeト長~い名前。
峠からは、次のグラシエ谷に入ることに。
シャモニ谷、モンジョワ谷に続いて3つ目です。
標高差1300m、6時間を越える道のり。
ちょっと長いです!
途中のバルム小屋から本格的でやや急な登山道を登って行くと、
最初の分岐に着きます。
<最初の分岐プラン・ジョヴェ>
ここが最初の分岐、プラン・ジョヴェPlan Jovetだ。
バルム小屋から200m登ったところ。
ちょうどカール地形の底にいる感じで、
開けていて気持ちいい。
登ってくるハイカーの多くは、
ここからボンノム峠ではなくて、まぜか左手のジョヴェ湖(Lac Jovet)に向ってます。
よっぽどいい湖なのだろうと思う。
<ボンノム峠を越えて>
さらに400mもの急登を頑張って登ると、
ボンノム峠(Col du Bonhomme, 2329m)につきます。
ここまで来ると、残雪がとても多いですね。
写真は、峠を越えたあと雪渓を少し渡って、
振り返ってみたものです。
鞍部状の小さな小屋があるところが、ボンノム峠。
<ボンノム十字路峠からのボンノム小屋>
ボンノム峠を越え、
山腹をトラバースぎみに登って
今日の最高地点、
コル・デ・ラ・クロワ・デュ・ボンノム(Col de la Coix de la Bonhomme, 2479m)につく。
直訳すると、ボンノム十字路の峠だろうか。
ここで約6時間、とても疲れます。
ボンノム十字路峠から先を見ると、少し下った先に小屋が見える。
これが、本日泊るボンノム小屋だ。
正式には、Refuge du Col de la Croix du Bonhommeト長~い名前。
峠からは、次のグラシエ谷に入ることに。
シャモニ谷、モンジョワ谷に続いて3つ目です。
2014年01月30日 Posted by matterhorn2 at 09:33 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: モンジョワ谷奥のバルム小屋へ
コンタミヌからいよいよモンジョワ(Montjoie)谷奥を目指します。
でも、本格的な登山道は、
ノートル・ダム・デ・ラ・ゴルジュ(Notre-Dame de la Gorge, 1210m)からで、
まだ4kmほど離れてます。
また、サン・ジェルべからの直通バスは、
コンタミヌ中心地の先1kmのテレキャビン駅までしか行きません。
でもここからだと、ゴルジュまで残り約3km、
少し近づけますね。
本格的登山道が始まるノートル・ダム・デ・ラ・ゴルジュ。
ここには素敵な教会があります。
これが目的で来る人も多いですね。
教会前で川を渡ると、いよいよ登山開始!
始めは樹林帯内の砂利道を登って行きます。
ナン・ボラン(Nant Borrant)の小屋付近を通り過ぎる辺りから、
ちょっと狭いけど道の両側にアルプが広がり始め、
谷奥の山々が見え始めます。
中央に目立つ岩山が、Roselette針峰です。
バルム小屋(Refuge de La Balme)目前です。
15年前始めて訪れたときと、あまり変わっていないですね。
Roselette針峰がかなり近づいて来ました。
これまで登ってきたモンジョワ谷が見降ろせます。
のどかですね。
やはり、好天がいい。。。
でも、本格的な登山道は、
ノートル・ダム・デ・ラ・ゴルジュ(Notre-Dame de la Gorge, 1210m)からで、
まだ4kmほど離れてます。
また、サン・ジェルべからの直通バスは、
コンタミヌ中心地の先1kmのテレキャビン駅までしか行きません。
でもここからだと、ゴルジュまで残り約3km、
少し近づけますね。
<NDデ・ラ・ゴルジュの可愛らしい教会>
本格的登山道が始まるノートル・ダム・デ・ラ・ゴルジュ。
ここには素敵な教会があります。
これが目的で来る人も多いですね。
教会前で川を渡ると、いよいよ登山開始!
