宿が1つの村、グルーベンへ
トゥルトマン小屋(Trurmannhutte, 2519m)から
グルーベン(Gruben, 1822m)へ向いましょう。 約2.5時間の道のりです。
なお今回は時間の都合で、オートルート最後の峠(オーグストボルドパス)を越え、マッター谷に入ることはできませんでした。 なので、この年はグルーベン下山後、トゥルトマン谷からバスでローヌ谷に戻りました。
<トゥルトマン小屋から谷底に>
小屋下のダム湖からさらに下って、ほぼトゥルトマン谷底に降りたところです。
もう、ビスホルンも見えなくなってしまいました。
<グルーベン到着>
グルーベンは実に小さな村で、店らしいものもほとんどないようでした。 高峰の展望も今一つなので、滞在するにはあまりおもしろいとは言えないところかもしれません。 まあ、その代わり、他の観光客に会う確率は少なく、静かな村ですね。
<グルーベン唯一の宿>
グルーベンには、ホテルが1軒しかありません。 写真の
ホテル シュバルツホルン(Hotel Schwarzhorn)だけです。 オートルート踏破では、ここを利用するしかないので、事前予約が万全です。 でも、山や用にドミトリーもあるようなので、少人数ならばおそらくだいじょうぶでしょう。
但し、私は今回はここを素通りです。 でも、ホテルの中に入って驚いたのは、壁に貼ってあった情報に、日本語(現地ガイド案内)のものがあったことです。 今回、全く日本人に会ってないのですが。。。
<トゥルトマン谷への足>
トゥルトマン谷のグルーベンから、ローヌ谷の町
トゥルトマン(Trutmann, 628m)へは、バス等で直接下ることはできません。
まずはマイクロバスで、谷の入口のオべレム(Oberems, 1330m)まで向います。 続いて、オべレムからトゥルトマン(Trutmann, 628m)へは、小さなロープウェイで下ります。 ただ、このマイクロバスの本数が少ないので、要注意です。
写真は、ロープウェイでトゥルトマンへ下る途中、ローヌ谷方面を撮ったものです。 何とも小さなロープウェイで、十人も乗れるかどうかという感じです。 前方の対岸の岩壁の隙間の谷が、北部ベルン方向へ向う列車が通る谷です。 とても狭く感じられますね。
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