たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

TMB: ラックブランへの最後の登り、モンブラン映るシュズリー湖を経て

TMBも、ついにラック・ブラン小屋への最後の登りを残すのみとなってしまった。
約170km、積算標高差は1万m、一気に歩いても2週間はかかるのだけど、
今回はバリエーションルートを含めたので、約1ヶ月もかかってしまった。
ちょっと、名残惜しい。。。

さて、モンテ峠からラック・ブラン小屋に行くには、
実は2つの道がある。結局シュズリー湖手前で合流するのだけど、
1つは、モンテ峠から急坂を一気に登り、
赤い針峰群の中腹行くトラバース道に出るもの、
(一端トラバース道に上がったら、後はなだらか)
もう1つは、トレ・ル・シャン経由で、
だらだらと長い上り坂を登り、梯子などの架かる岩場を越えて行くものである。
後者が公式ルートになっているのだけど、
長ーい登りで飽きてしまう。
前者は始めがしんどいけど、後が楽。
展望の点からも、さっさとトラバース道に出る前者がいいと思う。


では、最後の道のりを紹介しよう。



<ゴール直前、シュズリー湖で出迎えてくれるモンブラン>

赤い針峰群山腹のトラバース道の途中、ラック・ブラン小屋に着く直前、
シュズリー湖(Lacs des Cheserys)という小さな湖がある。
これも、ラック・ブラン湖同様、湖面にモンブラン山群を映してくれる素敵な湖だ。
これは、ラックブラン小屋に泊った翌朝撮ったもの。
早朝でないと、風で湖面が揺れて鏡になりにくいのです。



<モンテ峠からの登山口>

ここが、モンテ峠の登山口。
ここには、赤い針峰群の公園管理事務所のような建物がある。
実は、赤い針峰群の北側一帯は、自然公園に指定されていている。
なので、アイベックス(シュタインボック)や
シャモアなどの動物たちに良く出会えるのです。
登山道は、建物の裏手の岩壁をジグザグに登っていきます。



<赤い針峰群のトラバース道を行く>

辛い急登を登り終えると、赤い針峰群山腹のトラバース道に入る。
ここからは、素晴らしいモンブラン山群の展望を見ながら、
しばらく快適な歩きが続くのです。



<シュズリー湖を越えて>

シュズリー湖でのモンブランを見終えたら、
後はラックブランへの最後の登り。
途中から振り返ると、シュズリー湖が見降ろせました。  


  • 2014年05月20日 Posted by matterhorn2 at 09:30Comments(0)2013 TMB完結編