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モン・フォー小屋付近からの展望

                                 オートルート:スイス バグネ谷

 


<夜明けのモンブラン山群>

 
 モン・フォー小屋付近からのモンブラン山群のモルゲンロード。やはり、最高峰であるモンブランが最も明るく輝いています。




<ラ・ショー付近からのグラン・コンバン>


 モン・フォー小屋直下のラ・ショー(La Chaux, 2237m)には、ヴェルビエからゴンドラを利用して直接来ることができてしまう。以前はなかったが、ルイネッテ(Ruinettes, 2195m)からのゴンドラが延長されていた。でも、ここをゴンドラで一気に通過するのはもったいない。ここを歩けば、モンブラン山群だけでなく、主峰グラン・コンバン(Grand Combin, 4314m)をもパノラマで俯瞰できる。
 写真は、ルイネッテからラ・ショーに向かう道の途中からみた、グラン・コンバンである。主峰グラン・コンバンは左側で、右側はプチ・コンバン(Petite Combn, 3663m, &, Combin de Corbassiere, 3710m)になる。先にも書いたが、モン・フォー小屋からは、主峰を直接見ることはできないので、この道は貴重である。




<モン・フォー山頂からのグラン・コンバン>


 主峰グラン・コンバンを見るのに、更に好適な場所がある。それが、モン・フォー(Mont Fort, 3328m)山頂である。ラ・ショーからロープウェイに乗り換えて行くことができる。この辺りでは、このピークが最高峰なので、晴れていれば360度の展望を楽しめる。
 写真は、実は延べ3度目の挑戦で、ようやく快晴下で撮れたものです。大抵雲が湧き、なかなかすっきりしたグラン・コンバンの山容を撮ることは難しいです。
 手前の湖は、ルービー湖(Lac de Louvie)。ここにも山小屋があるのですが、このときは満杯で行けなかった。また、このグランコンバン周囲には、には巨大なコンバンを周遊するコース、ツール・デ・コンバン(Tour des Combins, TDC)というロングトレイルがある。これも既にほぼ歩いているので、いずれ紹介したいと思っています。


下記が、Mont Fort小屋のおおよその位置です。

  


  • 2013年01月25日 Posted by matterhorn2 at 11:47Comments(0)オートルート(Haute Route)

    モン・フォー小屋付近からの展望

                                        オートルート: スイス バグネ谷



    <夜明けのモンブラン山群>

     
     モン・フォー小屋付近からのモンブラン山群のモルゲンロード。やはり、最高峰であるモンブランが最も明るく輝いています。




    <ラ・ショー付近からのグラン・コンバン>


     モン・フォー小屋直下のラ・ショー(La Chaux, 2237m)には、ヴェルビエからゴンドラを利用して直接来ることができてしまう。以前はなかったが、ルイネッテ(Ruinettes, 2195m)からのゴンドラが延長されていた。でも、ここをゴンドラで一気に通過するのはもったいない。ここを歩けば、モンブラン山群だけでなく、主峰グラン・コンバン(Grand Combin, 4314m)をもパノラマで俯瞰できる。
     写真は、ルイネッテからラ・ショーに向かう道の途中からみた、グラン・コンバンである。主峰グラン・コンバンは左側で、右側はプチ・コンバン(Petite Combn, 3663m, &, Combin de Corbassiere, 3710m)になる。先にも書いたが、モン・フォー小屋からは、主峰を直接見ることはできないので、この道は貴重である。




    <モン・フォー山頂からのグラン・コンバン>


     主峰グラン・コンバンを見るのに、更に好適な場所がある。それが、モン・フォー(Mont Fort, 3328m)山頂である。ラ・ショーからロープウェイに乗り換えて行くことができる。この辺りでは、このピークが最高峰なので、晴れていれば360度の展望を楽しめる。
     写真は、実は延べ3度目の挑戦で、ようやく快晴下で撮れたものです。大抵雲が湧き、なかなかすっきりしたグラン・コンバンの山容を撮ることは難しいです。
     手前の湖は、ルービー湖(Lac de Louvie)。ここにも山小屋があるのですが、このときは満杯で行けなかった。また、このグランコンバン周囲には、には巨大なコンバンを周遊するコース、ツール・デ・コンバン(Tour des Combins, TDC)というロングトレイルがある。これも既にほぼ歩いているので、いずれ紹介したいと思っています。


