一期一会の風景に魅せられて　山写真ブログ

スイス･フェレ谷の奥座敷、
長閑なフェレ村（Ferret, 1705m）を紹介しよう。

スイス･フェレ谷の最も奥に、
フェレ村（Ferret）村とフーリー村（La Fouly）がある。
フーリー村が断然大きくて便利であるけど、
山々の眺めは、ややフェレ村の方がいいと思う。
標高が少し高く、谷が開けているからだ。
フーリー村は谷底深過ぎるのだ。
なので、過ごすならフェレ村をお勧めしたいと思う。




峠から下って行くと、
いきなり開けた駐車場もある川底の広場に出る。

すると、何とここで日長のんびり過ごしている老夫婦に出会った。
車の脇に、テーブルと椅子を出して、
モンブラン山群の北東端、
ノワール針峰等の山々を眺めていた。
一日中、こうして過ごすのだろう。。。
時がたつのを忘れたかのように。
素晴らしい時間の使い方だ。




小さなフェレ村。
峠から下って行くと、民家が増え、バス停も現れる。
でも100mも行くと、小さな教会が現れて、
すぐに村外れになってしまう。




フェレ村には、たった１つホテルがある。
このホテル前には小さな庭があり、オープンレストランになっている。
ここで、またビールを飲みながらのんびり過ごした。

庭からは、モンブラン山群の北東端、
ノワール針峰が見えていた。
でも、落差があり過ぎて、見上げていると首が痛い。