最後の道のりを終着地ツェルマットへ
オートルート: スイス マッター谷
ついに最後の道のりを終着地ツェルマット(Zermatt)へ向います。
あいにく天気が悪く、周囲の展望はありませんでしたが、急峻な山腹につけられたヨーロッパ道(ヨーロッパウェグ、Europaweg)をもくもくと歩きました。
<ターシュアルプの山小屋>
途中、ツェルマットから8~9km手前で、ターシュアルプ(Taschalp, 2214m)を通過します。 ここへは、谷底のターシュ(Tasch, 1450m)から、通常の車で来ることができるようです。 ツェルマット内では電気自動車のみですが。。。
ターシュアルプには1軒の山小屋、ターシュアルプヒュッテ(Taschalphutte)があります。 ここからは、対岸真正面にワイズホルンが見えるはずですが、今日は何も見えません。
またここから、山側の谷を遡ってゆくと、ターシュヒュッテ(Taschhutte, 2701m)にたどり着きます。 今回は、寄り道はなしです。
<ヤナギランが咲き乱れるターシュアルプ>
ターシュアルプ(Taschalp, 2214m)には、ヤナギランが咲き乱れていました。 時折ガスに覆われ、幻想的でしたね。 たまには、悪天もいいものです。
<落石避けがついた登山道>
ヨーロッパウェグの急峻さから、途中の土砂崩壊地帯で、写真のような落石防止フェンスが頭上に作られた道を通ります。 これがかはりの長さ(数百m)で、少々驚きます。
<急峻な山腹につくヨーロッパ道>
ヨーロッパ道の急峻さが伺えるスナップです。 時折、ロープ柵がつけられていました。
<煙る終着地ツェルマット>
ほぼ終着地ツェルマット到着です。 ここは、ツェルマットからケーブルカーで登れる、スネガ(Sunnegga, 2280m)から約1kmほど手前のTufterenというところです。 本来のルートは、ツェルマット(1615m)まで、ここから一気に歩いて降りるのですが、やはりケーブルカーの誘惑に勝てません。 ほぼ水平な道を、スネガに向かい、オートルート終了です。
次回は、最後にツェルマットの様子を、マッターホルンを中心に紹介しましょう。
オートルート終了 スネガからのマッターホルン
オートルート最後の小屋 ヨーロッパ小屋
その名もヨーロッパ道を行く(2)
その名もヨーロッパ道を行く(1)
宿が1つの村、グルーベンへ
峠を越えて独語圏トゥルトマン谷へ
オートルート最後の小屋 ヨーロッパ小屋
その名もヨーロッパ道を行く(2)
その名もヨーロッパ道を行く(1)
宿が1つの村、グルーベンへ
峠を越えて独語圏トゥルトマン谷へ