    下記が、Mont Fort小屋のおおよその位置です。

      


  • 2013年01月25日 Posted by matterhorn2 at 11:47Comments(0)オートルート(makusta版)

    フォルクラ峠からシャンペ、そしてモン・フォー小屋へ

                                     オートルート:スイス バグネ谷

     
     フォルクラ峠からシャンペ(Champex, 1466m)へ向かう道は、2つある。1つは、ツール針峰の山腹をトラバースする道であり、もう1つは、アルペッテの窓(Fenetre d’Arpette, 2665m)という峠越えの道である。ガイドブックでは、TMBでは前者が、オートルートでは後者がメインルートになっている。ここを訪れたとき、残念ながら天候が良くなかったため、前者を選んだ。





    <シャンペからのコンバン山群>


     シャンペは、同名のシャンペ湖(Lac de Champex, 1466m)畔にある小さな集落。2度訪れたが、2度共あまり良い天気には恵まれなかった。シャンペからは、南東方向のみ開けていて、これから行くコンバン(Combin)山群が見える。この写真は、完全に雲に隠れる前に撮れたものです。





    <モン・フォー小屋>


     シャンペからは、ヴェルビエ(Verbier, 1490m)へバスや電車で一気に移動し、更にゴンドラ等を利用すると、次のモン・フォー小屋(Cabane de Mont Fort、2457m)まで一気に行くことができる。ここは、2度目の訪問で、ようやく好天に恵まれた。
     小屋は、山頂までロープウェイで行けるモン・フォー(Mont Fort, 3328m)山の西側中腹にある。このため、西側が開けモンブラン山群が良く見える。但し、残念ながら小屋からはここの主峰であるグラン・コンバン(Grand Combin, 4314m)は見えない。左手の岩尾根が邪魔をしている。
     小屋は、CAS(スイス山学会)の小屋で、一部改装され非常にきれい。快適に過ごせた。写真は、早朝モンブラン山群を背景に小屋を撮ったものです。





    <モン・フォー小屋からのモンブラン山群>


     モン・フォー小屋からの早朝のモンブラン山群。ここのテラスからは、やや遠いが、モンブラン山群のパノラマが良く見える。中央左の白い山が、モンブランである。2度目の滞在の早朝、ようやくこの展望を見ることができた。  


  • 2013年01月23日 Posted by matterhorn2 at 18:48Comments(0)オートルート(Haute Route)

    フォルクラ峠からシャンペ、そしてモン・フォー小屋へ

                                    オートルート: スイス シャンペ~バグネ谷

     フォルクラ峠からシャンペ(Champex, 1466m)へ向かう道は、2つある。1つは、ツール針峰の山腹をトラバースする道であり、もう1つは、アルペッテの窓(Fenetre d’Arpette, 2665m)という峠越えの道である。ガイドブックでは、TMBでは前者が、オートルートでは後者がメインルートになっている。ここを訪れたとき、残念ながら天候が良くなかったため、前者を選んだ。





    <シャンペからのコンバン山群>


     シャンペは、同名のシャンペ湖(Lac de Champex, 1466m)畔にある小さな集落。2度訪れたが、2度共あまり良い天気には恵まれなかった。シャンペからは、南東方向のみ開けていて、これから行くコンバン(Combin)山群が見える。この写真は、完全に雲に隠れる前に撮れたものです。





    <モン・フォー小屋>


     シャンペからは、ヴェルビエ(Verbier, 1490m)へバスや電車で一気に移動し、更にゴンドラ等を利用すると、次のモン・フォー小屋(Cabane de Mont Fort、2457m)まで一気に行くことができる。ここは、2度目の訪問で、ようやく好天に恵まれた。
     小屋は、山頂までロープウェイで行けるモン・フォー(Mont Fort, 3328m)山の西側中腹にある。このため、西側が開けモンブラン山群が良く見える。但し、残念ながら小屋からはここの主峰であるグラン・コンバン(Grand Combin, 4314m)は見えない。左手の岩尾根が邪魔をしている。
     小屋は、CAS(スイス山学会)の小屋で、一部改装され非常にきれい。快適に過ごせた。写真は、早朝モンブラン山群を背景に小屋を撮ったものです。





