TMRを一気に歩きヘロヘロに まずはテオデューロ峠から
少し間が空きましたが、先週から約1週間かけて、ツール・モンテ・ローザ(Tour Monte-Rosa, TMR)のイタリア側からスイスのサースフェー付近まで、一気に歩いてみました。久々の晴れ続き、とは言っても直ぐに雲が出て、山々が見えなくなる日が多いけど、展望は一部諦めて歩いたのです。
しかし、あまりの上り下りの長さに、最後はヘロヘロになってしまいました。それに、途中アラーニャへの下りでは、完全なガスの中を、多くの人が行くのについて行ってしまって、誤って別の道を下山、しかたなく再トライする羽目になり、余計疲れてしまったのです。
TMRの代表的な長い部分を記すと、
1)チェルビニアのテオデューロ峠(Theodulpass, 3295m)から隣のアヤス谷のResy(2066m)へ、最下部は1900m台。とにかく長い下り。
2)グロッソネイ谷のStafal (1814m)から、Olen峠(2881m)を越えて、セシア谷のアラーニャ(Alagna, 1190m)へ。こちらは急な下りで1700m!
3)アラーニャ奥のパストーレ小屋(Pastore、1575m)から、Turlo峠(2731m)を越えて、マクニャーガ(Macugnaga, 1327m、最下部は1200m台)へ。ただただ長い!
4)最後に、マクニャーガからスイスとの国境モンテ・モロ峠(Monte Moro、2870m)を越えて、ダム湖を経てSaas Fee (1772m)へ。登り1500m。
2)と4)は、各種ケーブルやバス等で途中短絡や小屋停滞可能なのですが、3)は、一日で一気に歩くしかないのです。現地コースタイムで約7-8h!。また2)では、2度も下山。全てを一気に歩くのは、とても無理でした。4)でとうとう最後にケーブルを使ってしまいました。。。
では、まずテオデューロ峠にあるテオデューロ小屋(3301m)付近の様子からです。
ここは、マッターホルンとクライン・マッターホルンとの間の鞍部にある峠で、イタリア側からだと一般登山道で来れます。今年の夏はとても寒いので、高所の残雪が多いのですけど、一応アイゼンは不要でした。
テオデューロ峠自体は、整地された雪道上にあり、また付近は夏スキーのピステなので、人工物が多く、ちょっとショックでした。
ここからは、小屋と共にマッターホルンの東側が見えますが、ピステ用のガードが邪魔ですね。
左下に伸びるのが、雪の少なくなったピステ、ここを下って行く。
イタリア側からロープウェイで来れるのが、テスタ・グリジア(3450m)。夏スキー場!
氷河上にピステ(左手)が作ってあり、その横にリフトが。。。 ここと、スイスのクライン・マッターホルンの展望台とが、スキーリフトで繋がっています。なので、スキーヤーなら、自由に国境を超えることができるのです。目線をそのまま北側(左)に向けると、スイスのガンデック小屋方面、でも氷河上にピステ伸びている。。。
書き忘れていたけど、ピステは、雪上車で常に整地しているのですよ。
なので、氷河上に、リフトと共に道ができている感じですね。
イタリア側からは、結構沢山の人が峠に向かって登ってきます。
皆、峠越えでスイスに向かうのだろうか?
見ていると、何の躊躇もせず、どんどん越えてゆく人達もいる。
気温は零下!、風も強く、じっとしていると物凄く寒かったです。
しかし、あまりの上り下りの長さに、最後はヘロヘロになってしまいました。それに、途中アラーニャへの下りでは、完全なガスの中を、多くの人が行くのについて行ってしまって、誤って別の道を下山、しかたなく再トライする羽目になり、余計疲れてしまったのです。
TMRの代表的な長い部分を記すと、
1)チェルビニアのテオデューロ峠(Theodulpass, 3295m)から隣のアヤス谷のResy(2066m)へ、最下部は1900m台。とにかく長い下り。
2)グロッソネイ谷のStafal (1814m)から、Olen峠(2881m)を越えて、セシア谷のアラーニャ(Alagna, 1190m)へ。こちらは急な下りで1700m!
3)アラーニャ奥のパストーレ小屋(Pastore、1575m)から、Turlo峠(2731m)を越えて、マクニャーガ(Macugnaga, 1327m、最下部は1200m台)へ。ただただ長い!
4)最後に、マクニャーガからスイスとの国境モンテ・モロ峠(Monte Moro、2870m)を越えて、ダム湖を経てSaas Fee (1772m)へ。登り1500m。
2)と4)は、各種ケーブルやバス等で途中短絡や小屋停滞可能なのですが、3)は、一日で一気に歩くしかないのです。現地コースタイムで約7-8h!。また2)では、2度も下山。全てを一気に歩くのは、とても無理でした。4)でとうとう最後にケーブルを使ってしまいました。。。
では、まずテオデューロ峠にあるテオデューロ小屋(3301m)付近の様子からです。
ここは、マッターホルンとクライン・マッターホルンとの間の鞍部にある峠で、イタリア側からだと一般登山道で来れます。今年の夏はとても寒いので、高所の残雪が多いのですけど、一応アイゼンは不要でした。
<テオデューロ峠からのテオデューロ峠小屋とマッターホルン>
テオデューロ峠自体は、整地された雪道上にあり、また付近は夏スキーのピステなので、人工物が多く、ちょっとショックでした。
ここからは、小屋と共にマッターホルンの東側が見えますが、ピステ用のガードが邪魔ですね。
左下に伸びるのが、雪の少なくなったピステ、ここを下って行く。
<テオデューロ峠からテスタ・グリジア方面を見上げる>
イタリア側からロープウェイで来れるのが、テスタ・グリジア(3450m)。夏スキー場!
氷河上にピステ(左手)が作ってあり、その横にリフトが。。。 ここと、スイスのクライン・マッターホルンの展望台とが、スキーリフトで繋がっています。なので、スキーヤーなら、自由に国境を超えることができるのです。目線をそのまま北側(左)に向けると、スイスのガンデック小屋方面、でも氷河上にピステ伸びている。。。
書き忘れていたけど、ピステは、雪上車で常に整地しているのですよ。
なので、氷河上に、リフトと共に道ができている感じですね。
<イタリア側からテオデューロ峠に向う登山者>
イタリア側からは、結構沢山の人が峠に向かって登ってきます。
皆、峠越えでスイスに向かうのだろうか?
見ていると、何の躊躇もせず、どんどん越えてゆく人達もいる。
気温は零下!、風も強く、じっとしていると物凄く寒かったです。
TMR:食のイタリアらしい6コースの夕食がでるフェラロー小屋で食べ過ぎ警報
TMR:氷河上のテオデューロ峠越えをマウンテンバイクで
TDC ミレ峠小屋での素敵な出会い
TDCで素敵な小屋を発見 好展望のミレ峠小屋
ツェルマット:ラクレットも出てくるフォルクローレ・フェスティバル
聖がつく村々を巡る グラン・コンバン周遊
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