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TMR: スイス・サ-ス・フェーの展望台巡り(3) レンクフルーで氷河鑑賞

ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

サ-ス・フェーで巡れる展望台では、
最も標高が高いのがミッテルアラリンだけど、
2番目がレンクフルー(Langfluh,2870m)もいい。

ここへは、シュピールボーデン経由で
ゴンドラリフト、ロープウェイに乗り継いで来ることができる。
また、レストランもある山小屋があるので、
アルピニストも多く寛いでいる。

周囲3方が氷河にか揉まれているので、
通常のハイキングコースは、
途中駅のシュピールボーデンへ下るだけ。
でも、間近な氷曝(アイスフォール)の眺めがすごいのです。

なので、間近で見た氷河の様子を紹介しておきましょう。



目前に広がるフェー氷河

氷河上にはクレヴァスが無数に走る、とても歩けたもんじゃないですね



氷河上でトレーニング

氷河のクレヴァスで、アルプにストたちが救助訓練をしていた



賑やかなレンクフルーの小屋

背後遠方には、ベルナーオーバーランドの山々が見える  


  • 2015年03月27日 Posted by matterhorn2 at 11:31Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス サース・フェーからの寄り道ハイキング

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    サース・フェーに滞在して、
    沢山あるハイキングコースを巡るのも楽しいです。

    最も良かったと思うのは、
    先のホーサースへ行く途中駅のクロイツボーデン(Kreuzboden、2397m)から、
    サース・アルマ―ゲル(Saas Almagell)にトラバースするコースであろう。
    特に、午前中の光線で、ミシャベル山群が輝くのを見ながら、
    ハイキングを楽むのがいい。

    盛夏なら、途中のアルプには、花々が多く咲く。
    ハイキングコースは、最後にサース・アルマゲル上部まで来れば、
    中腹のアルプから、リフトでサース・アルマゲルの街まで下れる。

    途中、山小屋もあるアルマゲラーアルプ(Almagelleralp)も、
    これまた花々が多くてとても素敵。
    でも、アルマゲラーアルプからサース・アルマゲル上部までの後半には、
    一部高度感のある、狭い登山道(必ずワイヤー等あり)を通り、
    細い吊り橋を渡る。
    ちょっと、初心者は怖い思いをするかもしれないと思う。



    アルマゲラーアルプの小屋とミシャベル山群

    小さな谷だけど、周囲のアルプは花々で埋まる



    クロイツボーデンからのサ-ス・フェー




    クロイツボーデンからのサ-ス谷奥

    マットマークダムもよく見える



    アルマゲラー上部の怖いつり橋

    まさに吊り橋。よく揺れるし、足元の眺めが良過ぎます


      


  • 2015年03月24日 Posted by matterhorn2 at 11:35Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(2) 雲海に浮かぶ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    サース・フェーの街から離れているけど、
    最もお気に入りの展望台がある。
    これが、ホーサース(HohSaas、3101m)だ。

    サース・フェーからは、
    バスで一端谷底のサース・グルンド(Saas Grund)に下ってから、
    ゴンドラやチェアリフトを乗り継いで行く。
    (途中駅はクロイツボーデン(Kreuzboden))

    こちらには、ミシャベル山群の対岸の山、
    ワイス・ミース(Weissmies、4017m)などの山々があり、
    その登山基地となる山小屋もある。
    以前、このホーサースの山小屋に泊まったときは、
    アルピニスト(本格的な登山者)で超満員、大変な思いをした。
    でも、翌朝、サース谷が雲海で埋まり、
    雲の上に浮かぶミヒャベル山群に朝日が当たって、
    素晴らしい朝焼けを見ることができた。
    今だに、この光景が忘れられない。



    雲海に浮かぶミシャベル山群の朝焼け




    ドームの朝焼け ホーサースから

      


  • 2015年03月21日 Posted by matterhorn2 at 20:29Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(1)