    <モン・フォー小屋からのモンブラン山群>


     モン・フォー小屋からの早朝のモンブラン山群。ここのテラスからは、やや遠いが、モンブラン山群のパノラマが良く見える。中央左の白い山が、モンブランである。2度目の滞在の早朝、ようやくこの展望を見ることができた。  


  • 2013年01月23日 Posted by matterhorn2 at 18:48Comments(0)オートルート(makusta版)

    バルム峠からフォルクラ峠へ

                                       オートルート:スイス フランス国境

     
     バルム峠(2191m)からフォルクラ峠(Col de la Forclaz, 1526m)、或いはトゥリアン(Trient, 1300m)に行く道は、3つある。メイン・コースは、トゥリアン(Trient, 1300m)に直接下るコースだが、ツール針峰から流れ下る、グラン氷河(Glacier des Grands)やトゥリアン氷河(Glacier du Trient)を間近に見られる、シャレ・デュ・グラシエ(Chalet du Glacier, レストラン)経由でフォルクラ峠に向かうバリエーション・コースがいい。それに、トゥリアンまで下ってしまうと翌日が辛い。





    <シャレ・デュ・グラシエ付近からのトゥリアン氷河>


     レストランであるシャレ・デュ・グラシエ(Chalet du Glacier, 1583m)まで下って、谷底から仰ぎ見たトゥリアン氷河。このコースを歩いた時は天気が悪く、写真はわずかな晴間で撮ったものです。





    <フォルクラ峠からの夜明け>


     フォルクラ峠(Col de la Forclaz, 1526m)は、車道の峠で、スイスのマルティニィ(Martigny)からバスで来ることもできる。周囲は山に囲まれ、マルティニィ側が少し開けている。また、氷河を頂く高峰としては、唯一ツール針峰だけを望むことができる。
     フォルクラ峠からのスイス マルティニィ側の夜明け。本日の悪天を象徴するかのように、地平線付近が一瞬真っ赤に染まった。





    <フォルクラ峠からのツール針峰>


     フォルクラ峠には、その名を冠すホテルが1件ある。でも、ドミトリィ部屋があるので、歩く人はまず心配いらない。到着後、ホテル前のテラスで飲んだ生ビールが旨かった。
     写真は、ツール針峰の朝焼け。逆光なので、あまり良い絵になっていないが、この後直ぐに雲が増え、輝きがなくなってしまった。
      


  • 2013年01月20日 Posted by matterhorn2 at 13:53Comments(0)オートルート(Haute Route)

    バルム峠からフォルクラ峠へ

     バルム峠(2191m)からフォルクラ峠(Col de la Forclaz, 1526m)、或いはトゥリアン(Trient, 1300m)に行く道は、3つある。メイン・コースは、トゥリアン(Trient, 1300m)に直接下るコースだが、ツール針峰から流れ下る、グラン氷河(Glacier des Grands)やトゥリアン氷河(Glacier du Trient)を間近に見られる、シャレ・デュ・グラシエ(Chalet du Glacier, レストラン)経由でフォルクラ峠に向かうバリエーション・コースがいい。それに、トゥリアンまで下ってしまうと翌日が辛い。





    <シャレ・デュ・グラシエ付近からのトゥリアン氷河>


     レストランであるシャレ・デュ・グラシエ(Chalet du Glacier, 1583m)まで下って、谷底から仰ぎ見たトゥリアン氷河。このコースを歩いた時は天気が悪く、写真はわずかな晴間で撮ったものです。





    <フォルクラ峠からの夜明け>


     フォルクラ峠(Col de la Forclaz, 1526m)は、車道の峠で、スイスのマルティニィ(Martigny)からバスで来ることもできる。周囲は山に囲まれ、マルティニィ側が少し開けている。また、氷河を頂く高峰としては、唯一ツール針峰だけを望むことができる。
     フォルクラ峠からのスイス マルティニィ側の夜明け。本日の悪天を象徴するかのように、地平線付近が一瞬真っ赤に染まった。





