TMB: 花咲くアルプをモッテ小屋へ
ツール・デュ・モンブラン(TMB): フランス モッテ小屋
バルム小屋(Chalet de la Balme, 1706m)から次のモッテ小屋(Refuge des Mottets, 1870m)へは、ボンノム峠(Col de la Coix du Bonhomme, 2479m)を経て、更にバリエーションルートのフール峠(Col des Fours, 2665m)を越えて行きました。 地図で見ると、距離的に短く見えたからです。 でも、このフール峠越えのルートはかなり急な下りで、私が行った7月だと残雪が多く、安全のため軽アイゼンを用いた記憶があります。 ボンノム峠までは雨天だったのですが、フール峠を越えるころには雨は止んでいました。
<アルプス3大名花:エンチアン>
フール峠からモッテ小屋へのグラシエ谷は、すべて牧草地(アルプ)となっており、それがほぼ全て花で覆われていました。 時期が遅いと、刈られるか、牛に食べられてしまいます。 でも、この年はすべて花で埋まっていました。 そして、途中でついにアルプス3大名花の一つである、エンチアン(学名 Gentiana Alpina)に出会えました。 エンチアンは、リンドウの仲間で、花の大きさは5~7㎝ぐらいと、結構大きめです。
<フール峠下の花畑>
フール峠の下の急斜面には、小さな滑滝の周囲に黄色の花が一面に咲いていました。 これは、ヒメハギかマメ科の仲間のようです。
<グラシエ付近の花に埋まるアルプ>
さらに下ると、今度は赤い花で一面覆われていました。 これも、マメ科の仲間のようです。 花だらけのアルプの中を下ると、モッテ小屋に着きます。 でも、悪天だったためか、なぜかモッテ小屋の写真が1枚もありませんでした。 この小屋は、料理が美味く、そして食事中に演奏会を開いてくれます。 とても賑やかだった記憶がありますね。
トゥール・デュ・モンブランの新しい日本語ガイドブックです
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TMB終了、そして今年のアルプス再訪へ
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