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)の
    ゲストカード〔Citizens Passort/ Saaspass〕で、
    サース谷奥の索道利用がほぼ全部無料となる。
    これで、巡れる展望台が6ヶ所もあるのだけど、
    その内4つは、街の中心から行くことができる。
    その一部を紹介しておきましょう。

    大抵最初に行くのが、ミッテル・アラリン(Mittel Allalin, 3454m)か、
    レングフルー(Langflue, 2869m)。
    どちらも、最上部駅は、氷河の真っ只中にある。
    でも山歩きが好きな人にとっては、
    ミッテル・アラリン方面の途中駅
    フェルスキン(Felskinn、2980m、ここまで無料)から、
    ブリタニア小屋(Britaniahutte)方面へ行き、
    プラッティエン(Plattenjen, 2570m)展望台へ下るコースがいい。

    でも、ブリタニア小屋への登山道は、一部氷河上を歩くアルピニストコース。
    前半は圧雪された平らな道だけど、
    後半は所々氷河の氷が顔を出し滑りやすい。
    クレヴァスの危険はほとんどないが、アイゼンなしだと要注意だ。
    一般の人は、後半部の氷河上を避け、小屋へ寄らずに、
    一気にプラッティエンに向けて下ってゆく。

    もしブリタニア小屋に寄った場合には、
    小屋からプラッティエンへ直接下る道も氷河上を下るので、
    小屋経由の場合はこちらも要注意。
    でも、ブリタニア小屋まで行くと、
    南部の氷河を頂いた山々が目前に迫り、
    ドーム等のミシャベル山群の眺めとは違った感じを味わえる。

    なお、終点のプタッティエン近くにも山小屋があり、
    ここはミシャベル山群だけでなく、サース谷北部を見渡せ、
    さらに遠方のベルナー山群も見えてとてもいい。
    実は、この山小屋も宿泊できる。
    早朝、赤く染まるミシャベル山群を眺められるも素敵だ。



    フェルスキンからのミシャベル山群 氷河が目前に




    ミッテル・アラリン

    氷河上はスキー場に、目前にアラリンホルンが迫る



    フェルスキンからブリタニア小屋に向う氷河上のトレイル




    プラッティエンの小屋からのミシャベル山群
      


  • 2015年03月17日 Posted by matterhorn2 at 21:03Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR:スイス/サース・フェー 滞在では索道も無料に

    ツール・モンテローザ(Tour Monte Rosa, TMR):サ-ス谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)を少し詳しく。。。

    ここは、ツェルマットの東隣のサース谷奥にあるリゾート。
    日本のガイドブックにも少し登場する。
    ツアーでは、ツェルマットばかりに行って、
    ここへはあまり行かないかもしれないけど、
    とても良いところなのです。

    ここは、ハイキング道や索道がとても多く、
    1週間ぐらいは滞在したくなる。
    やはり、街にいながら、
    ミシャベル(Mischabel)山群を見渡せることにつきる。
    ツェルマットが谷深くてマッターホルンしか見えないのに、
    サース・フェーでは沢山の4000m峰が見える。

    そして2014年に行って、さらに分かったことがある。
    ホテル滞在者がもらえるゲストカードで、
    何と、サース谷内のほぼ全索道(リフトやロープウェイ)と、
    バスの移動が無料になっていたのです!
    (2012年より開始だそうです)

    バスが無料なのはよくあるけど、索道も無料というのはすごい。
    アラリンホルンの夏スキー場(Mittel Allalin、3454m)へ行く
    高所ケーブルカーのみ別料金かかるけど、
    それ以外は無料で、通常これで十分だ。
    高い高いスイスの旅費の中で、索道にかかる部分は大きい。
    これが、滞在者には無料なのだから、
    長期滞在すればするほどメリットを享受できるのです。

    もう1つ、サース・フェーには良いところが。
    サース・フェーの街が静かなこと。
    今やどこの有名観光地に行っても、中国人の団体に出合う。
    ところが、ここではまだあまり見かけないのです。
    もちろん、日本人も少ないのだけど。。。