    <フォルクラ峠からのツール針峰>


     フォルクラ峠には、その名を冠すホテルが1件ある。でも、ドミトリィ部屋があるので、歩く人はまず心配いらない。到着後、ホテル前のテラスで飲んだ生ビールが旨かった。
     写真は、ツール針峰の朝焼け。逆光なので、あまり良い絵になっていないが、この後直ぐに雲が増え、輝きがなくなってしまった。
      


  • 2013年01月20日 Posted by matterhorn2 at 13:53Comments(0)オートルート(makusta版)

    バルム峠からの展望 ~夜明け~

                                     オートルート:フランス シャモニ谷

     バルム峠(Col de la Balme)からの夜明けの展望を
     



    <赤く染まるモンブラン>


     早朝、モンブラン山頂から日が差し始める。頂上に日が差し始めてから約10分後、日の当たる面積が少し広がったところで撮影。





    <日が差し始めたヴェルテ針峰>


     遅れて、手前のヴェルテ針峰にも日が差し始める。右手端に見えるドリュは、ヴェルテ針峰の影で暗いままである。





    <染まる赤い針峰群>


     やがて、 モンブランの対岸の赤い針峰群にも日が差し始めた。無論、シャモニの谷底はまだ暗い。





    <バルム峠からのパノラマ>


     日の出後1時間も経つと、中央のシャモニの谷底にもかなり日が差し込み始める。明るい、アルプスらしい雰囲気となってきた。  


  • 2013年01月19日 Posted by matterhorn2 at 11:47Comments(0)オートルート(Haute Route)

    バルム峠からの展望 ~夜明け~



    <赤く染まるモンブラン>


     早朝、モンブラン山頂から日が差し始める。頂上に日が差し始めてから約10分後、日の当たる面積が少し広がったところで撮影。





    <日が差し始めたヴェルテ針峰>


     遅れて、手前のヴェルテ針峰にも日が差し始める。右手端に見えるドリュは、ヴェルテ針峰の影で暗いままである。





    <染まる赤い針峰群>


     やがて、 モンブランの対岸の赤い針峰群にも日が差し始めた。無論、シャモニの谷底はまだ暗い。





    <バルム峠からのパノラマ>


     日の出後1時間も経つと、中央のシャモニの谷底にもかなり日が差し込み始める。明るい、アルプスらしい雰囲気となってきた。  


  • 2013年01月19日 Posted by matterhorn2 at 11:47Comments(0)オートルート(makusta版)

    花盛りのバルム峠

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     
     ル・ツールからバルム峠(Col de Balme)へは、リフトを乗り継いで容易に行くことができる。このため、オートルートやTMBを歩く場合、この峠は通常通過点になってしまう。でもここには、小さな山小屋、バルム峠小屋(Refuge Col du Balme)がある。ここからは、シャモニの谷と共に、ヴェルテ針峰やモンブランが良く見え、単に通過してしまうのはもったいない。



    <花盛りのバルム峠と山小屋>


     バルム峠は、丁度フランスとスイスの国境に位置する。また峠一帯は、牧草地となっているので、7月中旬であれば、このように花に覆われている。左上にバルム峠小屋が見え、更に背後にはヴェルテ針峰が顔を出している。
     バルム峠小屋は小さいが、夕食の料理がおいしかった。また泊った時、鉄製2段ベットのスプリングのきしむ音がうるさくて、なかなか眠れなかったのを覚えている。





    <花咲くバルム峠からのヴェルテ針峰とモンブラン>


     バルム峠からのフランス側(ル・ツール方向)は、なだらかなアルムが続く。当時、これが全部花で覆われていた。前方にはシャモニの谷が広がり、ヴェルテ針峰とモンブランが白く輝いている。早朝8時ごろのため、まだ他に歩いている人がおらず、静寂そのものであった。




    <花咲くアルムと赤い針峰群>


     バルム峠からのフランス側を見た場合、モンブランの右手には、これまで歩いてきた赤い針峰群が見える。この山腹をトラバースしてきたことになる。

     バルム峠の位置を示しておきます。

      


  • 2013年01月18日 Posted by matterhorn2 at 20:49Comments(0)オートルート(Haute Route)

