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その名もヨーロッパ道を行く(1)

オートルート: スイス マッター谷

 マッター谷を終着地ツェルマットへ向うには、その名もヨーロッパ道(Europaweg)と名付けられた、長いトラバース道を歩きます。 このトラバース道に入るには、まずグレヒェンからは、やや急坂を好展望地のミッテルベルグ(Mittelberg, 2561m)まで登ります。 ミッテルベルグは、南下するトラバース道の入口で、グレヒェンとの標高差は何と約900mもあります。 
 では、まずミッテルベルグの様子を紹介します。

その名もヨーロッパ道を行く(1)

<ミッテルベルグから北側の展望>

 ミッテルベルグから開けている北側を見ると、グレヒェン(中央やや上)の後方に、世界遺産アレッチ地区の高峰群パノラマが飛び込んできます。 ここから見ると、グレヒェンも斜面に作られた町に見えます。 ここでは、その展望の良さから、誰しもが大休憩をとっています。


その名もヨーロッパ道を行く(1)

<ミッテルベルグのモニュメント>

 ミッテルベルグの北側突端には、ちょっと変わったモニュメントがあります。 よくある聖像にしてはユーモラスで、指を指しているのは東側ですが、山以外何もないのです。 日の出の方向でも指しているのでしょうか?
 

その名もヨーロッパ道を行く(1)

<ミッテルベルグから南東方向>

 ここからは、南東方向に小さな別の谷があり、その先にナデルホルン(Nadelhorn, 4327m)が見えます。 
 前方にアレッチ、後ろにナデルホルンといった感じです。 写真のように多くの人が寛いでいました。 実は、この先のヨーロッパ道は、急峻な斜面にへばりついた狭いトラバース道で、途中あまり広い場所がないのです。 のんびりできる唯一の場所かもしれません。




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    2013年04月12日 Posted bymatterhorn2 at 07:15 │Comments(0)オートルート(Haute Route)

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