始めは樹林帯内の砂利道を登って行きます。
<モンジョワ谷奥のアルプ>
ナン・ボラン(Nant Borrant)の小屋付近を通り過ぎる辺りから、
ちょっと狭いけど道の両側にアルプが広がり始め、
谷奥の山々が見え始めます。
中央に目立つ岩山が、Roselette針峰です。
<バルム小屋前>
バルム小屋(Refuge de La Balme)目前です。
15年前始めて訪れたときと、あまり変わっていないですね。
Roselette針峰がかなり近づいて来ました。
<小屋付近から振り返ると>
これまで登ってきたモンジョワ谷が見降ろせます。
のどかですね。
やはり、好天がいい。。。
2014年01月28日 Posted by matterhorn2 at 09:41 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: 谷奥の町コンタミンヌは昼休み
レ・コンタンミヌ(Les Contamine-Montjoie, 1152m)は、
モンジョワ谷の最奥にも関わらず、
以外に大きな町です。
なだらかで大きく開けた谷のためかなあと思う。
ここへは、サン・ジェルべからバスが通じてます。
なので、大抵のTMBツアーは、
この街がスタートとなっていますね。
ヴォザ峠から、3h30mぐらいでしたが、
快適な道なので、あまり疲れなったです。
コンタミンヌには、ホテルや店も多くあり、
写真のように大きな教会もあります。
背後には、モンブラン山群南端の山々が迫っているのだけど、
雲が多くて分かりにくいですね。
観光案内所(左手の白い建物)がある町の中心部です。
ここへ着いたとき、丁度12h過ぎで昼休みに入っていた。
ヨーロッパの昼休みはとっても長い。。。
12h‐12h30から2時間というのが多くて、
タイミングを逃すとどうしようもないです。
多くの店が昼休みの中、
何とかパン屋(右端)だけはまだ開いてました。
今日の昼飯は、またキッシュ。
野菜入りのキッシュは、甘くはないので、
自分にはとてもありがたいです。
滞在中、何度も食べました。
モンジョワ谷の最奥にも関わらず、
以外に大きな町です。
なだらかで大きく開けた谷のためかなあと思う。
ここへは、サン・ジェルべからバスが通じてます。
なので、大抵のTMBツアーは、
この街がスタートとなっていますね。
ヴォザ峠から、3h30mぐらいでしたが、
快適な道なので、あまり疲れなったです。
<コンタミンヌの大きな教会>
コンタミンヌには、ホテルや店も多くあり、
写真のように大きな教会もあります。
背後には、モンブラン山群南端の山々が迫っているのだけど、
雲が多くて分かりにくいですね。
<観光案内所のある中心部>
観光案内所(左手の白い建物)がある町の中心部です。
ここへ着いたとき、丁度12h過ぎで昼休みに入っていた。
ヨーロッパの昼休みはとっても長い。。。
12h‐12h30から2時間というのが多くて、
タイミングを逃すとどうしようもないです。
<パン屋など店も多いが。。。>
多くの店が昼休みの中、
何とかパン屋(右端)だけはまだ開いてました。
今日の昼飯は、またキッシュ。
野菜入りのキッシュは、甘くはないので、
自分にはとてもありがたいです。
滞在中、何度も食べました。
2014年01月26日 Posted by matterhorn2 at 09:26 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: 山岳ホテル プラリオンでボーフォールチーズを
ヴォザ峠越えで少し寄り道すると、
展望のいい、レ・プラリオン(Le Prarion)と呼ばれる小高い丘の近くに、
TMBルート上では珍しい山岳ホテル、
ホテル・デュ・プラリオン(Hotel du Prarion)があります。
特に、ホテルのテラスやレストランからは、
モンブラン山群がとても良く見え、
日程に余裕があれば、是非泊ってみたいところなのです。
ホテルの前には、広いテラスが設けてあります。
ここから、モンブラン山群が目前に見えるのです。
グーテ針峰(左端)やビオナセイ針峰(中央、雲がかかっている)です。
ただし、奥にあるモンブラン山頂自身は見えないですが。。。
なお、写真は早朝の撮影のため、
逆光気味になっています。
夕焼けの方が断然いいのだけど、昨夕は雨でした。。。
レ・プラリオンの頂上付近のアルプは花畑になっていましたが、
7月上旬、ついに羊の放牧が始まりました。
すると、ゴンドラリフト頂上駅付近のアルプで、
羊が、ものすごい勢いで牧草を食べているのです。
真新しい草のあるこちらに向って、
どんどん迫ってきてくるのですよ。
でも羊が通ったあと、花畑はなくなってしまいます。。。
羊の群れの背後は、シャモニの谷で、
街並みが遥か下に見えてます。
ホテルはかなり大きな建物。
ドミトリーだけでなく、バスつきのツインルームまであります。
大きなレストランは、その三方が大きなガラス窓に囲まれていて、
東側の窓からは、モンブラン山群がよく見えるのです。
なので、食事をしながら、山々を見れるという贅沢を味わえます!