    花盛りのバルム峠

     ル・ツールからバルム峠(Col de Balme)へは、リフトを乗り継いで容易に行くことができる。このため、オートルートやTMBを歩く場合、この峠は通常通過点になってしまう。でもここには、小さな山小屋、バルム峠小屋(Refuge Col du Balme)がある。ここからは、シャモニの谷と共に、ヴェルテ針峰やモンブランが良く見え、単に通過してしまうのはもったいない。



    <花盛りのバルム峠と山小屋>


     バルム峠は、丁度フランスとスイスの国境に位置する。また峠一帯は、牧草地となっているので、7月中旬であれば、このように花に覆われている。左上にバルム峠小屋が見え、更に背後にはヴェルテ針峰が顔を出している。
     バルム峠小屋は小さいが、夕食の料理がおいしかった。また泊った時、鉄製2段ベットのスプリングのきしむ音がうるさくて、なかなか眠れなかったのを覚えている。





    <花咲くバルム峠からのヴェルテ針峰とモンブラン>


     バルム峠からのフランス側(ル・ツール方向)は、なだらかなアルムが続く。当時、これが全部花で覆われていた。前方にはシャモニの谷が広がり、ヴェルテ針峰とモンブランが白く輝いている。早朝8時ごろのため、まだ他に歩いている人がおらず、静寂そのものであった。




    <花咲くアルムと赤い針峰群>


     バルム峠からのフランス側を見た場合、モンブランの右手には、これまで歩いてきた赤い針峰群が見える。この山腹をトラバースしてきたことになる。

     バルム峠の位置を示しておきます。

      


  • 2013年01月18日 Posted by matterhorn2 at 20:49Comments(0)オートルート(makusta版)

    ラック・プラン小屋周辺(2) ~バルム峠へ~

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     
     ラック・ブランから、いよいよオートルートを歩き、遥か先のツェルマットへ向けて出発する。
     ラック・ブランからル・ツール(Le Tour)までは、赤い針峰群の山腹を横切るルートをお勧めする。この道は、ツール・デュ・モンブラン(TMB)ではメイン・コースであるが、オートルートではバリエーション・コースである。でも、シャモニからル・ツールへ、ガイドブックの通り谷底を歩くのはつまらないのに対し、この道はモンブラン山群をずっと右手に眺めながらの快適な散歩道である。
     これまでモンブラン山群は、主峰モンブランからヴェルテ針峰まで紹介したが、更に左手には、シャルドネ針峰(Aig. du Chardonet, 3824m)と、ツール針峰(Aig. du Tour, 3529m)が続いている。





    <山腹道からのモンブラン山群>


     振り返ると、白く輝くモンブラン山群と、その深い谷底にシャモニの街並みが良く見える。
     赤い針峰の横腹を巡るこの道は、標高2000mとモンブラン山群を眺めるにとても好都合。





    <山腹道からのツール針峰とシャルドネ針峰>


     早朝のツール針峰とシャルドネ針峰は、完全な逆光になる。午後遅くなると、良い光線になるのですが、今度は雲が湧く。やはり、この付近からモンブラン山群の良い写真を撮るチャンスは少ないです。
      


  • 2013年01月17日 Posted by matterhorn2 at 14:26Comments(0)オートルート(Haute Route)

    ラック・プラン小屋周辺(2) ~バルム峠へ~

     ラック・ブランから、いよいよオートルートを歩き、遥か先のツェルマットへ向けて出発する。
     ラック・ブランからル・ツール(Le Tour)までは、赤い針峰群の山腹を横切るルートをお勧めする。この道は、ツール・デュ・モンブラン(TMB)ではメイン・コースであるが、オートルートではバリエーション・コースである。でも、シャモニからル・ツールへ、ガイドブックの通り谷底を歩くのはつまらないのに対し、この道はモンブラン山群をずっと右手に眺めながらの快適な散歩道である。
     これまでモンブラン山群は、主峰モンブランからヴェルテ針峰まで紹介したが、更に左手には、シャルドネ針峰(Aig. du Chardonet, 3824m)と、ツール針峰(Aig. du Tour, 3529m)が続いている。





