たまりば

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第3の線路から給電されるモンブラン・エクスプレス

未だに続く悪天。。。
ついに、シャモニから抜け出し、モンウランをトンネルで抜け、
イタリアのアオスタに来ています。
山々はあまり見えないのだけど、多少こちらの方が天気良いです。

山に行けないので、別の記事を。。。

数ある登山電車の中で、スイスのマルティニーと、フランスのシャモニを結ぶ登山鉄道、Mont-Blanc Expressは、ご存知の方も多いと思うけど、架線からではなく、線路脇に作られた、第3の線路から給電されてます。なので、決して線路内には入ってはいけないのです。でないと、感電の危険が!海外では、ホームの高さが50㎝あるかないか、そして何の囲いもないので、簡単に線路に入れてしまう。

また、マルティニーとシャモニ間は、国境を超えることもあり、国境でスイス側とフランス側でわざわざ電車を乗り換える必要があるのです。一昨年までは、スイスのシャトラール・フロンティエ(シャトラール国境)駅での乗り換えだった。ところが、昨年の大工事(修復?)後、乗り換え駅が、国境から1駅仏側に入った、ヴァロシーヌ(Varocine)に変わっていた。要注意です。
ところで、この鉄道の給電用、第3の線路とは???


第3の線路から給電されるモンブラン・エクスプレス

<新たな乗換駅のヴァロシーヌと、3本の線路>

ヴァロシーヌ駅付近を散策すると、直ぐ近くに踏切があった。
そこで、じっくり線路を眺めると、確かに3本ある。
通常の2本の線路の脇に、もう1本。
囲いのある線路が、高圧給電線。
本当に触れそうな距離にあるのです。


第3の線路から給電されるモンブラン・エクスプレス

<踏切での線路内立ち入り禁止マーク>

踏切等、駅付近には、警告の黄色い看板がやたら目につきます。
おそらく、豪雪か雪崩の影響を考え、
架線給電方式を止めたのであろうと勝手に思ってるのですが。。。


第3の線路から給電されるモンブラン・エクスプレス

<ヴァロシーヌ駅にやってくる仏側車両>

旅客数の少ない時期、たった3両でやってくる。
でも、中央にはちゃんとパノラマ車両がある。
まあ、トレードマークなのかもしれない。
でも、天気が悪いと何の意味もないですね。。。



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    2014年07月12日 Posted bymatterhorn2 at 23:21 │Comments(0)2014 ヨーロッパアルプス

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