TDC: ナポレオンも利用したグラン・サン・ベルナール峠
ナポレオンも利用したグラン・サン・ベルナール峠
Col du Grand St. Bernard、2469m
現地パンフ上のTDCは、
スイスのブ-ル・サン・ピエール(Bourr St. Pierre, 1689m)から
始めることになってますが、
ここでは、やはりグラン・サン・ベルナール峠から開始します。
グラン・サン・ベルナール峠は、
スイスのマルティニー(Martygny)と
イタリアのアオスタ(Aosta)間を結ぶ国境の峠で、
標高2469m。
ここは歴史的にも古い峠で、紀元前から使われ、
アルプス越えが難所となっていたようです。
当初は、遭難者が多かったそうですが、
聖ベルナールが1050年にホスピスを建て、
行き交う人々を助けたそうです。
この救助に使われた犬が、
ハイジにも出てくる(ヨーゼフのこと)、
ココが発祥の有名なセント・バーナード犬。
首にかけた小さな樽にはお酒を入れて、
人々の救助に当たったそうです。
また、1800年台には、ナポレオンがイタリア遠征時に、
ここを通ったことでも有名ですね。
さて現在の峠には、大きな池があり、
スイス側には、当時のホスピスとホテルや売店が、
イタリア側にはホテルと共に巨大なベルナール像が建っています。
特にイタリア側の出店に並ぶ、
セント・バーナード犬のぬいぐるみがかわいらしい。
スイス側から見たイタリア側グラン・サン・ベルナール峠の全貌。
写真は2002の8月上旬撮影のもの。
湖畔には花が咲き乱れているが、
今も咲いていて何も変わっていません。
ただ週末ともなると、湖畔は釣り人で埋まり、
静けさが失われてしまうのが。。。
マルティニーからここへ来るバスは、通常の黄色いポストバスではなく、
セント・バーナード犬が描かれた赤と白の車体だ。
また背後の白い建物のうち、左側がホスピスで、
内部に協会もある。
峠へは、夏期の期間、マルティニー、アオスタからバスで行くことができますが、
日に3本程度。
また、朝夕に別途、峠の下にあるグラン・サン・ベルナール・トンネルを通り、
直接マルティニー、アオスタ間を行き来するバスがあるが、
これは峠まで行かないので注意が必要。
池の対岸に見えている白い建物が、ホスピスです。
池の中に、十字架があり、とても印象的な雰囲気になってます。
スイス、イタリア側ホテルには売店があるのだけど、
イタリア側には露天商も並ぶ。
棚には、沢山の可愛らしいセント・バーナード犬が。。。
10年前は、国境の検問で、ちゃんと仕事をしている人を見かけたが、今回は人の姿が見られなかった。
まだ、検問しているのかな?
上の写真は、10年前の検問の様子です。
無論、当時から歩く人はフリーだったけど。。。
Col du Grand St. Bernard、2469m
現地パンフ上のTDCは、
スイスのブ-ル・サン・ピエール(Bourr St. Pierre, 1689m)から
始めることになってますが、
ここでは、やはりグラン・サン・ベルナール峠から開始します。
グラン・サン・ベルナール峠は、
スイスのマルティニー(Martygny)と
イタリアのアオスタ(Aosta)間を結ぶ国境の峠で、
標高2469m。
ここは歴史的にも古い峠で、紀元前から使われ、
アルプス越えが難所となっていたようです。
当初は、遭難者が多かったそうですが、
聖ベルナールが1050年にホスピスを建て、
行き交う人々を助けたそうです。
この救助に使われた犬が、
ハイジにも出てくる(ヨーゼフのこと)、
ココが発祥の有名なセント・バーナード犬。
首にかけた小さな樽にはお酒を入れて、
人々の救助に当たったそうです。
また、1800年台には、ナポレオンがイタリア遠征時に、
ここを通ったことでも有名ですね。
さて現在の峠には、大きな池があり、
スイス側には、当時のホスピスとホテルや売店が、
イタリア側にはホテルと共に巨大なベルナール像が建っています。
特にイタリア側の出店に並ぶ、
セント・バーナード犬のぬいぐるみがかわいらしい。
<盛夏のグラン・サン・ベルナール峠>
スイス側から見たイタリア側グラン・サン・ベルナール峠の全貌。
写真は2002の8月上旬撮影のもの。
湖畔には花が咲き乱れているが、
今も咲いていて何も変わっていません。
ただ週末ともなると、湖畔は釣り人で埋まり、
静けさが失われてしまうのが。。。
<スイス側ホスピスとバス>
マルティニーからここへ来るバスは、通常の黄色いポストバスではなく、
セント・バーナード犬が描かれた赤と白の車体だ。
また背後の白い建物のうち、左側がホスピスで、
内部に協会もある。
峠へは、夏期の期間、マルティニー、アオスタからバスで行くことができますが、
日に3本程度。
また、朝夕に別途、峠の下にあるグラン・サン・ベルナール・トンネルを通り、
直接マルティニー、アオスタ間を行き来するバスがあるが、
これは峠まで行かないので注意が必要。
<イタリア側から振り返ったみたグラン・サン・ベルナール峠>
池の対岸に見えている白い建物が、ホスピスです。
池の中に、十字架があり、とても印象的な雰囲気になってます。
<店先に並ぶセント・バーナード犬>
スイス、イタリア側ホテルには売店があるのだけど、
イタリア側には露天商も並ぶ。
棚には、沢山の可愛らしいセント・バーナード犬が。。。
<峠の国境にある検問の様子>
10年前は、国境の検問で、ちゃんと仕事をしている人を見かけたが、今回は人の姿が見られなかった。
まだ、検問しているのかな?
上の写真は、10年前の検問の様子です。
無論、当時から歩く人はフリーだったけど。。。
TDC: スイス・イタリア国境のデュラン峠越え
TDC: バーニュ谷最奥のかわいいシャンリオン小屋
TDC: グラン・コンバン東壁を写す最高の湖
TDC: のどかなマウボアザン湖畔を行く
TDC: 貴重なエーデルワイス咲くマウボアザンにて
TDC: 岩だらけの峠を越えて、マウボアザンのダム湖へ
TDC: バーニュ谷最奥のかわいいシャンリオン小屋
TDC: グラン・コンバン東壁を写す最高の湖
TDC: のどかなマウボアザン湖畔を行く
TDC: 貴重なエーデルワイス咲くマウボアザンにて
TDC: 岩だらけの峠を越えて、マウボアザンのダム湖へ