    <山腹道からのモンブラン山群>


     振り返ると、白く輝くモンブラン山群と、その深い谷底にシャモニの街並みが良く見える。
     赤い針峰の横腹を巡るこの道は、標高2000mとモンブラン山群を眺めるにとても好都合。





    <山腹道からのツール針峰とシャルドネ針峰>


     早朝のツール針峰とシャルドネ針峰は、完全な逆光になる。午後遅くなると、良い光線になるのですが、今度は雲が湧く。やはり、この付近からモンブラン山群の良い写真を撮るチャンスは少ないです。
      


  • 2013年01月17日 Posted by matterhorn2 at 14:26Comments(0)オートルート(makusta版)

    ラック・プラン小屋周辺(1)

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     


    <アルぺン・ロゼの群落とメール氷河>


     7月中旬ごろ訪れると、標高2000m以上にある高所のアルプは、一面花々で覆われているのだが、下旬を過ぎると、あちらこちらで放牧された牛に食べられてゆく。
     1998年には、比較的気早い時期に訪れることができた。このとき、ラック・ブランの登山口のフレジェール(Fregere)から小屋の間には、アルプス3大名花の1つである、アルペンローゼの群落が多く見られた。写真はその1つで、背後にメール氷河(Mer de Glace)が見えている。
     アルペンローゼは、よく見ると、低木でツツジの仲間、それもシャクナゲに近い。1つの花の大きさは2cm程度と小さい。でも、寄り添って集まると赤い絨毯に見える。





    <シェズリー湖からのモンブラン山群>


     ラック・ブラン小屋から、北西方向に約150m下ったところに、シェズリー湖(Lacs des Cheserys)がある。小さな湖が5つほどあるのだが、その1つがモンブラン山群を眺めるのに非常に良い場所となっている。 ラック・ブランからモンブラン山群を眺めるとき、湖岸の古い建物が邪魔になるのだが、このシェズリー湖の場合は邪魔ものは何もない。写真は、午前8時ごろ撮影したもので、湖面にモンブラン山群が投影していた。  


  • 2013年01月17日 Posted by matterhorn2 at 11:05Comments(0)オートルート(Haute Route)

    ラック・プラン小屋周辺(1)



    <アルぺン・ロゼの群落とメール氷河>


     7月中旬ごろ訪れると、標高2000m以上にある高所のアルプは、一面花々で覆われているのだが、下旬を過ぎると、あちらこちらで放牧された牛に食べられてゆく。
     1998年には、比較的気早い時期に訪れることができた。このとき、ラック・ブランの登山口のフレジェール(Fregere)から小屋の間には、アルプス3大名花の1つである、アルペンローゼの群落が多く見られた。写真はその1つで、背後にメール氷河(Mer de Glace)が見えている。
     アルペンローゼは、よく見ると、低木でツツジの仲間、それもシャクナゲに近い。1つの花の大きさは2cm程度と小さい。でも、寄り添って集まると赤い絨毯に見える。





    <シェズリー湖からのモンブラン山群>


     ラック・ブラン小屋から、北西方向に約150m下ったところに、シェズリー湖(Lacs des Cheserys)がある。小さな湖が5つほどあるのだが、その1つがモンブラン山群を眺めるのに非常に良い場所となっている。 ラック・ブランからモンブラン山群を眺めるとき、湖岸の古い建物が邪魔になるのだが、このシェズリー湖の場合は邪魔ものは何もない。写真は、午前8時ごろ撮影したもので、湖面にモンブラン山群が投影していた。  


  • 2013年01月17日 Posted by matterhorn2 at 11:05Comments(0)オートルート(makusta版)

    ラック・プラン小屋(3) ~日中~

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     



    <ラック・ブランからのモンブラン>


     小屋から、シャモニに帰る人を前景に入れ、モンブランを撮影した。
     頂上から流れ下り、最も長く見える氷河が、ボゾン氷河。さらに、頂上の左手に、ロープウェイで行ける、ミディ針峰(Aiguille du MIdi)の展望台も見える。この展望台の標高は、なんと3842mと富士山よりも高い。ここからは、さらにブランシュ谷(Vallee Blanche)の大氷河上をゴンドラで渡って、イタリア側に下ることもできる。






