TMB: モンブラン脇腹を貫くモンブラントンネル

matterhorn2

2014年01月13日 10:41

今年はまずTMBの中からトピックスを載せることにしました。
最初は、モンブラントンネル(Tunnel du Mont Blanc)です。

フランスのシャモニ(Chamonix)から
イタリアのクールマイヨール(Courmayeur)へは、
その名もモンブラントンネル(全長11.8km)を通って、
車やバスで往き来できるのです。

バスでも45分しかかからないけど、
日に6本、約2時間毎とちょっと少ないかな。。。
でもTMBを歩く上で、半周で切り上げるときなんかに超便利で、
今回も数回利用しました。



<クールマイヨールから北上開始>

クールマイヨールのバスターミナルを出ると、
トンネルの入口のあるアントレーヴ(Entreves)に向って行く。
クールマイヨールからは、
モンブラン山群が壁のように立ちはだかる。
中央の尖塔が、ジョアン針峰だ。
ここからだと、モンブラン自体はまだ見えないです。
左手の岩峰の裏に隠れてるので。



<アントレーヴからみたイタリア側モンブラン>

クールマイヨールの北上すると、アントレーヴに入る。
と、ここで、車窓から見上げると、
目前に巨大なモンブランが登場!
ブレンヴァ氷河と共に巨壁がド迫力で迫ってきます。
いい。。。



<巨大な感熱装置を抜ける>

モンブラントンネルの入り口には、巨大な感熱装置があるのです。
一台一台チェックされます。
さらにゲートがあって、これまた間隔をあけて一台づつしか進めない。
何とも厳重なのです。

これは、1999年春にトンネル内で大火災事故が起き、
沢山の犠牲者が出たからですね。
あまりに高温になったため、後の修復が大変だったそうです。
実際1999年夏、TMBのイタリア側を歩こうとして通れず、
ミディ針峰からエルブロンネルを越える、
高価なロープウェイ、ゴンドラに乗ったのを覚えてます。



<トンネル入口の料金所前で>

トンネルの通行料、普通乗用車で片道41.4€、結構高い!
ここにも、車間150mの注意書きが、、、
念には念を。。。

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