巡礼の道:グラン・サン・ベルナールのホスピスに泊まってみた
グラン・コンバンを巡るツール・デ・コンバン(Tour des Combin、TDC)、
今回オートルートのシャンペからヴェルビエ間の谷底ルートの代替えとして歩いてみました。5泊6日かけて、イタリアのサン・レミー(St Rhemy)から、グラン・サン・ベルナール峠(Col du Grand St Bernard)、Bour St Pierre、Mille小屋、Panossire小屋、Mauvoisinダム、そしてLouvie小屋を経てVerbierに行くコース。イタリア側はTDCのおまけです。
でも、天気は予想通り、まあまあというところです。日中は5日晴れたのだけど、朝夕方曇りか雷雨で、夕焼けはゼロ、朝焼けは1.2日という感じです。0.2は、約10分間だけ見れたので。。。 本当にあまり良くないのです。気温も低いまま。
では、始めにやはり、巡礼者も利用する、グラン・サン・ベルナール峠(Col du Grand St Bernard)のホスピスから。
これまでは、この峠にあるホテル(Auberge)を利用してたのだけど、今回はやはり本物のホスピスを味わうため、伝統的なホスピス側のドミトリーを利用してみました。
結果は、とても素晴らしく、ホテル側よりとてもいい!
さすがに、客層は山屋よりも、巡礼の人々が多かったですが。
峠のスイス側に、教会を含む伝統的なホスピス(左端)と、ホテル(右奥)、そしてセントバーナード犬の飼育施設兼博物館(ホテルの裏)が並ぶ。ホスピスは、現在外装の修理中だった。霧のため、いい雰囲気になってます。
宿泊予約した人とのみ、上階(3F、4F)に入れる。
そこには、荘厳な廊下があり、ドミトリー部屋などが並んでます。
シャワー、トイレも数が多く、ありがたいですね。
外壁同様、白い壁で統一されてます。
ここは、到着すると、まずブラザー(右奥の人)によるウェルカム・ティーのサービス。
これが独特で、茶碗に高い位置から注ぐのです。無論、こぼれません。
この写真が、ホスピスのパンフに載ってます。
グラン・サン・ベルナール(Grand St Bernard)を英語読みすると、セント・バーナード。そう、セントバーナード犬の発祥地なのですね。これまで、峠を越える沢山の人々を助けてきたわけ。ナポレオンが越えたのでも有名ですね。
でもこれまで、飼育施設のある博物館には入ったことがなかったのだけど、何とホスピス宿泊者には、無料の入場券をくれたのです(ホテル側にはない)。なので、行ってみました。やはり、でかいですね。施設内なので、有名な樽の首輪はつけてませんでした。
ホスピスの1Fには、教会と共に、宝物館があります。
金の十字架や聖杯がいっぱい並んでました。
これは、常時無料で見られます。
そして最後に夕食。
無論、3コース。メインが牛肉煮込みとライスでたっぷり食べられた。
1泊2食付きで48CHF、通常山小屋が70CHF弱なので、とても安いのですよ!
なお、さすがにホスピスなので、
朝昼晩にお祈りの時間が設けられています。
このため、朝食がお祈りの後で8h~と遅いのが、山屋としては唯一の難点ですね。
他は、最高です。
今回オートルートのシャンペからヴェルビエ間の谷底ルートの代替えとして歩いてみました。5泊6日かけて、イタリアのサン・レミー(St Rhemy)から、グラン・サン・ベルナール峠(Col du Grand St Bernard)、Bour St Pierre、Mille小屋、Panossire小屋、Mauvoisinダム、そしてLouvie小屋を経てVerbierに行くコース。イタリア側はTDCのおまけです。
でも、天気は予想通り、まあまあというところです。日中は5日晴れたのだけど、朝夕方曇りか雷雨で、夕焼けはゼロ、朝焼けは1.2日という感じです。0.2は、約10分間だけ見れたので。。。 本当にあまり良くないのです。気温も低いまま。
では、始めにやはり、巡礼者も利用する、グラン・サン・ベルナール峠(Col du Grand St Bernard)のホスピスから。
これまでは、この峠にあるホテル(Auberge)を利用してたのだけど、今回はやはり本物のホスピスを味わうため、伝統的なホスピス側のドミトリーを利用してみました。
結果は、とても素晴らしく、ホテル側よりとてもいい!
さすがに、客層は山屋よりも、巡礼の人々が多かったですが。
<霧に隠れるホスピス>
峠のスイス側に、教会を含む伝統的なホスピス(左端)と、ホテル(右奥)、そしてセントバーナード犬の飼育施設兼博物館(ホテルの裏)が並ぶ。ホスピスは、現在外装の修理中だった。霧のため、いい雰囲気になってます。
<ドミトリー部屋のある上階の廊下>
宿泊予約した人とのみ、上階(3F、4F)に入れる。
そこには、荘厳な廊下があり、ドミトリー部屋などが並んでます。
シャワー、トイレも数が多く、ありがたいですね。
外壁同様、白い壁で統一されてます。
<恒例のウェルカム・ティーによるおもてなし>
ここは、到着すると、まずブラザー(右奥の人)によるウェルカム・ティーのサービス。
これが独特で、茶碗に高い位置から注ぐのです。無論、こぼれません。
この写真が、ホスピスのパンフに載ってます。
<セントバーナード犬飼育施設>
グラン・サン・ベルナール(Grand St Bernard)を英語読みすると、セント・バーナード。そう、セントバーナード犬の発祥地なのですね。これまで、峠を越える沢山の人々を助けてきたわけ。ナポレオンが越えたのでも有名ですね。
でもこれまで、飼育施設のある博物館には入ったことがなかったのだけど、何とホスピス宿泊者には、無料の入場券をくれたのです(ホテル側にはない)。なので、行ってみました。やはり、でかいですね。施設内なので、有名な樽の首輪はつけてませんでした。
<宝物館の十字架>
ホスピスの1Fには、教会と共に、宝物館があります。
金の十字架や聖杯がいっぱい並んでました。
これは、常時無料で見られます。
<とても美味しい:牛肉煮込みとライス>
そして最後に夕食。
無論、3コース。メインが牛肉煮込みとライスでたっぷり食べられた。
1泊2食付きで48CHF、通常山小屋が70CHF弱なので、とても安いのですよ!
なお、さすがにホスピスなので、
朝昼晩にお祈りの時間が設けられています。
このため、朝食がお祈りの後で8h~と遅いのが、山屋としては唯一の難点ですね。
他は、最高です。
TMR:食のイタリアらしい6コースの夕食がでるフェラロー小屋で食べ過ぎ警報
TMRを一気に歩きヘロヘロに まずはテオデューロ峠から
TMR:氷河上のテオデューロ峠越えをマウンテンバイクで
TDC ミレ峠小屋での素敵な出会い
TDCで素敵な小屋を発見 好展望のミレ峠小屋
ツェルマット:ラクレットも出てくるフォルクローレ・フェスティバル
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TDC ミレ峠小屋での素敵な出会い
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ツェルマット:ラクレットも出てくるフォルクローレ・フェスティバル