    <エメラルド・グリーンに輝くラック・ブラン湖>


     日中のラック・ブラン湖は、太陽光線を受けてエメラルド・グリーンに輝く。
     ここは、ロープェイやリフトを使用することで手軽に来ることができる(1.5~2h程度)ため、日中はとても多くの人が訪れる。でも、午後4時ごろを過ぎると、日帰りの人はほぼ帰り、小屋に泊る人だけの世界になる。






    <ラック・ブラン小屋のメニュー看板>


     小屋の前に建てかけられた各種メニューの看板。日中は、飲み物や軽食のサービスもしている。無論、仏語でしか書いていないが、よ~く見ると、1泊2食 45ユーロとなっている(2004年当時)のがわかります。
     小屋は、1Fが食堂と厨房に、B1Fがシャワー、トイレ、靴・ザック置き場で、2Fがドミトリーのベットルームになっている。ここは、私設の小屋(CAF:仏山学会ではないということ)であり、30人収容可能。日本の山小屋と違い、定員以上入れることはなく、とても快適なベットで迎えてくれる。さらに、食事は3コースである。これで、日本円で5000円程度なのです。
     なお、唯一の難点は、夕食の食事の時間がとても長いこと! 大抵19時スタートで、混んでいると20:30ごろにまでかかる。夏の日没が21時ごろなので、デザートのころには、夕焼け撮影が心配で、いつも落ち着かなくなってしまいます。

      


  • 2013年01月14日 Posted by matterhorn2 at 22:05Comments(0)オートルート(Haute Route)

    ラック・プラン小屋(3) ~日中~




    <ラック・ブランからのモンブラン>

     小屋から、シャモニに帰る人を前景に入れ、モンブランを撮影した。
     頂上から流れ下り、最も長く見える氷河が、ボゾン氷河。さらに、頂上の左手に、ロープウェイで行ける、ミディ針峰(Aiguille du MIdi)の展望台も見える。この展望台の標高は、なんと3842mと富士山よりも高い。ここからは、さらにブランシュ谷(Vallee Blanche)の大氷河上をゴンドラで渡って、イタリア側に下ることもできる。






    <エメラルド・グリーンに輝くラック・ブラン湖>

     日中のラック・ブラン湖は、太陽光線を受けてエメラルド・グリーンに輝く。
     ここは、ロープェイやリフトを使用することで手軽に来ることができる(1.5~2h程度)ため、日中はとても多くの人が訪れる。でも、午後4時ごろを過ぎると、日帰りの人はほぼ帰り、小屋に泊る人だけの世界になる。






    <ラック・ブラン小屋のメニュー看板>

     小屋の前に建てかけられた各種メニューの看板。日中は、飲み物や軽食のサービスもしている。無論、仏語でしか書いていないが、よ~く見ると、1泊2食 45ユーロとなっている(2004年当時)のがわかります。
     小屋は、1Fが食堂と厨房に、B1Fがシャワー、トイレ、靴・ザック置き場で、2Fがドミトリーのベットルームになっている。ここは、私設の小屋(CAF:仏山学会ではないということ)であり、30人収容可能。日本の山小屋と違い、定員以上入れることはなく、とても快適なベットで迎えてくれる。さらに、食事は3コースである。これで、日本円で5000円程度なのです。
     なお、唯一の難点は、夕食の食事の時間がとても長いこと! 大抵19時スタートで、混んでいると20:30ごろにまでかかる。夏の日没が21時ごろなので、デザートのころには、夕焼け撮影が心配で、いつも落ち着かなくなってしまいます。

      


  • 2013年01月14日 Posted by matterhorn2 at 22:05Comments(0)オートルート(makusta版)

    ラック・プラン小屋(2) ~早朝~

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     

    <モンブランの夜明け>


     早朝、最も標高の高いモンブラン山頂から輝きだす。
     写真は、日の出後10分ぐらい経ち、日の当たる面積が少し増えたところで撮影。



    <投影するグランド・ジョラス>


     しばらくすると、グランド・ジョラスにも日が差し始め、ラック・ブラン湖に投影した。



    <投影するモンブラン山群>


     日の出後30分程度たったところで撮影したモンブラン山群。
     好天時の早朝は、高確率でこれを眺めることができる。
     太陽は、モンブラン山群の左手裏から登るため、早朝は影が多い。
     これら早朝の写真は1998年に撮影したものです。