最後に、朝夕共、チーズが3種類、好きなだけ食べれたのがいい思い出。
特に、地元サボワのボーフォール(Beau-Fort)が一番こくがあって旨い!
ワイン(これもサボワ産)が実によく合う。
でも、現地で聞いた発音は、ブッファーに聞えました。。。
展望のいい、レ・プラリオン(Le Prarion)と呼ばれる小高い丘の近くに、
TMBルート上では珍しい山岳ホテル、
ホテル・デュ・プラリオン(Hotel du Prarion)があります。
特に、ホテルのテラスやレストランからは、
モンブラン山群がとても良く見え、
日程に余裕があれば、是非泊ってみたいところなのです。
<テラスからのモンブラン山群>
ホテルの前には、広いテラスが設けてあります。
ここから、モンブラン山群が目前に見えるのです。
グーテ針峰(左端)やビオナセイ針峰(中央、雲がかかっている)です。
ただし、奥にあるモンブラン山頂自身は見えないですが。。。
なお、写真は早朝の撮影のため、
逆光気味になっています。
夕焼けの方が断然いいのだけど、昨夕は雨でした。。。
<迫る羊たち>
レ・プラリオンの頂上付近のアルプは花畑になっていましたが、
7月上旬、ついに羊の放牧が始まりました。
すると、ゴンドラリフト頂上駅付近のアルプで、
羊が、ものすごい勢いで牧草を食べているのです。
真新しい草のあるこちらに向って、
どんどん迫ってきてくるのですよ。
でも羊が通ったあと、花畑はなくなってしまいます。。。
羊の群れの背後は、シャモニの谷で、
街並みが遥か下に見えてます。
<ホテル・デュ・プラリオン>
ホテルはかなり大きな建物。
ドミトリーだけでなく、バスつきのツインルームまであります。
<レストランからの眺望>
大きなレストランは、その三方が大きなガラス窓に囲まれていて、
東側の窓からは、モンブラン山群がよく見えるのです。
なので、食事をしながら、山々を見れるという贅沢を味わえます!
最後に、朝夕共、チーズが3種類、好きなだけ食べれたのがいい思い出。
特に、地元サボワのボーフォール(Beau-Fort)が一番こくがあって旨い!
ワイン(これもサボワ産)が実によく合う。
でも、現地で聞いた発音は、ブッファーに聞えました。。。
2014年01月24日 Posted by matterhorn2 at 11:50 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: のどかなモンジョワ谷の村々をへて
ヴォザ峠(Col de Voza, 1653m)越えで、
モンジョワ谷(Val Montjoie)のコンタミヌ(les Contamines)へ行くコースは、
短期間のTMBではよく省略されています。
でも、谷が広くなだらかで、
途中小さな可愛らしい村々を通るので、
とても牧歌的な雰囲気を味わえるのです。
では、ビオナセイ(Bionnassay)村や
シャンペル(Champel)村経由で、
コンタミヌへ向うコースを行きましょう。
ヴォザ峠の鉄道駅脇から下り始めると、
時折樹間から、小さなアルプの斜面越しに、
ビオナセイ針峰(Aig. de Bionnassay)が見えます。
でもとても眩しい!
