TMR:タンポポ咲く深い氷河圏谷をアヤス谷へ
チーメ・ビアンケ峠(2982m)を越えて
次のアヤス谷側に入ると、空気は一変する。
谷底のサン・ジャック(Saint-Jacques, 1745m)まで、
ほぼ真っ直ぐのなだらかな緑一面の斜面が続くからだ。
でも、標高差は1200m以上で、とても長い。
もし、テオデューロ峠から一気下ると約1700mにもなり、
さらにとんでもなく長くなる。
私のように膝に不安のある人は、
やはりチェルビニアで一泊し、
無理をしない方がいいだろう。
この下り道は、ずっとアルプの中で見晴らしが良く、
途中索道がほとんどないのがいい。
なので、素朴な雰囲気を味わえる。
でも下り始めると、谷深過ぎて、
左脇にあるはずの高峰群は、
前山の影になって見えなくなるのが残念、
ただひたすら、
遠方に見える谷底を目指して下って行くだけになる。
でも、谷は変化に富んでいる。
こちらの谷は、もちろん氷河が作った圏谷。
特徴的なのは、谷筋に沿って大きな段丘のような地形が繰り返し現れること。
1つ1つの谷はU字谷、谷底は極めて平らで広い、
でもその末端は急傾斜で次のU字谷底へとつながって行く。
おそらく、昔この急斜面には氷曝ができていたのだろうと思う。
アヤス谷に着くまでに、ほぼ4つの段級を通り過ぎる。
各々平らに広がるアルプの中で、常に広々とした長閑な雰囲気に包まれる。
花々は、特にこの平坦部に多く、ワタスゲなどの湿地植物も見かけられる。
次のアヤス谷側に入ると、空気は一変する。
谷底のサン・ジャック(Saint-Jacques, 1745m)まで、
ほぼ真っ直ぐのなだらかな緑一面の斜面が続くからだ。
でも、標高差は1200m以上で、とても長い。
もし、テオデューロ峠から一気下ると約1700mにもなり、
さらにとんでもなく長くなる。
私のように膝に不安のある人は、
やはりチェルビニアで一泊し、
無理をしない方がいいだろう。
タンポポの花で埋まるアルプ
この下り道は、ずっとアルプの中で見晴らしが良く、
途中索道がほとんどないのがいい。
なので、素朴な雰囲気を味わえる。
でも下り始めると、谷深過ぎて、
左脇にあるはずの高峰群は、
前山の影になって見えなくなるのが残念、
ただひたすら、
遠方に見える谷底を目指して下って行くだけになる。
2つ目のU字谷から3つ目を見下ろす
でも、谷は変化に富んでいる。
こちらの谷は、もちろん氷河が作った圏谷。
特徴的なのは、谷筋に沿って大きな段丘のような地形が繰り返し現れること。
1つ1つの谷はU字谷、谷底は極めて平らで広い、
でもその末端は急傾斜で次のU字谷底へとつながって行く。
おそらく、昔この急斜面には氷曝ができていたのだろうと思う。
アヤス谷に着くまでに、ほぼ4つの段級を通り過ぎる。
各々平らに広がるアルプの中で、常に広々とした長閑な雰囲気に包まれる。
花々は、特にこの平坦部に多く、ワタスゲなどの湿地植物も見かけられる。
4つ目の平らなアルプ 谷奥には民家も現れた
TMR: スイス・サ-ス・フェーの展望台巡り(3) レンクフルーで氷河鑑賞
TMR:スイス サース・フェーからの寄り道ハイキング
TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(2) 雲海に浮かぶ
TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(1)
TMR:スイス/サース・フェー 滞在では索道も無料に
TMR: スイスのサ-ス・フェー 街からの4000m峰をぐるっと
TMR:スイス サース・フェーからの寄り道ハイキング
TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(2) 雲海に浮かぶ
TMR:スイス・サース・フェーの展望台巡り(1)
TMR:スイス/サース・フェー 滞在では索道も無料に
TMR: スイスのサ-ス・フェー 街からの4000m峰をぐるっと