    サ-ス・フェーからのミシャベル山群の朝焼け

    朝焼けのターシュホルン(Taschhorn, 4491m)と、ドーム(Dom, 4545m)です



    サ-ス・フェーの中心街

    ツェルマットと同じように街内の移動は電気自動車のみ



    サ-ス・フェーの中心街




    サ-ス・フェーの一風景

    独特の木彫りのオブジェもよく見かけます  


  • 2015年03月14日 Posted by matterhorn2 at 12:47Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: スイスのサ-ス・フェー 街からの4000m峰をぐるっと

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    スイスのサース・フェー(Saas Fee)は、
    TMRの中では、ツェルマットに次ぐ有名な観光地かもしれない。

    Vispからツェルマットに電車で向う途中、
    Stalden Saas で降り、バスに乗り換えて行く。
    Visp駅前からの直行バスもあり、とても便利。

    サース・フェーから見える、
    ミシャベル(Mischabel)山群の山々は、皆4000m峰。
    街に居ながらにして見渡せるのがいい。

    左から、アラリンホルン(Allalinhorn, 4027m)、
    アルプフーベル(Alphubel, 4206m)、
    ターシュホルン(Taschhorn, 4491m)、
    ドーム(Dom, 4545m、スイス国内最高峰)などなどだ。
    ドーム付近は、サース・フェー側からだと尖った岩稜に見えるけど。

    泊まる宿は、可能なら街の東寄りが良いと思う。
    窓から、全部の山が眺められるから。

    以下の写真は、ホテルの窓から、日中と夜撮ったものです。



    サ-ス・フェー夜景とミシャベル山群

    夜空には星が写っているのだけど、見えるかな。。。


    サ-ス・フェーの街とミシャベル山群(日中の様子)


      


  • 2015年03月10日 Posted by matterhorn2 at 23:01Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: 峠からスイス側に下るとワタスゲの大群落が

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):サース谷

    国境のモンテ・モロ峠からスイス側に下ると、眼下に湖が見える。
    これが、マットマーク(Mattmark)のダム湖だ。
    スイスの高峰群、ミシャベル(Mischabel)山群を望みながら、
    広々としたサース谷に下ってゆく。

    途中、広々とした平原を横切る。
    氷河地形によくある真っ平らな地形だ。
    幾筋もの小川の流れと共に、
    湿原の代表格であるワタスゲが、一面を埋め尽くす。
    日本ならば、花畑の中に踏み込めないけど、
    ここは高所放牧地なので、多くの人が花畑の中で寛いでいる。
    自分もすぐに混ざってしまう。。。

    峠から2hぐらい歩くと、ついにダム湖の南端に着く。
    ここからは、湖岸の両側に広めの牧道が続き、
    北端にあるバス停まではもうすぐだ。
    今回は、このバス停で、ちょうどTMR一周完了。
    でもTMRの記事は、ツェルマットに戻るまで続けようと思います。



    ワタスゲの花畑が広がる湿原




    モンテ・モロ峠からマットマーク・ダム湖へ




    マットマーク行きのポストバス

    マットマークとサース・フェー間のバスはへは、サース・グルンドで乗り換える  


  • 2015年03月07日 Posted by matterhorn2 at 12:48Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: 輝くモンテ・ローザ モンテ・モロ峠を越えてスイスへ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):アンザスカ谷

    マクニャーガ(Macugnaga,1327m)から、
    イタリア・スイス国境のモンテ・モロ峠(Passo di Monte Moro, 2870m)へ行こう。

    この峠を超えれば、再びスイスに入ることになる。
    でも、その標高差は、1500m! 
    通常のコース設定では、さらに峠から一気に下って、
    スイスのサース・フェー(Saas Fee,1772m)までに行くことになっている。
    これをまともに歩くと、現地コースタイムで10hぐらい、ちょっと無理がある。
    なので大抵、峠への登りにはロープウェイを、峠からの下りでは、
    途中のダム湖(Mattmark)からサース・フェーまでポストバスを利用する。