午前中は、逆光でとても見えない。。。
しばらくしてついたビオナセイ村(Bionnassay, 1314m)には
小さな宿と教会があり、可愛らしい村でした。
続いて樹林帯内を歩いた後、
シャンペル(Champel, 1201m)村付近で広いアルプに出会う。
実にのどかでほっとします。
アルプ越しには、モンジョワ谷入口の
サン・ジェルべ(St-Gervais)方面が見えてます。
さらに、ヴィレッテ(Villete)村などを通ってゆっくり下って行くと、
最も低い村、トレッセ(Tresse, 1016m)につきます。
650m程度下ってきたことに。
ここで大きな道路を横断して対岸へ渡ると、
あとはコンタミヌ目指して、緩やかに登ってゆくだけです。
途中小さなle Quy村を過ぎると、道は左に折れて南下します。
コンタミヌまではあと1hぐらいかな。。。
しばらく辛抱すると、コンタミヌ着です。
モンジョワ谷(Val Montjoie)のコンタミヌ(les Contamines)へ行くコースは、
短期間のTMBではよく省略されています。
でも、谷が広くなだらかで、
途中小さな可愛らしい村々を通るので、
とても牧歌的な雰囲気を味わえるのです。
では、ビオナセイ(Bionnassay)村や
シャンペル(Champel)村経由で、
コンタミヌへ向うコースを行きましょう。
<ビオナセイ村付近にて>
ヴォザ峠の鉄道駅脇から下り始めると、
時折樹間から、小さなアルプの斜面越しに、
ビオナセイ針峰(Aig. de Bionnassay)が見えます。
でもとても眩しい!
午前中は、逆光でとても見えない。。。
しばらくしてついたビオナセイ村(Bionnassay, 1314m)には
小さな宿と教会があり、可愛らしい村でした。
<シャンペル付近のアルプ>
続いて樹林帯内を歩いた後、
シャンペル(Champel, 1201m)村付近で広いアルプに出会う。
実にのどかでほっとします。
アルプ越しには、モンジョワ谷入口の
サン・ジェルべ(St-Gervais)方面が見えてます。
<最下部のトレッセ村>
さらに、ヴィレッテ(Villete)村などを通ってゆっくり下って行くと、
最も低い村、トレッセ(Tresse, 1016m)につきます。
650m程度下ってきたことに。
ここで大きな道路を横断して対岸へ渡ると、
あとはコンタミヌ目指して、緩やかに登ってゆくだけです。
<小さなQuy村>
途中小さなle Quy村を過ぎると、道は左に折れて南下します。
コンタミヌまではあと1hぐらいかな。。。
しばらく辛抱すると、コンタミヌ着です。
2014年01月22日 Posted by matterhorn2 at 21:26 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: 登山鉄道でも来れる花咲くヴォザ峠
次は、レ・ズーシュからTMB最初の峠、
ヴォザ峠(Col de Voza, 1653m)を目指します。
ヴォザ峠は、ビオナセイ針峰から伸びる支尾根上にあり、
シャモニ谷とモンジョワ谷の境界になってます。
ただ、近過ぎてモンブラン山頂自身は見えないですけど。。。
ここへは、レ・ズーシュから歩いて登る(約2h)以外に、
乗り物を使って簡単に来ることができます。
それは、
① ロープウェ利用のべェルヴ(Bellevue, 1801m)経由か、
② ゴンドラリフト(テレキャビン)利用のレ・プラリオン(le Prarion, 1850m)経由と、
2つもあるのです。
さらに、かなりの遠回りだけど、
シャモニから電車で約40分のところにあるサン・ジェルべ(St-Gerve)から
登山鉄道で、この峠まで直接来ることができるのです。
手軽に来れるので、峠一帯は人も多いですね。
でも、日本のツアー等では大抵省かれるコースなので、
日本人は少ないです。
では、ヴォザ峠に行ってみましょう。
7月上旬までだと、峠はまだ花畑が残っています。
写真は、峠から少しレ・プラリオン方向に登って、
峠の全景を撮ったものです。
一帯のアルプは、まだ花に覆われていましたが、
もう1週間もすると、牛や羊に食べられてしまうでしょうね。
これは、サン・ジェルべとニ・デーグル(Nid d'Aigle)間を結ぶ登山鉄道、
トラムウェイ・デュ・モンブラン(Tramway du ont-Blanc, TMB)です。
同じ略称で迷いそうですけど。。。
ちょうどヴォザ峠に止まっていました。
でもこの色、あの阪急電車に似てませんか?
