何とものどかな谷をアローラへ

matterhorn2

2013年02月15日 22:16

                              オートルート: スイス エラン谷

 
 
 目的地アローラの村へは、シェブル峠を越えると、下るだけとなります。
 でも、この道がまたのどかで、展望も良く素晴らしいのです。

 峠を越えると、モンブラン・デ・シェイロンは見えなくなりますが、代わりにピーニュ・ダローラ(Pigne d'Arolla, 3796m)を右手に、正面にモン・コロン(Mont Collon, 3637m)、ダン・ブランシェ(Dent Blanche, 4357m)や、ツァ針峰(Aig. de la Tsa, 3668m)などを見ながら下ることになります。
 結構明るい谷なので、さわやかな気分にさせてくれます。




<シェブル峠からのアローラ方面の展望>

 この写真が、シェブル峠から見たアローラ方面の展望です。
 左からツァ針峰(Aig. de la Tsa, 3668m)、ダン・デ・ベルトール(Dents de Bertol, 3547m)、モン・コロン(Mont Collon, 3637m)になります。標高が高いところは、4日前の雪の跡が残っていますね。
 また谷を見下ろすと、手前のアルプの中に登山道が伸びていることもわかります。この展望下で、比較的緩やかな道を下ってゆくわけなので、とても気持ち良いわけです。アローラへは、この谷をほぼ真っすぐ下り、さらに左に回ってゆくことになります。




<氷河が間近に ピーニュ・ダローラ>

 下って行くとき、右手には、ピーニュ・ダローラ(Pigne d'Arolla, 3796m)が間近に見えます。モレーン越しに、真っ白な氷の滝、アイス・フォール(ice fall)が迫ってきます。




<緑輝くアルプとモン・コロン>

 アローラの村が近づいてくると、傾斜も緩やかになり、緑豊かなアルプの中で牛が放牧されていました。逆光の中で緑がとても濃く輝いています。後ろに目立つ台形の山が、モン・コロン(Mont Collon, 3637m)です。とても、特徴ある形をしています。


 下記に、アローラ(Arolla)村の位置を示しておきます。


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