探求の逆さマッターホルン ステリ湖
マッターホルン: ツェルマット フルーエアルプ
ツェルマットの町中からのマッターホルン展望に続いて、有名な展望台他からの様子を紹介します。
個人的には、マッターホルンが最もかっこよく見えるのが、フルーエアルプ(Fluealp)だと思ってます。 ツェルマットが下から見上げるのに対して、フルーエアルプは標高2500mと、適度な高さがあるからです。 特に、フルーエアルプにある小さな湖、ステリゼー(ステリ湖, Stellisee)は、マッターホルンを最高に演出してくれます。
なので、フルーエアルプ ステリゼーからのマッターホルンを詳しく紹介しましょう。
<夕焼けに染まるマッターホルン:ステリゼー>
97年に始めてフルーアルプ小屋(Berghaus Fluhalp, 2618m)を訪れたとき、夕食後にステリゼー(Stellisee, 2537m)に向かいました。 なお、小屋とは約1kmも離れています。
この日の夕方は雲が多くあまり良い夕焼けを望めなかったのですが、日没後にドラマが訪れたのです。 マッターホルン周囲の雲が徐々に色付き始め、真っ赤になりました。 風もほとんどなく、ステリゼーの湖面も静かで、鏡のようになっていました。 赤い雲を背に逆さマッターホルンを見ることができ、とても幸運に恵まれまたと思います。 最高の気分でした。
<朝焼けマッターホルン:フルーエアルプ>
翌朝は快晴でマッターホルンの朝焼けが見られました。 この日は、ツェルマットの谷間が雲海で覆われ、夜明け前はステリゼーが雲海の中に埋まっていました。 このため、始めは小屋の近くで撮影しました。
<早朝の逆さマッターホルン:ステリゼー>
マッターホルンの朝焼けの色付きがなくなるころ、気づくとステリゼーが雲海から顔を出していました。 雲海が徐々に下がっていたのです。 そこで、あわててステリゼーに走って行って撮ったのがこの写真です。 昨晩同様風もなく、マッターホルンが湖面に完璧に投影していました。
なお、このブログの最初の投稿写真と同じ構図ですが、少し時間が早いので、雲海の量が多くなっています。
<早朝のマッターホルン>
時間と共に、谷間の雲海がさらに下がって、マッターホルンが全容を現してくれました。 ただし、雲海が無くなるとちょっと平凡になってしまいます。 でも、贅沢な悩みかもしれませんね。 始めての訪問でこれらを見ることができ、病みつきになってしまいました。
360°の極上展望 ゴルナーグラット
日本人の多い山岳ホテル ゴルナーグラット
花畑に覆われたシェーンビュール小屋への道
4000m峰に囲まれた奥座敷 シェーンビュール小屋
逆さマッターホルン再び ステリ湖
マッターホルンと幻日に出会う フルーエアルプ
日本人の多い山岳ホテル ゴルナーグラット
花畑に覆われたシェーンビュール小屋への道
4000m峰に囲まれた奥座敷 シェーンビュール小屋
逆さマッターホルン再び ステリ湖
マッターホルンと幻日に出会う フルーエアルプ