内装は木製で、年代を感じるものでした。
何と1910年代創建だそうです。
ヴォザ峠からは、5方向に登山道が伸びています。
上は、鉄道駅の脇にあったもので、
レ・プラリオンの山頂まで40分となってますね。
なお背後に見えている車体、今度は青いです。
折角ここまで来たので、トラムウェイ・デュ・モンブランに乗ってみました。
終点のニ・デーグルまで行くつもりだったのだけど、
車両故障で、途中から引き返してしまった。。。
写真は、途中の車窓から振り返ってみたもので、
左手の奥の緑のアルプがヴォザ峠、レ・プラリオンです。
ヴォザ峠(Col de Voza, 1653m)を目指します。
ヴォザ峠は、ビオナセイ針峰から伸びる支尾根上にあり、
シャモニ谷とモンジョワ谷の境界になってます。
ただ、近過ぎてモンブラン山頂自身は見えないですけど。。。
ここへは、レ・ズーシュから歩いて登る(約2h)以外に、
乗り物を使って簡単に来ることができます。
それは、
① ロープウェ利用のべェルヴ(Bellevue, 1801m)経由か、
② ゴンドラリフト(テレキャビン)利用のレ・プラリオン(le Prarion, 1850m)経由と、
2つもあるのです。
さらに、かなりの遠回りだけど、
シャモニから電車で約40分のところにあるサン・ジェルべ(St-Gerve)から
登山鉄道で、この峠まで直接来ることができるのです。
手軽に来れるので、峠一帯は人も多いですね。
でも、日本のツアー等では大抵省かれるコースなので、
日本人は少ないです。
では、ヴォザ峠に行ってみましょう。
<花咲くヴォザ峠>
7月上旬までだと、峠はまだ花畑が残っています。
写真は、峠から少しレ・プラリオン方向に登って、
峠の全景を撮ったものです。
一帯のアルプは、まだ花に覆われていましたが、
もう1週間もすると、牛や羊に食べられてしまうでしょうね。
<ヴォザ峠に止まっていた登山電車>
これは、サン・ジェルべとニ・デーグル(Nid d'Aigle)間を結ぶ登山鉄道、
トラムウェイ・デュ・モンブラン(Tramway du ont-Blanc, TMB)です。
同じ略称で迷いそうですけど。。。
ちょうどヴォザ峠に止まっていました。
でもこの色、あの阪急電車に似てませんか?