      


  • 2013年01月12日 Posted by matterhorn2 at 14:45Comments(0)オートルート(Haute Route)

    ラック・プラン小屋(2) ~早朝~


    <モンブランの夜明け>


     早朝、最も標高の高いモンブラン山頂から輝きだす。
     写真は、日の出後10分ぐらい経ち、日の当たる面積が少し増えたところで撮影。



    <投影するグランド・ジョラス>


     しばらくすると、グランド・ジョラスにも日が差し始め、ラック・ブラン湖に投影した。



    <投影するモンブラン山群>


     日の出後30分程度たったところで撮影したモンブラン山群。
     好天時の早朝は、高確率でこれを眺めることができる。
     太陽は、モンブラン山群の左手裏から登るため、早朝は影が多い。
     これら早朝の写真は1998年に撮影したものです。

      


  • 2013年01月12日 Posted by matterhorn2 at 14:45Comments(0)オートルート(makusta版)

    モンブラン山群最強の展望地 ラック・プラン小屋(1)

                                       オートルート:フランス シャモニ谷

     

    <ラック・ブランに投影するモンブラン山群>


     ラック・ブラン(Lac Blanc, 2352m)、直訳すると白い湖。風が無ければ、この湖面に、モンブラン山群が投影し、最高の眺めを堪能できます。ここは、モンブラン山群から北西に位置するため、光線的には朝日よりも夕日が断然良いのですが、夏場の午後、そして夕焼け時に好天に恵まれる確率は低く、更に無風に出会うとなると。。。 これは、午後6時ごろ撮影したもので、4度目の訪問でようやく幸運に恵まれたものです。
     
     写真のモンブラン山群は、左からヴェルテ針峰(Aiguille Verte, 4121m)、グランド・ジョラス(Grandes Jorasses, 4208m)、シャモニ針峰群(Aiguilles de Chamonix)、そしてモンブラン(Mont Blanc, 4807m)です。



    <ラック・ブラン小屋とヴェルテ針峰>


    ラック・ブラン小屋は、まさにラック・ブラン湖の脇に立っています。ここは、遮るものが何もなく、最高の撮影ポイントです。



    <ラック・ブラン小屋と赤い針峰群>


     モンブラン山群の反対側の展望です。小屋の裏手の山々は、赤い針峰群(Aiguilles Rouges)と呼ばれています。
     

     以下に、ラック・ブランの場所を示します。



      


  • 2013年01月11日 Posted by matterhorn2 at 23:59Comments(0)オートルート(Haute Route)

    モンブラン山群最強の展望地 ラック・プラン小屋(1)


    <ラック・ブランに投影するモンブラン山群>


     ラック・ブラン(Lac Blanc, 2352m)、直訳すると白い湖。風が無ければ、この湖面に、モンブラン山群が投影し、最高の眺めを堪能できます。ここは、モンブラン山群から北西に位置するため、光線的には朝日よりも夕日が断然良いのですが、夏場の午後、そして夕焼け時に好天に恵まれる確率は低く、更に無風に出会うとなると。。。 これは、午後6時ごろ撮影したもので、4度目の訪問でようやく幸運に恵まれたものです。
     
     写真のモンブラン山群は、左からヴェルテ針峰(Aiguille Verte, 4121m)、グランド・ジョラス(Grandes Jorasses, 4208m)、シャモニ針峰群(Aiguilles de Chamonix)、そしてモンブラン(Mont Blanc, 4807m)です。



    <ラック・ブラン小屋とヴェルテ針峰>


    ラック・ブラン小屋は、まさにラック・ブラン湖の脇に立っています。ここは、遮るものが何もなく、最高の撮影ポイントです。



    <ラック・ブラン小屋と赤い針峰群>


     モンブラン山群の反対側の展望です。小屋の裏手の山々は、赤い針峰群(Aiguilles Rouges)と呼ばれています。
     

     以下に、ラック・ブランの場所を示します。



        


  • 2013年01月11日 Posted by matterhorn2 at 23:59Comments(0)オートルート(makusta版)