TMB: あまりにきれいなボナッティ小屋へ
ツール・デュ・モンブラン(TMB): イタリア フェレ谷
2度目のビエーユ小屋訪問時、これから行くフェレ谷(Val Ferret)の新しいパンフを見たら、モンブラン山群の対岸に山小屋の印がありました。 自分が持っていた地図には記載されていなかったので、ビエーユ小屋のご主人に聞くと、新設されたボナッティ小屋(Refugio W. Bonatti、2022m)とのことでした。 展望が良さそうなので、早速予約してもらいました。
<ボナッティ小屋とモンブラン山群>
これは、小屋前のテラスで寛いでいる人達を入れて、ボナッティ小屋とモンブラン山群を撮ったものです。
ボナッティ小屋は98年に新設されたもので、行ってみるとその建物の新しさだけでなく、設備がとても素晴らしのです。 ベットルームでは、ベットが個別に良く分離されていて、各々荷物の収納場所と共に極めて余裕のある部屋で、とてもゆったりしてました。 長期滞在してみたくなりました。 小屋からは、イタリア側からのモンブラン山群のパノラマが目前に迫ります。
<アルプの中に建つボナッティ小屋>
ここへは、谷底のレ・ヴァシャから約400mほど急峻な道を登って来るのが最短コースなのです。 でも、この道はすごく急峻で、かなり喘ぐことになります。 アルプスでは良くあることですが、標高2000mぐらいに上がると、急峻なU字谷の上のテラスのような地形に出ます。 ここには夏場の放牧地であるアルプが広がり、展望がとても良くなります。 小屋は、そうしたアルプの中に建っています。
<早朝のモンブランの輝き>
ビエーユ小屋からは南壁の岩稜が邪魔で見えなかったモンブラン山頂が、ここからだととても良く見えます。 早朝、最も高いモンブラン山頂から日が差し始めます。 広々としたモンブラン山群の中で、ポツンと輝き始めます。 それが、時間と共に少しずつ広がって行くのです。 これをじっとが眺めているだけでたまりませんね。
<グランド・ジョラスが正面に見えるはずが?>
小屋から目前に見える、モンブラン山群の様子です。 地図上では、有名なグランド・ジョラスが真正面に見えるはずなのですが、前山の岩山(左手の高峰)が邪魔をして見えません。 残念。。。
トゥール・デュ・モンブランの新しい日本語ガイドブックです
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2013年06月07日 Posted bymatterhorn2 at 16:47 │Comments(2) │Tour du Mont-Blanc (TMB)
この記事へのコメント
グランド・ジョラスが正面に見えるはずが?
南面からのジョラスですから、よく紹介される
北壁側とは違います。
右側の高いのがウォーカー・ピークでしょう。
Posted by たけちゃん at 2014年06月10日 12:46
ご指摘ありがとうございます。
昨年の再訪時、以前の勘違いに気付きましたが、直していないです。
なお、最高峰は左で、右端はレスクー針峰です。ウォーカーピーク南側にはちょうど針峰群が重って見え、早朝の斜光線で立体的にならないと分かりにくいです。
Posted by matterhorn at 2014年06月10日 22:30