内装は木製で、年代を感じるものでした。
何と1910年代創建だそうです。
<ヴォザ峠の道標>
ヴォザ峠からは、5方向に登山道が伸びています。
上は、鉄道駅の脇にあったもので、
レ・プラリオンの山頂まで40分となってますね。
なお背後に見えている車体、今度は青いです。
<トラムウェイ・デュ・モンブランの途中から振り返ったヴォザ峠>
折角ここまで来たので、トラムウェイ・デュ・モンブランに乗ってみました。
終点のニ・デーグルまで行くつもりだったのだけど、
車両故障で、途中から引き返してしまった。。。
写真は、途中の車窓から振り返ってみたもので、
左手の奥の緑のアルプがヴォザ峠、レ・プラリオンです。
2014年01月20日 Posted by matterhorn2 at 13:51 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: シャモニの隣レ・ズーシュから再開しましょう
2013年夏のツール・デュ・モンブラン(TMB, Tour du Mont-Blanc)は、
完歩しただけでなく、多くのバリエーションコースも歩きました。
ここでは再び、反時計回りに各地のトピックスを紹介していこうと思います。
今度は、ちょっとゆっくりです。。。
繰り返しになるのだけど、
TMBは、モンブラン山群を1周するロングトレイル、
全長約160km、全部を歩くと約2週間もかかる。
地図は、以前載せてあるけど、
下部に再掲載しておくので、参考に。
大抵のガイドックで、TMBのスタートは、
シャモニの谷の南西端にある、レ・ズーシュ(Le Houches)になってます。
なので、レ・ズーシュからスタートしましょう。
ここへは、シャモニからはバスか鉄道で行けます。
市内バス(シャモニバス、Chamonix bus)だと約20分。
シャモニバスは、宿泊者用ゲストカードがあれば無料!
ゴンドラリフトやロープウェイ駅前にも止まるので超便利。
鉄道だど駅が離れていてちょっと不便ですね。
では、レ・ズーシュから始めましょう。
レ・ズーシュ(Le Houches)は、
シャモニ中心地から8~9kmも離れているけど、
ホテルや店も多く、かなり賑やかだ。
街の中心地は教会や観光案内所があるところ。
標高はほぼちょうど1000m。
レ・ズーシュ中心地から西へ、
レ・プラリオン(le Prarion)へのゴンドラリフト駅方向へ向うと、
町中の沿道にも花が多く飾られてます。
天気が少し悪かったので、暗めですけど。。。
次のヴォザ峠(Col de Voza, 1653m)への登り口は、
さらに西に行った町外れの
ホテル グラン・バルコン前。
ここから先はやや急登になるのです。
ここまで来る途中、
展望台ベルヴゥ(Bellevue, 1801m)へ行く、
ロープウェイ駅を通過します。
2013年夏は、上部駅付近での火災により、
この閉鎖されてました!
ヴォザ峠への登り口を過ぎてさらに西に行くと、
今度は、レ・プラリオン(le Prarion, 1853m)への
ゴンドラリフト(テレキャビン)駅前につく。
こちらは動いてました。
写真は、シャモニバス停からのもの。
レ・ズーシュ行きバスの終点です。
ホテル レ・プラリオンに行くなら、これを利用すると楽ちんですね。
途中のロープウェイ駅前には、パン屋やバーがあった。
この日は、実はベラシャ小屋から、
1200mも下ってきたあとだったので、
ちょうど昼になってしまった。
パン屋でキッシュ(Quiche)を買い、
バーでビールを飲んで大休憩。
天気の回復を祈ったけど、だめでした。。。
<TMBの地図>
前回掲載地図から、今回歩いたコースを踏まえ、少し変更を加えてます。
オレンジ色の大きな矢印が、スタート地点のレ・ズーシュ。
完歩しただけでなく、多くのバリエーションコースも歩きました。
ここでは再び、反時計回りに各地のトピックスを紹介していこうと思います。
今度は、ちょっとゆっくりです。。。
繰り返しになるのだけど、
TMBは、モンブラン山群を1周するロングトレイル、
全長約160km、全部を歩くと約2週間もかかる。
地図は、以前載せてあるけど、
下部に再掲載しておくので、参考に。
大抵のガイドックで、TMBのスタートは、
シャモニの谷の南西端にある、レ・ズーシュ(Le Houches)になってます。
なので、レ・ズーシュからスタートしましょう。
ここへは、シャモニからはバスか鉄道で行けます。
市内バス(シャモニバス、Chamonix bus)だと約20分。
シャモニバスは、宿泊者用ゲストカードがあれば無料!