    今回は、既にダム湖からサース・フェーまで歩いておいたので、
    ダム湖でちょうどTMR一周が完了する。なので、頑張って、
    峠への登り(4h30m、下りはダム湖まで2h30)を歩くつもりだったのだが、
    もう体の疲れがピークで無理。
    とうとう、最後の最後にロープウェイでショートカットしてしまった。

    モンテ・モロ峠には、てっぺんの岩場の上に、金色に輝くマリア像が立っている。
    晴れていれば、太陽光線を受けて、眩しいぐらいに輝いていて、とても目立つ。
    峠自体は広い鞍部で、見晴らしは360度、とても素晴らしい。
    モンテローザ高峰群だけでなく、スイス側のドーム(Dom, 5445m)などの
    4000m級の山々が連なるミシャベル(Mischabel)山群やダム湖も見渡せる。
    でも、マリア像のあるピークは、巨岩の岩場の上でやや狭く、大人数は過ごせない。
     
    また、以前来た時には、モンテ・モロ峠にある山小屋で一泊した。
    小屋はロープウェイの頂上駅から、約10分東側に行ったところにあり、
    狭い小屋のテラスや窓からは、モンテローザ高峰群が正面に見える。
    特に、早朝、モンテローザが赤く染まるのは本当に素晴らしい。



    朝日で輝くモンテ・ローザ

    モンテ・モロ峠の小屋に泊まったとき撮影 モンテローザの東壁面が輝く



    モンテ・モロ峠にあるロープウェイ頂上駅

    左の雲の中にモンテローザがあるのだが。。。



    岩場をモンテ・モロ峠へ 奥に見えるのがマリア像




    モンテ・モロ峠のマリア像
      


  • 2015年03月05日 Posted by matterhorn2 at 18:04Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)

    TMR: モンテローザ東壁が美しいイタリア最後の街マクニャーガ

    ツール・モンテローザ(Tout du Monte Rosa, TMR):アンザスカ谷

    アンザスカ谷奥のマクニャーガ(Macugnaga)は、TMRでイタリア最後の街
    。かなり大きな街で、観光客も多く、とても賑わいでいる。
    交通機関を使って、ここへくるには、ドモドッドラ(Domodossola)駅から、
    バスで1h以上かけてくるしかないが、
    手軽にモンテローザの展望を味わえるので、魅力的だ。

    街からは、もちろんモンテローザが見える。
    でも、見えるのでは、北寄りの高峰群の一部分だ。
    その全貌を見るには、もうちょっと谷奥に行かないといけない。
    以前にも書いたけど、町奥のリフトでベルベデーレまで行くと、
    モンテローザの高峰群が円形劇場のように迫り、
    凄い迫力で迎えてくれる。

    そしてさらに、谷奥のアルプにあるザンポーニ・ザッパ小屋付近まで行けば、
    素晴らしい円形劇場の中心に入ることができる。
    マクニャーガを一泊で通過するのは、実にもったいない。

    天気が悪い予報もあったので、ここに滞在して、
    ザンポーニ・ザッパ小屋にも寄り道をしてみた。
    残念ながら、雲の多くて、山の全貌を見渡すことはできずじまい。
    特に、早朝モンテローザ東壁が輝くのが素晴らしいはずなのだが。。。
    2014年は、ことごとく悪天で苦労した。
    普通、夕焼けは見られなくても、朝焼けは見えるものなのだけど、
    それすらだめだったことも多い。

    TMRでは、マクニャーガの次は、
    国境のモンテ・モロ峠を超えて、ついにスイスに行くことになる。



    マクニャーガの街並み

    左上の白い山がモンテローザ 雲間にちょっとだけ見えた



    マクニュアーガ地区の地図の掲示板

    夏季稼働中の索道はリフトとロープウェイ各1つ



    昔と変わらない中心広場
      


  • 2015年03月03日 Posted by matterhorn2 at 11:00Comments(0)Tour Monte Rosa (TMR)