ゴンドラリフトやロープウェイ駅前にも止まるので超便利。
鉄道だど駅が離れていてちょっと不便ですね。
では、レ・ズーシュから始めましょう。
<レ・ズーシュの中心地>
レ・ズーシュ(Le Houches)は、
シャモニ中心地から8~9kmも離れているけど、
ホテルや店も多く、かなり賑やかだ。
街の中心地は教会や観光案内所があるところ。
標高はほぼちょうど1000m。
<レ・ズーシュから登山口へ>
レ・ズーシュ中心地から西へ、
レ・プラリオン(le Prarion)へのゴンドラリフト駅方向へ向うと、
町中の沿道にも花が多く飾られてます。
天気が少し悪かったので、暗めですけど。。。
<ヴォザ峠への登り口>
次のヴォザ峠(Col de Voza, 1653m)への登り口は、
さらに西に行った町外れの
ホテル グラン・バルコン前。
ここから先はやや急登になるのです。
ここまで来る途中、
展望台ベルヴゥ(Bellevue, 1801m)へ行く、
ロープウェイ駅を通過します。
2013年夏は、上部駅付近での火災により、
この閉鎖されてました!
<レ・プラリオンへのゴンドラリフト駅前>
ヴォザ峠への登り口を過ぎてさらに西に行くと、
今度は、レ・プラリオン(le Prarion, 1853m)への
ゴンドラリフト(テレキャビン)駅前につく。
こちらは動いてました。
写真は、シャモニバス停からのもの。
レ・ズーシュ行きバスの終点です。
ホテル レ・プラリオンに行くなら、これを利用すると楽ちんですね。
<ロープウェイ駅前で昼飯休憩>
途中のロープウェイ駅前には、パン屋やバーがあった。
この日は、実はベラシャ小屋から、
1200mも下ってきたあとだったので、
ちょうど昼になってしまった。
パン屋でキッシュ(Quiche)を買い、
バーでビールを飲んで大休憩。
天気の回復を祈ったけど、だめでした。。。
<TMBの地図>
前回掲載地図から、今回歩いたコースを踏まえ、少し変更を加えてます。
オレンジ色の大きな矢印が、スタート地点のレ・ズーシュ。
2014年01月18日 Posted by matterhorn2 at 15:42 │Comments(0) │2013 TMB完結編
TMB: モンブラン脇腹を貫くモンブラントンネル
今年はまずTMBの中からトピックスを載せることにしました。
最初は、モンブラントンネル(Tunnel du Mont Blanc)です。
フランスのシャモニ(Chamonix)から
イタリアのクールマイヨール(Courmayeur)へは、
その名もモンブラントンネル(全長11.8km)を通って、
車やバスで往き来できるのです。
バスでも45分しかかからないけど、
日に6本、約2時間毎とちょっと少ないかな。。。
でもTMBを歩く上で、半周で切り上げるときなんかに超便利で、
今回も数回利用しました。
クールマイヨールのバスターミナルを出ると、
トンネルの入口のあるアントレーヴ(Entreves)に向って行く。
クールマイヨールからは、
モンブラン山群が壁のように立ちはだかる。
中央の尖塔が、ジョアン針峰だ。
ここからだと、モンブラン自体はまだ見えないです。
左手の岩峰の裏に隠れてるので。
クールマイヨールの北上すると、アントレーヴに入る。
と、ここで、車窓から見上げると、
目前に巨大なモンブランが登場!
ブレンヴァ氷河と共に巨壁がド迫力で迫ってきます。
いい。。。
モンブラントンネルの入り口には、巨大な感熱装置があるのです。
一台一台チェックされます。
さらにゲートがあって、これまた間隔をあけて一台づつしか進めない。
何とも厳重なのです。
これは、1999年春にトンネル内で大火災事故が起き、
沢山の犠牲者が出たからですね。
あまりに高温になったため、後の修復が大変だったそうです。
実際1999年夏、TMBのイタリア側を歩こうとして通れず、
ミディ針峰からエルブロンネルを越える、
高価なロープウェイ、ゴンドラに乗ったのを覚えてます。
トンネルの通行料、普通乗用車で片道41.4€、結構高い!
ここにも、車間150mの注意書きが、、、
念には念を。。。
最初は、モンブラントンネル(Tunnel du Mont Blanc)です。
フランスのシャモニ(Chamonix)から
イタリアのクールマイヨール(Courmayeur)へは、
その名もモンブラントンネル(全長11.8km)を通って、
車やバスで往き来できるのです。
バスでも45分しかかからないけど、
日に6本、約2時間毎とちょっと少ないかな。。。
でもTMBを歩く上で、半周で切り上げるときなんかに超便利で、
今回も数回利用しました。
<クールマイヨールから北上開始>
クールマイヨールのバスターミナルを出ると、
トンネルの入口のあるアントレーヴ(Entreves)に向って行く。
クールマイヨールからは、
モンブラン山群が壁のように立ちはだかる。
中央の尖塔が、ジョアン針峰だ。
ここからだと、モンブラン自体はまだ見えないです。
左手の岩峰の裏に隠れてるので。
<アントレーヴからみたイタリア側モンブラン>
クールマイヨールの北上すると、アントレーヴに入る。
と、ここで、車窓から見上げると、
目前に巨大なモンブランが登場!
ブレンヴァ氷河と共に巨壁がド迫力で迫ってきます。
いい。。。
<巨大な感熱装置を抜ける>
モンブラントンネルの入り口には、巨大な感熱装置があるのです。
一台一台チェックされます。
さらにゲートがあって、これまた間隔をあけて一台づつしか進めない。
何とも厳重なのです。
これは、1999年春にトンネル内で大火災事故が起き、
沢山の犠牲者が出たからですね。
あまりに高温になったため、後の修復が大変だったそうです。
実際1999年夏、TMBのイタリア側を歩こうとして通れず、
ミディ針峰からエルブロンネルを越える、
高価なロープウェイ、ゴンドラに乗ったのを覚えてます。
<トンネル入口の料金所前で>
トンネルの通行料、普通乗用車で片道41.4€、結構高い!
ここにも、車間150mの注意書きが、、、
念には念を。。。
2014年01月13日 Posted by matterhorn2 at 10:41 │Comments(0) │Tour du Mont Blanc (TMB)
謹賀新年 モンブラン最高の夕焼けから:TMB
謹賀新年
今年もよろしくです。
正月に相応しそうな写真として、
昨年TMBを歩いた中で、
最も良かったモンブランの夕焼けから1枚。
モンブランをほぼ正面から見ることができる、
ベラシャ小屋から見たモンブラン山群の夕焼けです。
日没20分前ぐらいですかね。
とは言っても、時刻は20:50ごろで遅~いです。
画面にピークが4つ見えますけど、
モンブランの山頂は、左から3つ目です。
また左の大きな氷河が、ボソン氷河です。
本当に大きな舌に見えますね。
TMB滞在1ヶ月、最後の山小屋泊りで、
やっとすごい夕焼けに出会うことができました。
ベラシャ小屋には、2度も行ったのですが、
1度目は雷雨で夕焼けは全くみえなかったのです。
なので、最高の感動でした。
何度見てもいい。。。
今年もよろしくです。
正月に相応しそうな写真として、
昨年TMBを歩いた中で、
最も良かったモンブランの夕焼けから1枚。
<夕照のモンブラン山群>
モンブランをほぼ正面から見ることができる、
ベラシャ小屋から見たモンブラン山群の夕焼けです。
日没20分前ぐらいですかね。
とは言っても、時刻は20:50ごろで遅~いです。
画面にピークが4つ見えますけど、
モンブランの山頂は、左から3つ目です。
また左の大きな氷河が、ボソン氷河です。
本当に大きな舌に見えますね。
TMB滞在1ヶ月、最後の山小屋泊りで、
やっとすごい夕焼けに出会うことができました。
ベラシャ小屋には、2度も行ったのですが、
1度目は雷雨で夕焼けは全くみえなかったのです。
なので、最高の感動でした。
何度見てもいい。。。